誰かに贈りたくなる言葉#4 負けず嫌いな人たちへ
手紙を書くということは、自分の気持ちを誰かへ贈るということでもあります。それは、家族や恋人、はたまた自分宛てかもしれません。
ここでは、手紙を書くきっかけになるような「誰かに贈りたくなる言葉」をご紹介します。
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なぜか、気が付けばコメディアンの方の名言(迷言?)三連発。
どうやら自分とは遠い偉人よりも、現代に生きるコメディアンの方の名言の方が自分にはぐさりと刺さるようで。
この言葉はラジオだったかTV番組だったか、人伝いか全く覚えていないのですが、ちらりと耳にした話でした。
萩本欽一さんのことをご存じの方はもはや少ないのかもしれませんが、往年のコメディアンです。60年代には坂上二郎さんと結成した「コント55号」が人気を博し、80年代には「欽ちゃんの〇〇」と愛称を冠としたバラエティ番組が次々とヒットします。当時「視聴率100%男」なんて異名もあったほど。「欽ちゃんの全日本仮装大賞」の司会の方と言えば、ピンとくる方もいるかな。
とあるインタビュアーの方の質問で、「なぜ萩本さんは成功し続けるのですか?」なんて質問に対して、上記のような内容のことを語っていたんです。
きっとインタビュアーは勝つための法則みたいなものとか、負けると分かっていても戦ってみるんだ!みたいな気概を期待していたのかもしれませんが、まさかの負ける勝負は挑まない、というか逃げるという答え。
例えばオリンピック競技のような、皆が目指す勝利がたった一つのようなものではなかなかそうはいかないかもしれませんが、それでも自分の勝てる“井戸”を見つけてみる。わざわざ真っ向勝負を挑まない。なんてことかもしれません。
欽ちゃんはこんなことも言ってます。
勝負しなくて済む自分だけの ”特異な得意”を見つけて、そこに固執してみることが意外とその周辺にある “ヤリタイコト”も叶えてくれたりするものなのかもしれません。
いずれにせよ、勝負して負けるってしんどいですよね。当人からすれば、「頑張ったからいいんだ」なんて到底思えなかったりします。個人的には結構引きずっちゃうタイプだし、もしかしたら負けが怖くて、次の勝負に挑めなくなるなんてこともあるかもしれない。
「負ける勝負はしない!というか逃げる!」と考えれば、じゃあ「自分が勝てる勝負って、いったい何だろう?」と思うと結局、好きか嫌いか、やりたいかやりたくないかはさておき、自分だけの“特異な得意”に行きつくということかもしれません。
さて皆さんの “特異な得意”ってなんですか?
僕の場合は、、、あれなんだろう。
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