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凡人のための就活入門② ~とりあえず会員登録をしよう~

※2022/3/27 加筆修正
※以下は大学4年生時に公開したnoteになります
見返すと青臭い内容ですが、どなたかのお役に立てば何よりです


こんにちは、高井です。
前回のnoteでは、就職活動全般について広く&浅く記録、反省しました。今回のnoteでは実際に利用したサービスについてまとめておこうと思います。

利用するサービスは、

①手続きや退会処理が煩雑ではない
②悪い口コミが少ない
③利用しているサービス自体に時間を食われない(ex:しつこくメールや電話がこない)
④学歴フィルターにかかりづらい
⑤登録企業数や利用者数が多い

の5点を軸に選定しました。

自分は大手を受けなかったので、大手企業を目指している人には不向きな選択かもしれません。また、広告業界やWEB業界の制作職を中心に志望していたので、そちらに特化した選定になっているかと思います。予めご了承ください。

求人を探すとき

マイナビ

はい、有名どころですね。求人サービス大手なので登録しておいて損はありません。スマホ利用の場合はアプリをインストールしておきましょう。企業検索をする場合は、まずマイナビやリクナビで検索してみることをオススメします。

リクナビ

こちらも有名どころですね。企業掲載数は断トツ1位らしいので、マイナビと併せて利用しておいて損はないと思います。基本的に、企業によっては「リクナビかマイナビのいずれか」に求人情報を挙げている場合が多いので、個人的にはマイナビとリクナビの両方に登録することをオススメします。アプリもあります。

マスナビ

「業界限定の求人ナビ」です。自分は広告業界志望だったので、こちらを利用しました。恐らくどこの業界にも「業界限定の求人ナビ」があるので、こういうサービスはマイナビやリクナビとセットで利用しておくといいかと思います。ちなみに、マスナビの社員さんは、秋採用以降になると電話で求人を紹介してくださったりしました。個人的にはありがたかったです。

クリ博ナビ

「広告・メディア・ゲーム・編集・映像」に特化した求人ナビです。マイページにポートフォリオが掲載できるなど、制作職に特化した求人サイトです。

Cinra.job

「広告・WEB・映像・デザイン業界」に特化した求人サイトです。全体的にベンチャー企業や中途採用の求人が多く、新卒にはあまり向いていないと感じました。基本的には転職者向けのサイトなので、未経験の新卒だと、そもそも選考を受ける基準に達していない場合が多かったです。ただ、クリエイティブ職の有給インターンを探す場合には役立つと思いました。

Wantedly

「企業とのマッチング」からスタートする求人サービスです。詳細はこちらをご覧ください。全体的にベンチャー企業や、学生が立ち上げた企業が多い印象です。マイナビやリクナビに掲載されていない企業も多く、秋以降の求人の掲載が少なくなってきた時期に重宝しています。

⑥企業の公式HP

穴場ですが、企業の公式HPからのみ求人を募集している企業もたくさんあります。どうしても行きたい企業がある場合は、必ず公式HPを確認してみましょう。

口コミ・選考内容のチェックするとき

企業の口コミや、選考内容の詳細について調べるために利用しているサービスです。特に企業の評判を検索する際は、まずGoogleなどで「企業名 迷惑」「企業名 やばい」「企業名 ブラック」と検索し、該当記事がヒットしない企業かどうか確認するのが手っ取り早いです。

Openwork

企業の口コミだけではなく、求人も掲載されているサービス。社員の口コミを読むためにOfferbox等の登録を求められるので、Openworkに登録した後にOffer boxに登録するとスムーズに進みます。ただし一定期間を過ぎると口コミ閲覧に月額1,100円かかりますのでご注意ください。
また、退職者が口コミを書いている場合が多いため、ネガティブな口コミも多々表示されます。どの企業でも合わない人はいます。口コミだけで企業の印象を決めないように注意しましょう。アプリもあります。

