2021年5月26日 14:45 from 日本

上から下がる愛のお手紙

皆さん、こんにちは。

今日は久しぶりにお母さんに書いた手紙について話してみたいと思います。

私は毎日お母さんから「心に力になるお手紙」をカカオトークから転送してもらってます。
韓国の田舎の心修錬院から配達されるメッセージで、心が暖かくなる言葉が多いです。

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タイトルは【存在の中心】です。
―コロナ期間中、私たちはみんな ”時間金持ち” になったので、今回生まれたこの余分な時間を自分の中の深いところの種と会う絶好の機会とするならば、その人は全く新しい次元の生活を開くことができる― と書いています。

「心の力になるお手紙」には、このような人生に役に立つ内容がいっぱいあります。

お母さんは時々それに追加してお母さんの気持ちもメッセージに書いて送ったりします。

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メッセージの後、「今日も感謝して、前向きに考えるように行動して」と書いてて、しんどくて辛かった時ほんとに力になりました。


韓国では愛について「慈悲は上から下り、禍は下から起こる」という言葉があります。
どれだけ息子娘が孝を実践しても親があげる愛とは比較不可能ということです。

私は1ヶ月に1回くらいお母さんから宅配をもらってるんですが、このくらい大きな箱が届きます。

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それでも私は一回もお母さんに美味しいものとか送ったことがなくて、本当に上から下がる愛、その言葉を実感しました。

今回はそれを反省しながら、お母さんに手紙を書きました。

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内容は最近の気付き、学びなど「心に力になるお手紙」と似てる内容と自分の感想を加えて書きました。
直接会って手紙を渡し、お母さんの嬉しい顔を見ることができました。

手紙を通して相手の力になる、という手紙の良さにもう一度気づいた日でした。

お父さんへの手紙

お父さんの存在って、特にアジアでは真剣で、重い感じがありますね。
最近は少し違うかもしれませんが、特に私のお父さんの世代は、家長の責任を持っている、厳格なイメージがあります。

実際家族と話す時も、悩み相談はお母さんにする場合が多いですね。

手紙に関しても、お母さんからもらってお母さんに書いた記憶はありますが、お父さんと手紙を交換した記憶は全くありません。

そのような状況で、今回はお父さんに手紙を書いてみました!

私のお父さんはいつも真面目で、私が自分の話をするといつも心配からする、少し古い考え方の人です。

ですが、直接話す時は恥ずかしくて言えない内容も、手紙で書くと話ししやすくなりました。

ソルミさんハングル手紙全文

ーいつも素晴らしいお父さんでいてくれてありがとうございます。自分に似ているお父さんを見ながら、人生の方向性など色々学んでいます。私が幸せならそれで十分、って言うお父さんにいつも感謝します。お父さんみたいな素晴らしい親になりたいけど、できるかな?子供の頃も、今も、お父さんみたいな人と結婚したいと思ってます。健康が一番なので、幸せに健康に120歳まで生きましょう!ー


渡す時は恋愛みたいにドキドキしました。笑
お父さんもいい意味ですごく慌てました。

果たしてお父さんは返事を書いてくれるんですかね。。?

もしもらえないとしても、人生に何回もない大切な経験になったと思います。


お父さんにも、自分にも。

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李率美 Solmi Lee |喫茶手紙寺分室 note ライター
読書とダンスが好きで、静的+動的趣味同時持ち。
特別な日に手紙をやりとりしないと気が済まないくらい、心を込める手段には手紙以外ないと信じている人。もちろん、特別じゃない日に手紙をもらうのも大好き。

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