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AIと人間はどのように共存すべきか?by脳科学者・茂木健一郎/今週の気になるAIニュース、他/週刊教育・AI・育児日記 第18号

今週も気になるAI教育ニュースがありました!!
個人的には、国内ニュースの茂木健一郎さんの記事が共感と考えさせられる内容でした!!
今週もよろしくお願いします!


今週の気になる教育×AIニュース

①【ビル・ゲイツのブログ】オンライン授業は一部の学生にとって状況を変えることができるでしょうか?

2024年のワシントン州年間最優秀教師であるブレア・ペンリーは、オンライン教育の革新を通じて学生の学びを再構築し、特に社会正義に焦点を当てたカリキュラムを開発しました。彼女の取り組みは、COVID-19パンデミック中に行われたもので、生徒がより積極的に学ぶことができるよう工夫されています。オンライン教育は一部の生徒にとって非常に効果的であり、特に静かな環境で学ぶことができたり、チャット機能を通じて質問することで不安が軽減されたりする点で有益です。ブレアは、AIが教育現場でどのように活用できるかについても興奮しており、その可能性と限界を理解しています。彼女はオンライン教育がすべての学生に適しているわけではないと認識しつつも、家族にとって重要な選択肢であると強調しています。

notionAIによる要約

ビル・ゲイツさんのブログが更新されていました。2024年のワシントン州年間最優秀教師であるブレア・ペンリーのインタビュー記事です。
この方がおっしゃっていたことで、共感したのは、オンライン教育を求めている子どもが少なくとも存在しているということです。

AI教育もオンライン教育もどちらも、子どもの学びの選択肢が増えたと思えば、どちらが良いか!?とかいう議論は不毛だと思ってきましたwww

自己紹介
私は2024年ワシントン州の優秀な教師、ブレア・ペニーです。
オーバーンの概要
オーバーンは177,000人の生徒を抱える23の学校があり、生徒の76%が有色人種です。
オンライン教育の重要性
パンデミックの間、私は直面授業に戻りたくない家族のために、生徒にインパクトのあるオンライン教育を提供することに専念しました。
オンライン教育の利点
オンライン教育は、さまざまな学習環境を必要とする生徒や、より柔軟性を求める生徒に適しています。
人工知能の活用
私は、生徒を支援する人工知能の可能性に興奮しています。特に、迅速なフィードバックという点で優れています。
生徒の進捗状況の把握
人工知能を活用することで、生徒の進捗状況をリアルタイムで把握し、翌日の授業をより効果的に計画できます。
人工知能の課題
人工知能が文化的背景を考慮できていないことが懸念されています。生徒の多様なニーズに対応する必要があります。
教師の役割
教師は、生徒が成長するために必要な課題を提供する必要があります。教師自身も学び、成長し続ける必要があります。

②【海外ニュース】教育におけるAIの可能性と危険性

この記事は、教育における人工知能(AI)の可能性と危険性について議論しています。著者は、AIが教育においてどのように役立つか、またどのようにリスクをもたらすかについて述べています。AIは、チュータリングシステムや授業計画の支援などで有用性を発揮する可能性がありますが、一方で、学生と知識の関係を損なうリスクもあります。また、AIが不正確な情報を提供する可能性があるため、教師がAIをどのように利用するかについて慎重に考える必要があります。最後に、AIの使用に関するガイドラインを学生自身が策定することで、AIの教育への影響を前向きに捉える方法も提案されています。

notionAIによる要約

もう読みながら共感しかなかったです。おそらく、ラジオでも語ると思うので、共感した部分はXでポストしました。

あとは、ラジオで語ります!!

https://www.aei.org/op-eds/the-promise-and-peril-of-ai-for-education/

③【海外ニュース】英才教育における生成AI

この文書は、生成AI (GAI) が英才教育における創造性と学習をどのようにサポートできるかについて述べています。特に、標準的な教育カリキュラムがしばしば創造性を制約する中で、GAI がどのようにして教師と才能ある生徒(ギフテッド)の関係を再定義し、新たな学習の可能性を開くかに焦点を当てています。GAIの利用には教師のガイドが不可欠であり、その創造性を引き出すための倫理的かつ思慮深いプロンプトの作成が重要であると強調しています。また、GAIは適切に使用されれば、ギフテッドの学生たちの興味や情熱をサポートし、独創的な問題解決を促進するツールとなり得ると結論付けています。

notionAIによる要約

ギフテッドとかエリート教育に生成AIはどのように役立つかという文脈は今まであまりニュースになっていませんでした。

ただ、個人的には役立つ可能性はこちらのほうが高いと思っています。

なぜなら、このような子どもたちは、一斉授業に向かない場合が多いからです。

アメリカのカリフォルニア州のアンケートでも、「質問するなら誰?」という質問に対して、30%の子どもが「教師に聞く」に回答したのに対して、40%の子どもは、「AIに聞く」と回答しました。

