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#29 楽しくマメにデータドリブン

こんにちは!てけ王です!🐔🍗

僕、意外とマメなんです。

マメである意識はなかったんですが、あまりにも周りの人にそう言われるので、自覚するようになりました。

どんな風にマメかって?

例えば…


⑦マメなデータ管理

ご紹介した、SECIモデルを偏差値評価するチームランキングを作るためには、細かな行動ログが必要でした。

また、ほめほめーるポイントランキングなんでもランキングなどなどを作るにも、データ管理は必要です。

データを集めると、様々な分析が行えます。

・「知識伝承」のデータ化

下記のようなデータも取得していました。

・部門間伝承の状況
・部署間伝承の状況
・世代間伝承の状況

部門間伝承というのは、例えば「経理で作ったナレッジを営業が使った」というデータ。

部署間伝承というのは、例えば「同じ部門において、この工場で作ったナレッジを別の工場で使った」というデータ。

世代間伝承というのは、例えば「50代のベテランが作ったナレッジを、20代の若手が使った」というデータ。

知識の伝承は、ナレッジマネジメントの主目的です。

こういった観点でのデータ取得は、ナレッジマネジメントが実践できていることのエビデンスにもなります。


・知識の木の活用状況と効果

『知識の木』という名前のシステムがあります。

そちらについては追って詳しく書きますが、その活用状況は、日々見える化していました。

ナレッジが、どれだけ蓄積され、どれだけ活用されているか。

データドリブンであるためにはわかりやすく噛み砕いた見える化が一番重要だと思っています。


知識の木のナレッジは、年間で5千回以上の新規投稿と更新、13万回以上の活用がされていました。

また効果も計算していました。

知識の木を使ったことによる、生産性向上の時間と金額です。

これは2つの側面で、表示していました。

まず、ナレッジを「使った側」は、使ったことによる「削減時間」「削減金額」という形で計算します。

これは良くある計算です。

それに対し、「そのナレッジを投稿した側」を辿り、「貢献時間」「貢献金額」として計算していました。

「あなたがこのナレッジを投稿したことによって、会社に何時間分を貢献しました!金額でいくら貢献しました!」ということがわかるのです。

さらにこれを、個人別・チーム別にランキング化しました。ここでも、上位貢献者には、図書カードがプレゼントされます。

これにより、ナレッジマネジメント活動を行うことへの正当性が生まれ、ナレッジ投稿へのモチベーションを上げることにも成功しました。

貢献ランキングには、経理部門の方々の活躍が目立ちました。

これは、「過去に経理で蓄積されたナレッジが、時を越えて今、経理以外の部門に活用された」ということです。

特に、税務知識や、経営数値の見方、といったナレッジが上位に上がりました。

このナレッジマネジメント活動が、しっかりと組織知を作っていることを実証できるランキングだと思います。

僕も上位に入りました。

過去に投稿したナレッジが(主に、Excelで作った数々の便利なツールが)、経理の枠を越えて、たくさんの方に使ってもらえたのです。

それが「貢献時間」「貢献金額」として見える化されたのです。

この指標は、ナレッジマネジメントの本質がわかるものです。

これから大事なことを言いますが、

仮にナレッジマネジメントの推進担当者が、マメな性質を必ずしも持ち合わせていなかったとしても、

周りに絶対にマメな人は居る。

その人を自らの熱量でもって巻き込めば良いんですよ。

僕が言いたいのは、ナレッジマネジメントにデータ管理は不可欠だということです。

それを、楽しみながら、自発的に、仲間とやれればこんな良いことはないですよね。


今回はここまで!
フォローしてくださると超絶嬉しいです!


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