#22 「SECIモデル」を偏差値評価してみた!
こんにちは!てけ王です!🐔🍗
前回の続き!自発的なナレッジ共有がなされた仕掛けについてお話しを続けます!
事例2 KMのフレームワーク「SECIモデル」を偏差値評価して「チームランキングで楽しみながら競い合う」
SECIモデルに「注目・関心」というオリジナルの指標を加え、参加者の行動ログをSECIモデルの各プロセスに適用し、プロセスごとに偏差値評価。それを総合的に評価した、チームランキング。
「チーム」は基本は所属部署です。220チームほどに分かれていました。
「チームカルテ」という形で見える化し、各プロセスを S・A・B・C・D・E の6段階での相対評価。
例えば「『内面化』の偏差値は高いが、『表出化』は低い」という状態は、「ナレッジを使うだけの人が多いチーム」ということがわかります。
そして、「どのような行動をすると、このプロセスが上がります」といったアドバイスが自動表示されます。
これもデータは日々更新です。
ランキング上位のチームには褒賞が贈呈され、さらにKMアワードにも招待されます。
もちろんこちらも、全社に向けてアナウンスされ、貢献チームが称えられました。
このチームカルテを実際に使って、チームビルディング効果をもたらしている部署もありました。
「SECIをベースに業務改善を行った」というチームもありました。
何度か、取材に行ってお話を伺いました。
ミドル層の方ご本人が、「こういった活動は、ミドル層の参画が大事」と仰っていたのが印象的です。
どうでしょうか。僕はこのあたりの話がきっとナレッジマネジメントの根幹であるように感じています。
今回はここまで!
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