マガジンのカバー画像

おねーちゃんといっしょ

35
運営しているクリエイター

2019年12月の記事一覧

Webラジオ「おねーちゃんといっしょ!」第17回 テキスト版

(いつものジングル)

ていな(以下: て)「ていないちぜろいちななと~~~!」
おねーちゃん(以下: ね)「おねーちゃんのラジオ~~~~!」
て・ね「おねーちゃんと、いっしょ!」

て「さぁ、今回も始まりましたー!不定期でお送りしておりますWebラジオ『おねーちゃんといっしょ!』、1ヶ月半くらいぶりの更新になりますね。私ていなと、」
ね「おねーちゃんの2人で今日もやっていきますねー!今夜もごゆる

もっとみる

自分と向き合うということ。

(書いてる順番的に)最終の1つ前のnoteになります。
アドベントカレンダーへの登録日は正直あまりあてにならない…←

最後に、久しぶりの正気編でもやってみようかと。

振り返り。この1ヶ月、22のnoteを書いておねーちゃんと触れ合ってきました。
Twitterの140文字に収まりきれないものをいろんな目線から書けて、今のところおねーちゃんエピソードが枯渇したくらいには書ききった、と思っています

もっとみる

「おねーちゃん、お話があります。」

昨日はあれから話の続きができずに、ベッドに入る頃にはおねーちゃんはすっかり眠っていた。
今朝はいつも通りの朝を迎えて、いつも通りに家を出たけど、なんとなくいつも通りでない部分もあって。

それでも世界は廻っている。いつも通りに仕事をするしかない。

幸いにも急に忙しくなったお仕事のおかげで多少は気が紛れた。忙しい間はそのことだけ考えていられるから、今日みたいな日にはちょうどよい。
でも、ずっと後回

もっとみる

「てーくん、お話があります。」

仕事中、そんなLINEがきた。
おねーちゃんは今日、有給とって家でゆっくりしてるか買い物にでも行ってるはず。
部屋の掃除でもしてたのかな……?
とすると、ついにあれが、見つかってしまったのだろうか……

都合よく定時で上がれたので、さっさと家に帰ってきたところ。

テーブルの上には哺乳瓶が1つ、替えの乳首が3つ。まじか、それまで引っ張り出したのか。

テーブルの前には、怒っているような、思いつめた

もっとみる

おねーちゃんと作る日常。②

「今日はカレーを作ります!」
「わーい!おねーちゃんのカレー久しぶり!」

「うそやん。」
「レトルト美味しいし楽だよね。」
「わかる。レトルトでいい?って言われてもなにも文句はない。」

「気を取り直して!今日はこちらをやっていきます!」

「おねーちゃんもすっかりホットクックの使い手ですね。」
「使えば使うほど、便利なんだけど"内鍋洗うのが大変に面倒"というのが刺さりますね。」
「適当にさくっ

もっとみる

目も当てられない。

「おねーちゃん、ぎゅー。」
「えー、てーくんどうしたの、ぎゅー。」
「ちょっとまだ眠たいのでぎゅー。なの。」
「もー、寝てても起きてても寝ぼけててもかわいいなー。よしよし」

「おねーちゃんもなでるー。よしよしー」
「わーい、てーくんになでられるのすきー。えへへ」
「おねーちゃん今日もかわいいね。かわいいよ。」
「もー、こんな至近距離で言われたら照れちゃうにゃー」
「作戦通り~キリッ」
「てーくん

もっとみる

おねーちゃんに怒られ…なかった。いや、やっぱり怒られた。

「今週、すっごく寂しかった。一緒にご飯食べられなかったの、すっごく寂しかった。」
これは去る12/21(土)か12/22(日)の分で用意するつもりだった、とある休日の出来事。

