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たのしみながら、人生を変えていく。

今、自分が立っている場所でやれることをやる。

昔は、こう言われても、「なんで嫌な場所で頑張んなきゃいけないの?」としか、思えなかった。

自分に合った環境を見つけるほうが大事だと思っていた。

たしかにそれはそうなんだ。
自分合う環境を選ぶのは、ものすごく大事。

かつて頭に10円ハゲができるような職場で働いていたけれど、あの仕事は僕には向いていなかった。転職して正解だった。

だから、心身の健康状態に悪影響が出ているならば、環境は変えたほうがいい。

けれど、そうじゃない場合、単に現状に不満があるという場合は、必ずしも環境を変えたら解決するとは限らないと思う。

自分のステータス、人間関係、お金、そういったものを、もっとよくしたいという場合、やるべきことは環境を変えることではなくて、「今、自分が立っている場所でやれることをやる」ってことだ。

今の環境で、楽しめるだけ楽しむ。
楽しませてもらおう、って感覚じゃなくて、自分でいかに楽しめるか。
楽しみを作り出せるか。

人生のたのしみは、環境に依存していてはいけない。
それは気分をアウトソーシングしてしまうということになる。
たのしみを、自分以外のものに委託してつくってもらうってことだ。

じゃあ、委託先がなくなったら?
委託先がつくってくれなくなったら?
思っていたのと違うのをつくってきたら?

そうじゃなくて、自分で自分を楽しませてみる。
そういう訓練をする。

そうしている内に、
たのしみも、お金も、人も、どんどん集まってきて、
今の環境じゃ収まりきらなくなるときが来る。

そしたら、勝手にステージが変わる。

環境を変えることを頑張るんじゃなくて、今いる環境でたのしんでみる。
たのしみながら、人生を変えていく。

それが、結局は人生を変える一番の近道になる。

(おしまい)

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