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手刻み同好会に入会して


  大阪の茨木市にて市議会議員をつとめております上田光夫です。
 2022年にInstagramを通して手刻み同好会にご縁をいただきました。本会の存在を知ってすぐに入会いたしました。手刻み技術の継承を掲げる本会の目的に共鳴したからです。
 
 私事になりますが祖父は大工さんで、叔父は工務店を経営していました。また、父は住宅基礎や土木工事の個人会社をしていました。小さい時から大工さんが身近な存在としてあり、工務店横の倉庫には削られた材木が積み上げられ、木の手触りや香りを鮮明に覚えています。このような環境で育ったこともあって、手刻み技術が衰退していくことに強い危機感を持っています。

加工場(大阪:羽根建築工房)

 入会した2022年は、手刻み技術を若い大工さんに継承しようと取り組まれている工務店の現場を見ることができました。また、木造建築の構造を学ぶ「ヤマベの木構造勉強会」にも参加して、安全で安心して住み続ける木造建築についての見識を深めることもできました。
 
 私が本会にどのような貢献ができるか、現時点で明確ではありませんが、現場での学びを深める中でその役割を担っていければと思っております。
                                                                                        

加工場の見学(和歌山:大彦)


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