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資産構築の目的と手段

この記事では10年で金融資産2000万円まで蓄えた体験をベースとし、
わたしが実践している貯金・積立投資方法を紹介したいと思います。
基本的にいかに速く・多く金融資産を構築し、
不労所得を確保するかを目指しています。

『目的を達成する為の手段が不労所得であり、それを作り出す道具が資産』
『目的は多種多様であり、人による。』

1.貯金・投資は不労所得を確保する為の手段

貯金やリスク資産の総額を大きくすることが目的ではありません。
目的を達成する為に欲しいものが『不労所得』であり、
資産の大きさではありません。
『不労所得』を作り出す為に資産が必要であり、
それを達成する手段が投資です。
また、どんどん投資していく為の土台となっているのが貯金です。

???(目的)
⬆️
不労所得(目的を達成する為の手段)
⬆️
投資・リスク資産(不労所得を産む為の資産)
⬆️
貯金(投資・リスク資産を支える土台)

2.そもそも不労所得とは

『不労所得』の定義を調べると、下記の様にでてきます。
『働かないで得る所得。利子・配当金・家賃・地代など。』
※goo辞書 国語辞書参照 Link→不労所得

少し言い方を変えるとしたらわたしは下記の様な言い方かと思っています。

『自分の労働時間との交換で得られる対価以外』

わたしの場合、株・REITに投資して不労所得を積み上げています。
基本的に毎月サラリーマンとして給与収入を確保し、
それを投資信託(株・REIT)に投資しています。
そこから得られる配当金は、リスクテイクに対する見返りであり、
労働によって確保したものではありません。

サラリーマンとしての給与:自分の労働時間の対価
株・REITの配当金:リスクテイクの対価

3.資産構築の目的

『目的を達成する為の手段が不労所得であり、それを作り出す道具が資産』

投資信託(株・REIT)を購入し続けていることは、
『労働時間の対価』を『リスクテイクの対価』に交換することです。
労働の稼ぎ年120万円(月10万円)を利回り5%のリスク資産と交換すると、
毎年6万円の不労所得を産んでくれるようになります。
時給1000円で換算すると、60時間分です。
これを10年間繰り返すと、元金1200万円+利息350万円で約1550万円です。
(税金は考慮せず)
11年目の不労所得は77.5万円となり、
労働時間で換算すると、775時間(毎日8時間労働の場合約97日分)です。

この様に『労働時間の対価』から『リスクテイクの対価』に交換する事で、
自由な時間を増やしていくことができます。
この交換によってできた時間をどう使うかが本来の目的です。

『目的は多種多様であり、人による。』

資産を積み上げていくと、自由に使える時間が増えます。
その時間を何につかいたいですか?

この質問に対する答えが資産構築の目的だと思っています。
本当にそれはやりたい事なのだろうかと考えるとなかなか難しいもので、
意外と買って終わりだったり、自分ひとりで達成不可だったりします。

わたしの場合、現状の資産構築の目的は下記の様に考えています。

ーーーーーーーーーーーーー資産構築の目的ーーーーーーーーーーーーーー
1.生活を維持できる不労所得を確保し、
  やりたいこと・やってみたいことに挑戦し、面白い事を見つける
2.子供がお金に困らない為にお金・投資について、
  一つの選択肢であると教えられるようになること
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

少なくとも今の仕事は生活を維持する為のものであり、
やり続けたいと思えるような面白い事ではありません。

やりたいことの一つとして、もっと多くの本を読みたいと思っています。
電子書籍もいいですが、個人的には本屋をぶらぶらする方が好きです。
本屋の広さにもよりますが、2・3時間ぐらいぶらぶらしていたりします。

また、現在やろうとしている電子書籍ですが、
これは面白そうな事だけでなく、お金・投資について、
一つの選択肢だと教えられる様になる為のものでもあります。

他にも家族と家でごろごろすごすこと、おいしいものを食べにいくこと、
どこか旅行に行くことなどなど。

ただしこれには時間制限もあります。
ものによっては時間が経ちすぎると出来なくなる事もあります。
だからこそひたすら貯金・投資することが良いとも思っていません。
たしかに将来の為にと考えれば、資産があるにこしたことは無いですが、
いくら資産があったとしても時間が戻ってくるわけではありません。

将来どうしたいのかを考えつつ、
今どうしたいのかの両方考える事が大事だと思います。

■資産構築と自動化された貯金・積立投資
Link→資産構築と自動化された貯金・積立投資

ーーーーーーー自動化して対応している貯金・積立投資方法ーーーーーーー
1.入金を生活費用口座とそれ以外に分けて入金する
2.証券口座の投資信託の積立購入設定を利用する
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーー自動化できていないが、ルールで対応している貯金・積立投資方法ーー
1.ボーナスは少しだけ使い、残りは証券口座に入金する
2.余剰資金を証券口座に入金する
3.楽天SPUポイントを活用する
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■資産構築と貯金(生活防衛資金)
Link→資産構築と貯金(生活防衛資金)

資産構築と貯金(生活防衛資金)
『いくら必要なのかは、いくらあれば安心できるかと欲しいものによる』

ーーーーーーーーーーーーー貯金の重要な役割ーーーーーーーーーーーーー
1.守る 生活防衛資金(生活を維持する為のお金)
2.貯める 追加投資資金(資産を構築する為のお金)
3.使う 生活や人生を豊かにする為の資金
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■資産構築とリスク資産
Link→資産構築とリスク資産

『』

■複利を最大限活用する為実践していること
Link→複利を最大限活用する為実践していること

『いかに多く資金を短期間で投資し、いかに多く複利の恩恵を得られるか』

ーー複利の力で資産と利息を最大限成長させる方法(同一金利の場合)ーー
1.元金をなるべくたくさん積み上げること
 →発生する利息をいかに多く発生させることができるか
2.元金をなるべく速く積み上げること
 →利息に利息が発生する回数をいかに多くできるか
3.長期に渡って投資し続けること
 →利息に利息が発生する回数をいかに多くできるか
4.再投資(利息を投資にまわすこと)を繰り返すこと
 →利息が利息を産む状況(複利)を活用する
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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