ここからわかることは、子どもは教師に聞きづらい場合もあり、質問する機会の選択肢が多いほうが良いです。

こういった取組はこれからどんどん増えていきそうです。

④【海外ニュース】教育分野における人工知能(AI)市場規模は2024年から2028年にかけて23億2000万米ドル増加する見込み、AIを使用したカスタマイズされた学習パスの重要性が高まり市場が拡大、Technavio

Technavioによると、教育分野における人工知能(AI)市場は2024年から2028年にかけて23億2000万米ドル増加すると予測されています。市場は年間平均成長率(CAGR)52.65%で成長する見込みです。AIを使用したカスタマイズされた学習パスの重要性が高まっており、特にチャットボットの採用が進んでいます。ただし、AIの高コストが課題となっています。主要企業には、2U Inc.、Alphabet Inc.、Amazon.com Inc.などが含まれます。

notionAIによる要約

教育分野における人工知能利用に対する市場は拡大するのは、予想できます。日本でも、僕の知り合いでAI教育ツールを作ろうとされている方が大きいます。

ただ、その課題としては、以下のようです。

1. お金がかかること
AIを学校で使うには、AIの開発や使い続けるためのお金がたくさん必要です。学校はその費用を払うのが難しく、特に公立の学校では、AIを取り入れるのが大変です。結果として、多くの学校が最新のAI技術を使えない状態です。
2. 技術的な問題やルールの問題
AIを使うときには、技術的な問題やルールに従う必要があります。例えば、AIが正しく動かないときや、個人情報の扱い方に注意が必要です。また、AIが自動的にいろんな仕事をするときに、どのように使うかをしっかり考えないといけません。これらのことを解決しないと、AIを安心して使えません。

ここらへんは、公立学校に導入するにはお金の問題があるので、まだまだ先のような気がしますね。。

私立学校とかで、先進的な実践に取組、その成果を共有してやっと導入されるような気がします!!

④【海外ニュース】教育におけるAIとAIの対話

教育における人工知能(AI)についての議論です。AIは教育において熱い話題となっており、過去の計算機、インターネット、携帯電話と同様に、その利用と乱用についての懸念がありますが、歴史的に見て技術革新は教育に多くの利益をもたらしてきました。記事では、AIチャットボット(ChatGPT、CoPilot、Gemini)との対話を通じて、AIの教育現場での役割や課題について探求しています。AIは時間節約や授業の質向上に寄与する一方で、クリティカルシンキングや創造性の面での限界もあります。将来的にはAIが教師の役割を補完し、より個別化された学習体験を提供することが期待されています。

notionAIによる要約

懸念のトップは、共感します。
ただ、不正行為については、課題設定でどうにでもなるような気がするんですよねー。
そもそもAIを使って良い前提で、宿題を考えたら良いと思います。受験しばらいがあるので、難しいかもしれませんが。。。

この記事に書いているように、電卓や、PCが数学をさらに発展させたように、AIも同じようなことが起こると思うのですが、どうなるのでしょうか?

⑤【国内ニュース】AIと人間はどのように共存すべきか? 脳科学者・茂木健一郎さんの主張 「人間は人間にしか興味がない」(1/3 ページ) - ITmedia AI+

AIの発展により、人間の知性や情報処理能力の優位性が失われつつある今、脳科学者の茂木健一郎さんは、AIと人間の共存について語る。茂木さんは、AIにはメタ認知が無く、確信度の誤りが問題であると指摘する。また、AIの進化を万能な存在(AGI)ではなく、特定のタスクに特化した能力(AGC)として捉え直すべきだと提案する。さらに、AIが発展しても、人間は他の人間との関係性に価値を見出すと述べる。そして、AIの時代が新たなルネサンスをもたらし、人間の本質を「賢い人」ではなく「感じる人」として再評価するべきだと主張する。

notionAIによる要約

結局人間は人間にしか興味がないというのに共感しました。

茂木さんは、その上で、人間がAIを使う2つの道を述べています。

1つは、AIに全てを任せ、自分の思考能力を低下させる道。
もう1つは、AIを脳を鍛えるためのパートナーとして活用する道。

自明だと思いますが、後者の方になったほうが、脳にも良いので、AIを使って脳を鍛えながら、人間にしかできないことを探ることが大事であり、それができた人が今後活躍しそうですね!!

賢い人ではなく感じる人へ!!

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