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2021年6月14日 18:01 from 日本

思い出になるお手紙

皆さん、こんにちは!

今日は最近掃除をしながら見つけた自分の学生時代のお手紙について少し話させていただきます。

私は小学生の頃にもらった手紙も保管しているくらい、昔の手紙を大切にします。手紙に残っている思い出、自分に向いてる愛情を何度も確認することが大好きです。

思い出①


今週末は公園で遊ぼう、最近こんなお菓子が美味しいなど本当にしょうもないことについて手紙を書いたんだ、て改めて思いました。

昔は相手の気持ちを考えずに自分の話だけガンガンしてたって感じました。
手紙を書くアティチュードも随分変わりますね。

大変長い時間が立ったんですが、その時の気持ちと状況が思い浮かんで心が暖かくなりました。

この手紙は自分の想いを秘めていて、10年後、20年後、思い出になると思います。

手紙をもらう相手が、10年後、20年後、あなたからもらった手紙を読みながらあなたのことを考えることを想像してみると、今の気持ちにちゃんと向き合って手紙を書くことができるんじゃないでしょうか。


あの時の思い出、ペンパル

今のようなネットでつながる時代には、ネットで新しい友達を見つけることも多いと思います。
皆さんも少なくとも一人の「ネット友達」はいるのではないでしょうか。


しかし、ネットがなかった30年くらい前まで、友達とは距離的な影響が多分にありました。
友達と言うと、同じ学校、同じ街の友達がほとんどでした。
そんな中で、雑誌や掲示板で見つけて、連絡を始める「ペンパル」の存在は大切で、特別なものでした。

特に80年代の韓国では、学生用雑誌の後ろに色んな人の自己紹介と住所が書いてありました。
名前が可愛い人や趣味が似てる人、住んでいる場所が遠い人などに手紙を書き、ペンパルを通して友達になりました。
写真を入れたり、お気に入りのポストカードを使ったり、ドキドキしながら相手の返事を待っていました。
実際、結婚までつながったこともあったみたいです。

思い出③


アナログの手紙だからこそ、感じ取る力が必要でした。
消しゴムで消した跡、ちょっとした折り目、入れてくれた写真、間違えている文字。
何気ないものから、手紙を書いてくれた人の想いを感じ取ろうとしていました。
今のようなインスタントメッセージの社会では簡単に毎日テキストを交換でき、コミュニケーションの量は増えたかもしれませんが、ペンに力を込め紙に書いた言葉とは大分違うと思います。

一つの文章、一つのメッセージではなく、一文字一文字にドキドキする気持ちを込め、大切な人に手紙を書くこと。
そんなアナログなことも、今の時代には大事だと思います。

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李率美 Solmi Lee |喫茶手紙寺分室 note ライター
読書とダンスが好きで、静的+動的趣味同時持ち。
特別な日に手紙をやりとりしないと気が済まないくらい、心を込める手段には手紙以外ないと信じている人。もちろん、特別じゃない日に手紙をもらうのも大好き。



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