Screenshot_2020-02-23_Makuake_新モード満載__おしゃべり_ホリジョ_撃掘__の追加DLCを作りたい__マクアケ_-_クラウドファンディング

ゲームオーバーのないシューティング Switch「おしゃべりホリジョ撃掘」を僕が撃推ししたい理由

僕が昨年からまわりのシューティング好きにちょいちょい推していた、Switchのおしゃべり!ホリジョ!撃掘(以下ホリジョ撃掘)」が現在Makuakeでクラウドファンディング中だ!!!!

目標150万円スタートで実はもう94%まで来てるんだけど(執筆時点)、少しでも何か力になれないかなあと思って急きょこのエントリを書いています。僕もとりあえず3000円入れたけど、本当にいいゲームなのでもっと広がってほしい。

クラファンも大事だけど、まだ遊んでない人はとにかく遊んでくれ!


ホリジョ撃掘とはなんぞや

そもそもなんで僕がこのゲームをこんなに推しているかというと、

「ゲームオーバーのないシューティング」

という発想にとても感銘を受けたからです。

別の言い方をすれば、

「死にまくってもいいSTG」
「ワンコインクリアを目指さなくていいSTG」
「誰でもレベルを上げていけばいつかはクリアできるSTG」

といってもいいかもしれない。

――が、その話をするのはちょっとおいといて、まずはどんなゲームかざっくり紹介。


ジャンルとしては横スクロールの弾幕シューティング。……なんだけど、ちょっと違うのは、RPG要素があって、死んでも成長が引き継がれるところ(前作がもともとインフレ系の穴掘りゲームだったので、その成長構造をそのまま受け継いでいる)。

プレイ中はとにかく弾幕以上に「換金アイテム」がジャラジャラ出てきて、ショップが出現したら売り払ってそのお金で自機をパワーアップ。主人公のアナは燃料がゼロになるとメニュー画面に強制帰還してしまうけど、ゲームオーバーになるわけではなく、次はさっきの成長を引き継いで、すぐにまた同じステージから始めることができる。「こりゃちょっと歯が立たないな」と感じたら、前のステージに戻って育て直すのももちろんOK。

画像2


つまり、出撃→稼いでパワーアップ→帰還→出撃→もっと稼いでもっとパワーアップ→帰還……を繰り返していけば、シューティングが苦手でも、いつかはクリアできるようになっているわけです。

しかも、動画を見てもらえば分かると思うんですが、シューティングとしての難易度自体は決して低くなく「わりとシャレにならない密度の弾幕」がガンガン飛んでくる(特に3面の巨大戦艦ステージがヤバい)。自機の周りには敵弾を遅くするバリアフィールドが常時張られているんだけど、これがあっても避けきれない弾幕がけっこうある。


ただ簡単なだけの初心者接待ゲームというわけではなくて、「あっちもガチだからこっちもガチで育成しないとすぐ死ぬ」というバランスが絶妙で、クリアした時にはちゃんと「うおおおおおやっと倒せたああああああ!」という達成感がある。「イージーモードや無限コンティニューで誰でもクリア!」みたいなのは今までの家庭用シューでもあったけど、「ちゃんと歯ごたえもあって、なおかつ達成感もある」という方向のアプローチは意外となかったんじゃないか。

画像3


あと付け加えておくと、

・そもそも育成が前提なのでワンコインクリアはもともとあまり重視されていない
・遊べば遊んだだけキャラクターは成長しているので、死んでも「無駄になった感」がない
・アナの耐久力を示す「燃料」は被弾だけでなく時間経過でも勝手に減っていくので
(パワーアップで活動時間は増やせる)、ある程度進んだらどこかで帰還するのが最初から前提になっている

――など、「死んでも気にならない配慮がいろんなところに行き届いているのもとてもいい。

とにかく気軽に遊べて、やられた後も「あー今日もダメだった……」ではなくて、「あー今日もよく育てた!」とすっきり終われる。こういうSTGがもっと出てきたら、STG好きな人もっと増えるのでは……?

