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幼児期におけるシュタイナー教育のぬらし絵の実践報告

勤め先の大学紀要に投稿した実践報告が公開されました。

※リンクの不具合を修正しました。2023.12.21

こども園での週に1回の実践なので一斉授業形式で行っていますが、進め方を変えれば家庭でも実践できると思います。
道具関係やちょっとしたコツなどの工夫も参考になれば幸いです。
自分でやってみて「こんな風に変えたよ」「こんな工夫をしたよ」などあればぜひ教えてください。

せっかくなので本文には書いていない小ネタを紹介します。

小ネタ)耳を傾け、音で判断する

お話の時間にろうそくに火を灯す前に、ふたつのマッチ箱を振り音の違いを聞き分けます。
片方には火の着く新しいマッチが、もう一方には燃やした後のマッチが入っています。
「たくさん入ってるのはどっち?」
「火の点く方はどっち?」
と訊ねるとちょっとしたクイズに子どもたちは盛り上がります。

「少ない方がカラカラ(空、空)いうね」
「多い方がコソコソいうね」
などと声をかけつつお話に移行します。

他にも小ネタはありますが、特別な事をする必要はありません。
ポイントは集中力を高める問いかけや、いろいろな感覚への働きかけだと思います。


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