「むり、きょうもむり」

「しんどい、つら」

「ありえんのだが、人類はアホか?」

「あ~~~~~~~~~~^^^^^^^キレそう^^^^^^^^^^^^^^^^」

仕事って急に忙しくなるよね。なんなんだろうね。
忙し

もっとみる

おねーちゃんへ。

出張から帰ってきてすぐだし、急がなくてもいいよって言ってくれたけど、せめて最終日くらいはオンスケで残したいから最終日はオンスケで書きます。
最初の予定だと昨日今日分はとっくに書き終わってて公開するだけのはずでした。残業は悪。

今年も残すところ数日、あっという間だったね。
元日明けからインフルエンザに罹ったのが、つい最近のことのように思います。
色んなことがあったけど、辛いこと、きついこと、悲しい

もっとみる

おねーちゃんと話す、将来のこと。

「てーくんはさ、彼女できたらどうするの?」

食後のコーヒーを持って、スワイプスワイプいいねメッセージなどをしている僕の膝の上に座る…のを今日は遠慮してもらった。
「これ見られるのはさすがにおねーちゃんでも恥ずかしい。ので。」
「そっかー、まぁそうだね。ごめんごめん」

膝の上に座られると、触っているスマホを見せないのは無理だ。
さすがにスワイプスワイプいいねメッセージはちょっと…見られたくない。

もっとみる

おねーちゃんとブライダルフェア。

「てーくん、なんかこんなの入ってたー。」

2人で出かけていた帰り、ポストから取り出したうち宛ての郵便物から取り出したのは、市街中心部にある結婚式場からのダイレクトメール。
曰く、ブライダルフェア開催中のお知らせ。

帰宅後、なんとなく開けて2人で読んでみる。
「ふーん。こういうの、ポスティングするようなものじゃないと思うけど… ブライダルフェアってあれだっけ、試食会とか試着とかそんな感じの?」

もっとみる

おねーちゃんとの日常。③

「いつだかの続きをしようよ、てーくん。」

定位置(膝の上)に座ったおねーちゃんがスマホをなぞる。

「これの続き?明日は休みだし、ゆっくり見るにはちょうどいいかもね。」
「今週もお疲れさまでしたっ!」
「おねーちゃんもね。頑張ってえらいね。」
髪が「撫でろ」と言っている気がするので撫でる。ふへへ、と声が聞こえるので合っていたらしい。

「・・・・・・・・・・・・これ本当なの?」
「今の会社入って

もっとみる

おねーちゃんとの日常。①'

「ご飯できたよ、おねーちゃん。」

窓を開けて、ベランダで水蒸気をあそばせてるおねーちゃんを呼ぶ。
「ああ、ありがとう。……やはり部屋の中は暖かいね。」
タバコをしまったおねーちゃんを部屋に迎えいれる。
まったく、この寒いのによくもそんなに吸うよね。
「すまないね、帰ってから家で吸う一本目が一番美味しいんだ。君は吸わないんだったもんな。叔父さんはいつも吸っていたように思うが」
「父さん?一時期はや

もっとみる

おねーちゃんに怒られた。

「てーくん、そこに正座です。」

夕食を済ませて一息ついていること、おもむろにおねーちゃんがそう切り出した。
…原因については心当たりがあるので、素直になおった。

「あ、床に直だと固いね、クッション敷いていいよ」
謎の優しさを発揮されて、おねーちゃんとお揃いのクッションの上に座った。
…おねーちゃんに怒られるなんて久しぶりだなぁ。直近だと、去年の冬おねーちゃんが毎日1個ずつ大事に食べてたチョコ、

もっとみる

書籍化されるってよ。

「てーくんてーくん!ビッグニュースです!」
「おかえりおねーちゃん、もうすぐご飯できるよ。なおすからコートちょうだい。」
「はい!!」

・・・

「それで、ビッグニュースとやらは」
「あっこの鶏肉おいしい、ふっくらしてる」
「でしょ、今日もホットクックパイセン大活躍だよ。それで、ビッグニュースとやらを早く」
「そうそう、あのね…」

「てーくんと!わたしの!!日常が!!!本になります!!!!」

もっとみる