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自分の人生を全うするための生き方「シンプルに好きなことだけして生きろ!」

朝からばんスケ(猫)がドヤ顔で、イモリの死骸を咥えて足元に置く。
「うえ〜」と思いつつ、よくやったねと褒めてあげる。
こう言う時絶対に叱ったらダメで、
彼らからしたら、
「僕、頑張ったよ!だから褒めて」
って言っているのだと思う。

死んだイモリには大変申し訳ないがそこまでの命だったのだろう。
これまでは、どうしても可哀想だと思うことしかできなかったけど、自然界は弱肉強食の世界。強いものが食物連鎖の上に立ち、命を絶つのは生きるために仕方がないことだ。

いや、これは何も人間界だって同じことだ。
可哀想だと言いながら人間は毎日多くの命をいただきながら生命を繋いでいるわけだし、意識せずとも食物連鎖の頂点(?)に立って、多くの命の犠牲の上に立って生活しているのだから。
そんな傲慢な態度じゃ何も解決しないのだと思いながら、愛猫ばんの頭を撫でてやる。すると嬉しそうにゴロゴロ喉を鳴らしてくる。可愛いと思う。

ふと、猫には罪悪感なんて感情ないんだろうな。と思った。
いやいや罪悪感なんて感情は、人間にしかないんじゃないだろうか?最近気付いたことだけど、罪悪感なんて本当に不必要な感情だって思う。自分のこと卑下して悪く思うなんてなんの得にもなりゃしない。反省は必要だが、いつまでも「自分なんか」って思っていても問題は解決しない。必要なのは「じゃどうするか?」って自分の頭で考えて、さっさと行動することなんだと思う。

人は何かができるようになるためにはある程度の時間が必要だってことも、今更ながら気がついた。人と比べて中々成果が上がらず「どうせ、自分なんて」とか「あの人は才能があるから」とか「生まれた環境が違うから」とか思いがちだけど、そんな自分以外の事はどーでもいい話で、要は好きなこと見つけて毎日やれば実現に向けて近づいていくっていうことだ。

学校を卒業すると生活するために大半の人は就職する。その仕事はその人にとって好きなことじゃないケースが多い。そりゃあ、好きなことが分からないうちに、他人の意見や年収や、労働環境や見栄で仕事を決めてしまうから、自分の本当にやりたい事と違うことを選ぶのはしょうがない。

それでしたくもない仕事を、そういうものと思って1日の大半の時間を費やす。途中でこれは変だって気づく奴はその仕事を辞めれるけど、慣れてきてこんなもんだと思ったり、35年ローン組んでもうその仕事を辞めることができなくなったり、今までの職場しか知らなくって、その世界の外に出ることが怖くなると、ずるずる行って気づいた時には自分の人生が終わってしまう。

自分の人生における時間は有限で、いつ終わるのかさえ誰にもわからない。無駄に時間を使う暇なんてないのはなんとなくわかっているつもりなだけで、本当に有限だってことに気がつくのは、老いを感じ始める頃だ。

仕事を変えるのは出来るだけ若い時の方がいい。大して給料を貰っていなくって、家や車のローンを持っていない若い時の方がリスクが少ない。入ってくる金と出る金の管理をしっかりして、生活のレベルをそれに合わせれば生きてはいける。そんなの嫌だって思うかもしれないけど、貰っている給料の根拠が自分の働きじゃなく、会社の制度に乗っかっているだけってわかったら、マジ会社を辞めることが恐怖になるし、組織を出なきゃいけなくなったら不安に押しつぶされると思う。
給料以上働いている人も少数派いるだろうけど、根拠のない高い給料でいい家に住んで、いい車に乗って、会社の金で出張旅費出してもらって、飯代払ってもらっているような生活していたら、それを全て自分の力で稼いで、金払ってやんなきゃいけないって思ったら、自分の無力に驚くと思うよ。

でも、本気でやったらなんとかなるから、幾つになってもあんまり心配しなくてもいいと思う。「捨てる神あれば拾う神あり」って、これまで何度も経験して来たことなので、「自分を信じていればなんとかなる」は本当だと思う。自分を信じて頑張っていると必ず協力者は現れるから。

それからヒトは誰しもなんらかの才能を持って生まれて来ていると思う。その才能を花開かせてこの世を少し良くすることが、その人の生きている証なのだと思う。成果の大小とかどうでもいい話で、まずは自分が楽しくって、その次に周りの人も少しハッピーになればもう最高だと思う。

ただ、自分だけが楽しい状態だと広がらないから、誰かにも伝わるように工夫していかないと勿体無いと思う。楽しさが伝われば一緒に楽しみたいとか、協力してくれる人が出て来たりするから。そういう流れが出てきたらこっちのもので、そういう流れは出来るだけ止めない方がいいと思う。

って、愛猫のばんスケを撫でながら、取り留めもないことを妄想してみた。「こいつみたいに、我慢せずに、シンプルに生きるのが一番いいんだろうな!」と思った朝の出来事でした。

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