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描けば出る。

「描けば出る」

同人誌描くぞ!と意気込んだは良いけれど、初心者だから右も左もわからない。そもそも原稿ってどう描くの?裁ち切り?ノンブル?グレースケール?なんて頭を抱えていた時に、友達から言われたのが先の言葉です。
描けば出る、に深い意味はありません。読んだそのままの意味です。細かいことは気にするな、難しいことは何も考えるな、とにかくペンを動かせ、そうすれば本は出る!という友達の言葉を信じて何も考えずに描いたら、ちゃんと本ができました。自分で作った本が手元に届いたあの時の感動は生涯わすれない。

同人活動をしていた時にスローガンにしていた言葉は他にもあります。
「出ない神作より出る駄作」
「折れば本」

です。
世に出ていない神作よりも世に出ている駄作の方が意味があります。出来はどうあれ、形になっているって大事です。形になっていなければ、その出来を判断しようもないからです。
また、本をつくろうとするとページ数を気にしてしまいます。でも、表紙と裏表紙があればそれは本です(言い張る)。一枚の紙を真ん中で折ってみてください。折った表側にタイトル、裏側にはそうですね、自分の名前と発行年月日でも書いておきましょうか。内側にはとりあえず何か描(書)きましょう。そうすると、ね、本ができるでしょ。量も大切ですが、まずは形になるところから始めれば問題なし!

今は同人活動をお休みしていますが、これら三つの言葉は今でもわたしの言動力。出来の良し悪しは関係ない。細かいことも気にしない。とにかく「やる」ことだけに重点を置く。そんな考え方が臆病で怖がりなわたしにピッタリだったようです。
結果や評価を気にすると動けなくなるんですよね、失敗がこわくて。だからnoteを書くときも「良い文を書かなきゃ」「長い文章を書かなきゃ」とは考えていません。とにかく投稿することだけを考えています。質よりも投稿した、という実績。まずは投稿したもの勝ちです。運が良ければ、質は後からついてきます。

描けば出る精神で、やりたいことをどんどんやりたいなぁ。
(やりたいなぁ、なんて言葉を濁す時点で臆病っぷりがバレバレ笑)


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