あと、もともとラー油さんのレビュー記事を読んで「面白そう!」と思ったのがハマるきっかけだったのでこちらもよかったら一緒にどうぞ。


火蜂を倒せなくてもSTG好きを名乗っていい

一般的なハナシとして、STGってやっぱり、今だに「難しいもの」というイメージが根強いと思うんですよ。頼れるのは自分の腕前だけ、目指すはワンコインクリア。そこへたどり着くまでの道筋はひたすら厳しく、何度も何度もコインを入れて、何度も何度も死んでは最初からやり直して、その果てにようやく辿り着くエンディングの快感――! みたいな。

ついこの間もマシーナリーとも子とSTGについて話したばかりなんだけど、僕のまわりの「シューティング好き」って、だいたいみんな申し訳なさそうに「いやあ、全然うまくはないんですけど……」とか「ヘタなんですけど……」ってアタマにつけるんですよね……。


で、話を聞くと「怒首領蜂は1周がやっとで……」とか、「グラディウスIIIが今だにクリアできなくて……」とか「ワンコインクリアできたゲームってせいぜい数本くらいで……」とか言う。いやいや、それ十分うまいレベルだしそもそも「好き」と「うまい」は別でしょ!?!? 火蜂倒せないとSTG好きを名乗っちゃいかんのか!?

――などといいつつ、僕も腕前としてはそんなもんなので、やっぱりガチのシューターを前にすると、堂々「好き!」とは言いづらく、ついつい申し訳なさげに「グラディウスIII、いまだにクリアできないけど好きなんですよ……いまだにクリアできないけど……」とか言ってしまう。エンジョイ勢の悲しいところです。どうしてこうなった。

もちろん、STGなんて自由に遊べばいいんだけど、やっぱり「ワンコインクリアを目指すプレイ」というのは憧れるし、それがSTGのもっとも純粋な楽しみ方なのは事実でしょう。でも、これを100%楽しめているプレイヤーってどれくらいいるんだろうと、ちょっと申し訳なさそうに「うまくはないけど好きなんですよ……」って言われるたびに思っていたわけです。もっと気楽に、STGのおいしいところだけ味わえて、初心者でも心折れることなく最後まで辿り着くことができ、堂々と「面白かった! 全部クリアもした!」と言える――そんなSTGがあってもいいんじゃないか(もちろん、開発者がそこの思考を放棄しているとは全然思っていなくて、最近だとケツイの「絆育成」モードとかめちゃくちゃすばらしかったんだけどその話はまたの機会に)。

で、そこに出てきたのが「ホリジョ撃掘」だったわけです。


そんなこと言ってる間に97%

クラウドファンディングは2月18日から始まって、この記事を書いている時点(6日目)で94%とほぼ目標達成間近に。

プロジェクトの目標は「新ステージ、新モード、新ボイスが入った『追加DLC』の開発」。1000円でスタッフロールに名前が載り、3000円でDLCの引換券がもらえます。あ、そんなことを言ってる間に97%まで来た。

Screenshot_2020-02-23 Makuake|新モード満載!『おしゃべり!ホリジョ!撃掘 』の追加DLCを作りたい!|マクアケ - クラウドファンディング2


92人で147万円ということは、1人あたりの平均支援額は約1万6000円。僕も遊んだ後はすっかりファンになってしまい、昨年の東京ゲームショウではブースを訪れて直接「面白かったです!」って伝えたりもしたんだけど、平均支援額の高さからみんなのホリジョ愛が伝わってきますね。ここまで来たら目標達成はほぼ確実だと思いますが、せっかくだからストレッチゴールもあるし行けるところまで行ってほしい。


そして最後に、あらためて。開発元であるクラウズプレイカンパニーの皆さん、千葉プロデューサー、僕のようなエンジョイ勢でも楽しめる、すばらしいSTGをありがとうございました!


追記

と思ったら達成した! おめでとうございます!

Screenshot_2020-02-23 Makuake|新モード満載!『おしゃべり!ホリジョ!撃掘 』の追加DLCを作りたい!|マクアケ - クラウドファンディング3

ここから先は

0字

¥ 100

赤ちゃんのおむつ代にします。