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【猫考】猫の吐きもどし対策について④犬との関係性3

本稿は、猫好きのひとはあるいは読まないほうがいいかもしれない。猫ぎらいなひとにもおすすめしない。猫はどちらかというとすきだが、どうでもいいというひとにはおすすめである。また、猫と対等に暮らしたいというひとは、必読である。

あらすじ

「イントゥマヤー」ということばが沖縄にはあり、イントゥというのは「犬と」の音便であり、「マヤー」は猫である。「犬と猫」という意味で、仲が悪いことを表す慣用句である。犬猿の仲、みたいな。

 これは、猫に洗脳された人間がつくったことばである。犬と猫は別に仲が悪いわけではない。猫は犬のことなど何とも思っていないし、犬は猫を見たら、あ、猫だ、と思うだけである。人にかまってもらえないとき、犬は、猫、あそぼー、となる。人の視線があれば、猫はこれに応対する。猫は常に犬を利用している。隠れ蓑として。猫は人の目線が無いときは、あらゆる存在に対して無関心である。動くもの、虫とか鳥などを嬲りたいころしたい、と思っているだけである。

 ちなみに猫はカメラというものを理解しており、無人カメラや監視カメラであっても、これを人の視線として気づいている。猫の本当の姿を見たい場合、箱に閉じ籠めて、箱の中の様子を想像するしかない。箱を開ければ瞬時に猫は、人に見られている猫としての猫になる。

 犬猿の仲ということばが妥当なのかはよくわからない。猿というのは人間に似ている感じがするので、あるいは犬から見ると「不気味の谷」のように見えているのかもしれない。

 馬と猿は気が合うとされるが、これもよくわからない。猿とか馬というのは現在日常的な存在ではないので、筆者がこれを観察・考察することができない。

 猫は、猿にしろ馬にしろ、どうでもいいと思っている。

 攻撃力は、猫よりも犬のほうが上である。知能は、比べようがない。猫は兎に角悪辣、狡知、横暴、傍若、無人である。
 

本稿つづく


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