Offer box

企業からの求人オファーを受け取れるサービスです。登録者数の多さにつられて、なんとなく登録しました。高学歴であればオファーがバンバン来るのでしょうが、偏差値50界隈の自分のところにはそんなにオファーが来ませんでした(※個人談)。もし登録するのであれば大学3年生の春夏など、早い時期の登録をオススメします。メールの通知が少し多いですが、この通知を切ってしまうとオファーに気づきにくくなってしまいます。ご注意あれ。アプリもあります。

one career

企業の選考内容や、過去に選考を通過したESなどを閲覧できるサービス。全体的に大手企業の情報が充実しているので、中小・ベンチャー志望の場合はGoogleなどで調べてみてもいいかもしれません。アプリもあります。

みんなの就活

楽天が運営している掲示板。利用にあたって楽天に登録する必要があります。また、大学授業の掲示板サービスを兼ねているので、そちらの掲示板に2件授業の口コミを投稿する必要もありました。あくまで「掲示板」であり、書き込んでいるのは学生です。学生同士でいがみ合い、誹謗中傷が起こっているスレッドもあります。個人的には参考程度の閲覧がオススメです。

就活会議

口コミ検索サイトです。プロフィールを入力すると、閲覧企業とのマッチ度を確認できて便利でした。アプリもありますが、個人的にはWEBでの閲覧が使いやすかったです。

エン ライトハウス

口コミ検索サイトです。Openworkと併用していました。

求人を紹介してもらいたいとき

就活エージェントに頼ろう

(アフィリエイトやPR系のまわしものではないので安心してください。)
就活エージェントとは、人材会社のキャリアコンサルタントが求人案内やお悩み相談を行ってくれるサービスです。特に秋採用以降はナビサイト上の求人掲載数が少なくなってくるので、複数のエージェントに登録し、求人案内してもらうことをオススメします

くわえて、これは以下全てのサービスに言えることですが、私は「紹介企業の受験を執拗に勧められることは一切ありません」でした。担当者の方によって対応に差があることは事実ですが、登録しておいて損は無いかと思います。
ただ、同じ要望を述べても「紹介できる」と答えてくださるエージェントさんもいれば、「うちだと紹介できない」とお断りされるエージェントさんもいます。各エージェントさんによって紹介できる求人が異なるので、やはり比較検討がマストかと思いました。

また、就活エージェントは「企業に学生(適切な人材)を紹介する」ことで利益を出しているのであって、「学生の書類添削や面接対策」は主な仕事ではありません。こちらも無料で利用している以上、その点は心得ておくとよいかな、と感じました。

以下、自分が利用したサービスです。
※全サービス無料
※マンツーマンのサービスはありません

マイナビ新卒事務局

マイナビが運営しているエージェントサービス。
最初にビデオ面談がありました。担当の方が代わった際も引継ぎの連絡をくださったり、電話での進捗確認があったりと丁寧でした。
ただ、これはどこのエージェントさんも一緒ですが、説明会や面接の前になるとメールや電話でリマインドの連絡が頻繁にきます。また、説明会のキャンセル手順も煩雑だったりするので、苦手な方は注意してください。
体感としては、大手グループ子会社の求人がほとんどで、大手やベンチャーの求人は少ないように感じました。IT・メーカー・飲食・サービス業の求人は多いですが、WEB業界や広告業界の求人は稀です。印刷・出版であれば少しありました。

②doda新卒エージェント

ベネッセが運営しているエージェントサービス。
最初に利用者向けの10分間の説明と、担当者とのZoom面談がありました。秋採用以降になってからもコンスタントに求人を案内してくださったのが印象的でした。メールでの通知が多いので、苦手な方は注意してください。
エージェントの利用と同時に、dodaキャンパスへの登録が(恐らく)必須になります。dodaキャンパスはオファー型サービスとなっており、営業職やサービス業、SEなどの求人が多かったです。ただ、マッチング後のやり取りでは、企業によって連絡が滞ることもありました。

