葛飾ラプソディー散歩
久しぶりになんの予定もない先日の休み。連日の飲み会にやられた私は、せっかくの土曜を棒に振りかけていた。
夏のいいところは日が長いことだ。16時にようやく重い腰を上げても、2時間くらいは写真を撮る時間がある。
移動に時間をかけている場合ではないので、とりあえずバスで亀有まで行き、金町、柴又、高砂を通って家へ戻ることにした。
それぞれ家から近いのでちょこちょこ訪れる街なのだが、それぞれの街から街へと歩いて回ったことはなかった。
亀有駅前バス乗り場からスタートし、中川へ向かう。
中川を渡ってから金町駅までが意外と長かった。
金町駅は、亀有駅と同じく住人が多いので、そこまで下町感はなく、開発も進んでいる。
住宅街を進み、浄水場の脇を通り過ぎると、一気に下町。柴又帝釈天参道へ横入りする。
帝釈天は何度も訪れたことがあるが、いつもやることがないときに散歩感覚でくるので、参道のみやげ屋も冷やかさないしご飯も食べない。だから観光している気分にはならない。一度、両親が東京へ遊びに来た時だけ、「とらや」でご飯を食べたことがあるくらいだ。
ほんのちょっと帝釈天へ寄ったら、柴又駅から高砂駅へ向かう。
途中、簡易円谷プロ記念館や、定点観測中のアラーキー犬と遭遇。
高砂も面白い街なのだが、隣駅だとかえってちゃんと歩いたことがない。電車を使うには定期圏外だし、歩いていくにはちと億劫な距離だ。自然、何かの帰り道で高砂を通るときに寄ることになりがちだが、そこまで来るともう帰ることに気持ちが向いてしまって長居しない。今度ちゃんと歩いてみよう。
高砂から再度中川を渡り、青砥へ。家路につく。
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