良いものでなく、良さそうなもの

「本物の時代」などとはいうものの、
その商品やサービスが実際に良いものかどうかはさておき
まずは、見込み客に「良さそう」に見えることが大切だ。

企業研修講師であれば、
研修タイトルであったり
プロフィール写真であったり
テキストサンプルの見た目だったり。

その最たるものは
「研修テーマ」であろう。

その研修がどのようなもので
受講するとどんなメリットがあるのか
受講後は、受講者にどんな変化が起こるのかを
ビシッと１行で表したもの。

企業研修のタイトルは
保守的なものが主流だが
セミナーや講演会だと
いわゆる「盛った」ものも多く
ときにはキラキラと眩しいものさえある

多少、品性にかけても
あざとくても
赤裸々の度合いが過ぎていても
集客にはかえられない。

また、プロフィール写真も大切だ。
美男美女であればそれに越したことはないが
そうでなくても
穏やかな笑みをたたえ
誠実さも感じさせながら
人間的な魅力が伝わってくるような写真。

何年ごとに撮影し直すかという
大きな問題はあるが
プロに頼んで大枚はたいて
奇跡の１枚を追い求める講師は多い。

最後にテキストサンプルだが
これは自分で気づかないことが多い。

自分のテキストが
「何か古い、モッサリとした感じ」
がするということを。

他人の家に遊びに行ったときに
玄関を入ってすぐに
何か匂いがするんだけれども
その家の人は
まったく気づいていない的な。

自分では
自分のテキストのダサさに気付けないのだ。

おっと！
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「とにかく忙しくて、テキストを作れない」

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