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お金の不安から解放されよう。

こんにちは。
パーソナルコーチの牧野彰邦です。

noteでは、自分らしい生き方をするための、具体的な方法や、ヒントを発信しています。

今日は、「お金の不安から解放されよう」というテーマでお話したいと思います。

「お金の使い方」を過信していた過去のぼく

以前のぼくは、無意識のうちに、お金と距離をとっていました。

完全に無意識で、むしろ、「自分はお金との付き合い方を心得ている」くらいに思っていました。

ぼくはもともと、家族や友だちにプレゼントをしたり、人のためにお金を使うことが好きなタイプです。

自己より利己のために使うことで、喜びを感じるので、「お金の使い方」という意味では、上手いほうだと信じていました。

また、お金の本に出てくるような次のようなことも積極的に行ってきました。

・自己投資にお金を使う
・安物ではなく、自分が価値を感じるものにお金を使う
・お金のブロックを外すため、自分の好きなことにお金を使う

たしかに、こういう使い方をしていると、とても健全な気持ちになるのですが、自分が想像していたようには、お金の動きが大きくなってはいきませんでした。

そんなぼくが、いよいよお金のことで悩むようになったのは、2019年に独立後からです。

この頃、なぜうまくいかなかったのかが、今ならよくわかります。

お金を使うことに自信があるというのは、表面上のものであって、自分の使い方を信頼するには至っていなかったのです。

お金に余裕があるとき、つまりサラリーマンだったときは、バンバン使えていたのですが、独立して以降、考えてお金を使わなければいけないと思い始めてからは、一気に自信がなくなってしまったのです。

つまり、ぼくの自信は単なる過信だったわけです。

でも、ぼくは長い間、このことに気が付きませんでした。
それどころか、「オレはお金の使い方が上手なはずなのに、どうしてうまくいかないんだろう。もっとお金があれば、人の役に立つように使えるのに」とすら思っていました。

こういう状態が長く続き、だんだん資金余裕もなくなっていきます。
だんだんぼくは、焦りはじめました。

「ヤバい。何とかしなければ...」

しかし、こんな状況で、あることをきっかけに、ぼくはお金との向き合い方をガラッと変えることができたのです。

お金との向き合い方が変わったキッカケ

ぼくが、お金との向き合い方をガラッと変えることができたキッカケは、自分の商品をつくることでした。

具体的に言うと、オリジナルのノートです。

まったくの未経験だったので、商品開発は難航しました。
業者さんも何度か変えたりしましたし、印刷・校正の段階でも、一つ進むたびに未経験がゆえの想定外のことが起こりまくりです。

どんどん気が重くなり、業者さんとのやりとりも、だんだん億劫になっていきました。

ある日、校正のやり直しが出たときのこと。

そのときは、なんだかとても面倒になってしまい、1日何もしなかったのですが、そのときに、いつの間にか、完成することが楽しみではなくなってきている自分がいることに気がついたのです。

そして、うっすらとですが、完成を望んでいない自分がいることにも、気が付きました。

認めたくはなかったけれど、たしかにそう望んでる自分がいたのです。

この不可解な自分の気持ちを確かめるために、ノートに今考えていることを書き出してみました。


そうしてわかったのが、ずっと隠れていた、こんな自分でした。

・売れなかったらどうしよう、と不安になっている自分
・こんなことにお金をつかって大丈夫なのか、と疑っている自分
・お金がなくなって生活できなくなったらどうしようと、怯えている自分


すべて、お金に関することでネガティブになっている自分でした。

それは、自分のお金の使い方を全く信頼していない、自分の姿でした。

いままでずっと、お金の使い方に自信をもっていると思い込んでいたのは、ただの過信だったということに、はじめて気がついたのです。

ぼくにとって、これはとても衝撃的なことでした。

でも、よく振り返ってみると、自分の行動にブレーキを掛けたてきたのは、すべてお金にまつわることばかりだったことにも、気が付きました。

お金は、あなたの本当の問題を教えてくれる

お金というのは、その人のパーソナルな部分に直結していると思います。

ぼくの場合で言えば、自分の決断1つ1つに自信が持てないことが、そのままお金の使い方に反映されていました。

何か決断しなければいけないとき、自分を信頼できずリスクをとれないだけなのに、「お金がないからやめておこう」などとお金に責任を転嫁することで、決断を避けてきたのです。

自分を信頼していないから、お金の使い方に自信が持てないんだ。

そのことに気がついたぼくは、その日から、お金と真剣に向き合うことにしました。

自分のお金の使い方を信頼することで、自分のことを信頼してあげようと思ったからです。

すると、以前よりも、行動1つ1つが早くなりました。
悩んでいる時間がずっと減りましたし、躊躇することも減りました。

いわゆる、リスクがとれるようにもなりました。

やっと、お金と向き合うことができるようになってきた、と実感しています。

お金の問題というのは、単なるダミーです。
自分が抱えている本当の問題が、お金の問題として、かたちを変えて現れてくるだけなのです。

言ってしまえば、お金はあなたの写し鏡なのです。
お金は、あなたの本当の問題を教えてくれます。

なので、もしお金で何か困っているのであれば、お金と真剣に向き合うことが、あなたの抱える問題と真剣に向き合うことにつながるのです。

逆に言えば、お金と真剣に向き合わない限り、自分が抱える本当の問題から逃げ続けることになります。

そういう意味で、お金というのは、癒やしにも毒にもなります。

お金があなたにとって、癒やしになるのか、毒になるのかは、あなた次第です。

お金の不安から開放されよう

あなたがお金と真剣に向き合えば、癒やしとなり、あなたの人生を前に進めてくれることを手伝ってくれるでしょう。

これが、お金の不安から開放される、という状態につながっていくのだと思います。

実際にぼくは、以前よりも、お金の不安は圧倒的に減りました。
残高が、ものすごい増えたわけではありませんが、いい具合に増えてきてもいます。

お金がいくらあっても、お金の不安はなくならないと聞きます。
でも、不安との付き合い方を知ることで、お金の不安から開放されることはできます。

もし、あなたがお金の不安を抱えているなら、お金と真剣に向き合ってみてください。そして、お金を通して見えてくる、自分自身の問題と向き合ってみてください。

きちんと向き合うことができれば、きっと、あなたの人生が前に進むはずですから。


というわけで、今日は、「お金の不安から解放されよう」というテーマでお話ししました。


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GOOD&SHARE代表 / パーソナルコーチ
牧野彰邦

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