目も当てられない。

「おねーちゃん、ぎゅー。」
「えー、てーくんどうしたの、ぎゅー。」
「ちょっとまだ眠たいのでぎゅー。なの。」
「もー、寝てても起きてても寝ぼけててもかわいいなー。よしよし」

「おねーちゃんもなでるー。よしよしー」
「わーい、てーくんになでられるのすきー。えへへ」
「おねーちゃん今日もかわいいね。かわいいよ。」
「もー、こんな至近距離で言われたら照れちゃうにゃー」
「作戦通り~キリッ」
「てーくんもかわいいよ。……かわいいがいい?かっこいいがいい?」
「まかせる!どっちも嬉しい」
「えー、じゃー、うーん。。。だいすき!」
「あーーーー、おねーちゃんだいすき!ぎゅー。」

「お布団出ないのー?」
「あったかいし、今日何も予定ないし、ぎゅーしてるの気持ちいいし。もうちょっとこのままがいいなー。」
「そうだねー。洗濯は、まぁ明日でもいっか。ご飯はどうする?」
「そんなお腹すいてないかな。おねーちゃんは?」
「んー、わたしもそんなにじゃないかな。もうちょっとくるまっときたいかも。」
「そっかー。じゃあもう少しいよっか。おいでー。」
「もうきてるー。ぎゅー。」
「ぎゅー。よしよし。」

「今年ももうすぐ終わっちゃうね。」
「どしたの急に。よしよし」
「すりすりー。来年も変わらずてーくんと一緒にいれたらいいなって。」
「そだね。すっかりこの感じで落ち着いてしまったね。」
「てーくんは、いや?」
「いやだったら昼過ぎまで2人でお布団でぎゅーしてるわけないじゃんね。」
「「えへへへへへ。」」

「安心するなあ。てーくんに撫でられてるの、すっごく安心する。」
「顔見れば分かるよ。撫でがいがあっていくらでもこうしてたい。」
「えっ、変な顔してる??」
「変とかじゃないけど、かわいいなーって感じの顔。」
「答えに!なってない!」
「ほっぺつんつんしないでー。」

「にゃ…なんか眠くなってきたかも… また寝ちゃいそう」
「何も気にしない二度寝は休日の特権だもんね。」
「なでるの止めないで。」
「ごめんなさい。」
「ちゃんとぎゅーもして。」
「おねーちゃんはわがままだなあ。よしよし。ぎゅー。」
「それでよいのです。むふー。あったかい。。」

「おねーちゃん寝かせてたらいつの間にか一緒に寝てしまっていた。すっかり夕方ですね。」
「何もしてないけどすごく心は満たされているので何も後悔はないよ。」
「ご飯にする?お風呂にする?それとももっかいぎゅーする?」
「腕広げながら言うのやめようよ… ぎゅーします。」
「よろしい♪」

「ご飯、何にしようか。野菜そろそろ色々使い切りたいかも。」
「適当に切って放り込んで鍋つゆで煮込んでおしまーい。なにもかんがえたくなーい。」
「名案ですね。さすがおねーちゃん。なでなでー。」
「どやぁ。」

「じゃ、そろそろ起きますか。」
「どうせ寝れないからお風呂入ったらまたお布団はいろーよ。」
「今日のおねーちゃん、なんでそんな甘えん坊さんなのかな…」
「甘えたがりのおねーちゃんはお嫌いですか?」
「大好きに、決まってるじゃないですか。」

あとがき

「っていう夢を見た。」
「ってことにしておかないと白い目で見られるもんね。仕方ないね。」

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