ジョブトラアカデミー

株式会社リアライブが運営しているエージェントサービス。
最初にZoom面談がありました。公式LINEでやり取りするので、Gmailのような煩雑さが無くてよかったです。決まった担当者とLINEでやり取りするとあって、かなりフランクな印象です。ただ、自分の場合は紹介できる求人がほとんどなかったようで、あまりやり取りはしませんでした。

Job Spring

HRクラウド株式会社旧名:株式会社Roots)が運営しているエージェントサービス。
最初にオフラインの面談がありました。面談時間は1時間くらいで、かなりみっちりと面談してくださいました。面談後は公式LINEでのやり取り。小規模の会社とのことで、数よりも質重視の求人紹介をしてくださった印象です。ただこちらも、紹介できる求人がほとんどなかったようで、あまりやり取りはしませんでした。

秋冬採用ナビ

株式会社ジェイックが運営しているエージェントサービス。
その名の通り、秋冬採用に特化しているエージェントです。最初にZoom面談がありました。個々に求人を案内するのではなく、合同説明会を開催して学生と企業のマッチングを行うスタイルをとっているようです。
合同説明会に参加するためには事前のWEBセミナーにも参加せねばならず、あくまで「オフラインの説明会兼選考会」に重きを置いたサービスになります。求人も掲載してありますが、基本的には合説に参加するか、自分で求人を検索するかしなければあまり意味は無いと思いました。

アッテミオファー(いい就職.com

株式会社ブラッシュアップ・ジャパンが運営しているエージェントサービスです。第二新卒や社会人未経験者に特化したサービスになっています。エージェントの方との距離が近く、面接前には対策やアドバイス等をいただくことができました。ほとんどの求人がベンチャー企業ですが、エージェントの方を介して企業担当者からカジュアル面談のフィードバックをいただくことができたのはありがたかったです。
個人的にはWEB/PR業界や制作職の求人を比較的多く案内してもらえることが魅力的でした。

⑥株式会社JHR

他社のエージェントから求人応募した際に、たまたま経由して利用させていただき、登録に至ったエージェントサービスです。
マイナビやdodaといった大手エージェントと違い、近い距離感でフランクに対応してくださいました。ベンチャーの雰囲気がかなり強いので「エージェントとはビジネスライクに付き合いたい」と考えている方にはオススメしません
公式LINEではなく、担当者の個人LINEでやり取りを行うので、大学の先輩に連絡するようなフランクさがあります。なんとなく一人で就活している気持ちが紛れてありがたかったです。

ゼロイチユニット(株式会社The Unit)

株式会社The Uniteが経営しているエージェントサービス。
TwitterのDM経由でご案内をいただき登録しました。求人案内自体は別の企業に委託されているため、公式LINEを通じた進捗報告が主なやり取りだったかと思います。自分の場合は、担当者の方が 自分の送った資料に目を通した上で、かなり適切なアドバイスをくださったのでとてもありがたかったです。
大手人材会社のエージェントは保有学生が多いので1人の学生に長い時間を割けないですし、ベンチャーの場合であっても1人の社員が複数の学生を担当しているため、資料を送ってもフィードバックをいただけないことが殆どでした。
こればかりは運もありますが、個人的にはきちんとフィードバックをいただけたこと、面談を希望した際も速やかにご対応いただけたことが印象的でした。

おわりに

今回は『凡人のための就活入門② ~とりあえず会員登録をしよう~』と称して、実際に自分が利用したサービスについて書いてみました。
ここまで書いておいてアレですが、サービスに登録することよりも「企業やエージェントさんからの連絡をこまめに確認・返信すること」の方がはるかに大切です。いただいた連絡を放置してしまったら、元も子もありませんからね(ごめんなさい)。Gmailのラベル機能などを使って、受信ボックスをしっかり整理しておくと吉です。

お読みいただきありがとうございました。続きはこちらです。

「ほ~ん、なかなかよかったですよ。」と思われた酔狂な方は、以下よりサポートいただけましたら幸いです。気が向いたときだけで十分です。ありがとうございます。