#2 てけ王が実践したナレッジマネジメント
前回のつづきです!
青天の霹靂
そんな矢先、2020年に、この会社が経営する企業ミュージアムへ突如異動することになり、ナレッジマネジメントの推進責任者から外れることになりました。
顔では笑っていましたが、本当はものすごく悲しかったんです。身を切られる思いでした。
異動先のミュージアムでも、社内の人脈を活かして頑張ったつもりでしたし、周りの皆さんとも楽しく働かせて頂いたと今でも感謝しています。
しかし、まあ平たく言って、コロナの影響は大きかったですねえ。
人生、色々なことが起こるものです。
とはいえ、ナレッジマネジメント活動からは、たくさんの成果が生まれ、たくさんのハピネスが生まれました。
社外からゲストを招いたり役員も参加した「KMアワード」は毎回大盛況。
ナレッジマネジメントのフレームワーク「SECIモデル」は、組織活性化の効果があることを実践で証明できたと思っています。
成功事例、失敗事例はたくさんあります。
色々な Purpose(思い)を持って活動しました。
これから全てを語っていきますよ!
「村上式ナレッジマネジメント」の成果
まずは、僕が実践した前職でのナレッジマネジメントから生まれた成果です。大きなところではこんな成果がありました。
ナレッジ共有の効果金額は 240百万円/年
年間13万回以上のナレッジ活用
年間5千通以上が飛び交う「ほめほめーる」
決算説明資料にマスコットキャラクターが登場
会社の枠を越えたオープンイノベーション
活動から紡ぎ出された132話のハピネスストーリー
経営層からの評価
「この活動には金額で表せない効果がある」「この活動は会社の財産だ」
退職時に皆さんからいただいた寄せ書きには、「KM」や「ナレッジ」の文字がたくさん。これはとても嬉しかったですねえ。
さらに、「村上式ナレッジマネジメント」をきっかけに生まれた、会社の枠を越えたコミュニティ「SECILALA」は、オンラインも使いながら今も活発に活動しています。(2022年1月現在、229名が参加)
SECILALAからも、たくさんのハピネスが生まれています。
部活動なんかもあるんですよ。
このコミュニティをきっかけに会社が作られたことも。
イノベーションの種がたくさんある、夢のあるコミュニティです。
「関係の質」にひたすら拘った、ぬるい繋がりです。
ここからどんなハピネスストーリーが生まれているかは、後述したいと思います。
前職でのナレッジマネジメント実践中も現在も、ナレッジマネジメントに関する講演を依頼を多くいただいています。
これからの時代、圧倒的に必要になるのはナレッジマネジメント!!
村上式ナレッジマネジメントとは、どのような仕組みだったのか、どのようにして築いてきたのかを、これからお話ししていきます。
ナレッジマネジメントに取り組もうと思っている方、知識共有・技術伝承が課題となっている方、組織活性化でお悩みの方には、お役に立てる情報もあるかと思います。
少しでも参考になりますと幸いです。
「てけ王」とは?
そうそう、僕の名前にも付いている「てけ王」とは何のことか、きちんと説明しておきましょう。
皆さま、「てけてけ」という居酒屋はご存知ですか?
僕はこのてけてけの看板メニュー「塩つくね」が大好きで、皆を巻き込みながら通い詰めて大好きさを熱弁していましたら、いつしか「てけ王」と呼ばれるようになったんです。
てけてけに行った方が、わざわざ僕に「てけてけに行きましたよ!」とご連絡くださったりもします。
社外の友人からも、家族からもご近所さんからも、「てけ王」と呼ばれています。
店長さんに突然、「てけ王さん、いらっしゃいませ」と言われたことも。
そして、てけてけの本当の王様からも公認をいただきました(笑)
たくさんのてけてけファンを作りました^^
コスパも良く長居でき、たくさんの仲間と夢を語り合える「てけてけ」は、私たちにとっての最高の「共同化」の場でした。そして今も。
…自己紹介はここまで!
次回は、「ナレッジマネジメント」についてご説明します!
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