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日本縦断歩き旅《鹿児島編》11日目『あと一日』垂水~南大隅

いよいよ残り2日。
ゴールの事ばかり考えて、終わった後の自分が想像できないでいた。

AZホテルで起きる。
ラストに向けて荷物を整理、衣類などを少し処分する。

ホテルから桜島が見える。
今日も晴れそう。

朝食。卵を多めにとっておく。
意外と観光できている家族が多かった。

準備運動してから出発した。

日差しが強いせいか花が鮮やかに見える。

人材募集していた。

観光案内図の路線案内。
ネットで調べてあったが念のため帰りを確認。
帰りは佐多岬からバスで帰る。

今まで歩いた道、これから歩く道。

向こう岸に歩いてきた薩摩半島が見える。
大隅半島の大きさにビビっていた自分が懐かしい。

草が生い茂る歩道を通る。
だんだんと誰も通過しない歩道がちらほら出始める。

海岸沿いの開けた道。

軽自動車の女性から饅頭とリンゴジュースを貰う。
ありがたい。

このあとも2組ほど声をかけてもらう。

砂浜。

工事中。

あの開聞岳の麓から歩いてきた。
鹿児島湾の道は辛かったからなんとなく記憶が蘇り、実感がある。

だんだんと民家も減ってくる。

砂浜沿いは道も広くて、歩きやすかった。

謎の人型の看板?
台風で倒れないのがすごい。

夕暮れが迫るがまだ歩かなければ。

すこし友人と通話しながら歩く。

生活感のある話題に、
なんだかそういったものも懐かしく感じていた。

そして、社会生活に戻る事への茫漠とした不安もあった。
あと1日、後悔しないようにしっかり旅を味わおう。
そう思った。

セブンイレブンでそばを食べる。
なんだかんだでセブンのそばはうまい。

もちろんゴミは捨てました。

コンビニには学生がチラホラといた。

20時手前。
この橋の近くに温泉と公園があり、ここを野営ポイントにする。
公園はテントの設営が禁止されていたので、橋の近くの物陰に野宿した。

別の釣り人らしき人もテントを張っていた。

温泉は地元の人たちが多く、賑わっていた。
大きくて広いお風呂で、すこし老朽化してるところもあった。

水風呂は思い切り顔洗っちゃうお爺ちゃんがいたが、
大きいので気にせず入った。
温度はぬるめ。

地元の人通し、色々しゃべっていたが、ところどころ方言がきつくて聞き取れなかった。

お風呂に上がった後は、しばらく公園のベンチに座り、お酒を飲んだ。


深夜に一度起き、テントの外をでると空がピカピカと光っていた。
雷のような大空全体が光る、大きな光なのだが、雷の音は一度もしない。
雷雲も見当たらない星空で光源が遠い感じもしない。

近くの自衛隊やロケット施設とかだろうか?とも考えたが大空が光るほどの光源をだすだろうか?
UFOだと思うタイプではないので、おそらく雷だとは思うけど。
謎の光が複数回、あたりが明るくなるほど大きな光でピカッピカッっと光った。

海沿い特有の現象なのだろうか?

考えても仕方ないが、テントに戻っても空が光っているのがわかる。
なんだかモヤモヤして寝つきが悪かった。


明け方前に雨が降った。

残りあと1日で佐多岬を目指す。

この日歩いた距離 35 km


1日目  20 km 出水~阿久根
2日目  25 km 薩摩川内
3日目  34 km いちき串木野
4日目  30 km 南さつま
5日目  26 km 枕崎

6日目  30 km 開聞岳麓
7日目  37 km 喜入
8日目  27 km 鹿児島市
9日目  34 km 国分
10日目 44 km 垂水

11日目 35 km 南大隅町

今回の旅 合計 342 km












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