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見たこと観たこと聞いたこと聴いたことを、たまーに書きますね。

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最近の記事

エリック・ティールマンス/灰野敬二/高岡大祐 LIVEのこと(2023.10.23)

ベルギーの最高峰即興ドラマーEric Thielemans(エリック・ティールマンス)が久々の来日公演、そのうちの1日は氏がかねてより熱望していた灰野敬二をメンバーに入れたトリオ編成(エリック・ティールマンス/灰野敬二/高岡大祐)でのセッションLIVEとして2023年10月23日(月)、東京・四谷三丁目「CON TON TON VIVO」で実現した。 このLIVEを観に行くにあたり一つ頭の片隅にあったのは「現在、中東やウクライナで起こっている人間の愚かさの象徴たる殺し合いにつ

    • 豊田道倫レコ発ライブ~生と死と~ 2023.9.7 @WWW

       そのレコードはvinylのベスト盤でしかも2タイトル同時発売。今日の会場物販で先行販売され初めて世に出る。そういうタイミングで渋谷WWWで行われた「まわる人生のステージを、レコードの針から眺めて、綺麗ね」と題した豊田道倫/パラダイス・ガラージのレコ発ライブは、オープニング・アクトの柴田聡子の弾き語りで始まった。続く対バンの山本精一& THE PLAYGROUND EASTが上質な「さすが」と唸らせるアンサンブルを聴かせてくれた。  もうこの時点で21時近くになっていた。ベ

      • 梅雨、TEENGENERATE、DJ雑感 2023年6月25日

        [以下敬称略] 前回noteにも書いた3月26日につづき、DJ TKDさん、なまづさんにお誘いいただき、梅雨から夏に向かう6月最終日曜夜にDJイベント「きみにおちるよる Vol.6〜彩のいる透視図」に参加しました。  ※ちなみに「きみにおちるよる」次回vol.7が9月24日(日)@ 頭バー での開催で先ほど決定! 今回は元某アイドルのDJ mulがゲストDJ、そしてスペシャルLIVE ACTには私が尊敬する沖縄電子少女彩が登場するということで、自分のDJ云々よりも客目線で非

        • 私を構成する、という程じゃないけど42枚(+選に漏れた盤:エルヴィス・コステロ)

          パラダイス・ガラージ「奇跡の夜遊び」 Kate Bush「THE DREAMING」 Harmonia「Deluxe」 Iggy Pop「The Idiot」 Fishmans「98.12.28 男達の別れ」 NEU!「NEU!」 FRICTION「ed ‘79 LIVE」 Bill Nelson’s Red Noise「SOUND ON SOUND」 BOØWY「Live At Shinjuku LOFT〜BEAT EMOTION LOFT 2DAYS (1

        エリック・ティールマンス/灰野敬二/高岡大祐 LIVEのこと(2023.10.23)

        • 豊田道倫レコ発ライブ~生と死と~ 2023.9.7 @WWW

        • 梅雨、TEENGENERATE、DJ雑感 2023年6月25日

        • 私を構成する、という程じゃないけど42枚(+選に漏れた盤:エルヴィス・コステロ)

          一番手の役割~DJ雑感 2023年3月26日

          東京のクラブシーンで長年活躍されているTKDさん、そして推しからもヲタクからも愛されるなまづさん他精鋭がオーガナイズするDJイベント「きみにおちるよる」。前回2022年12月30日から3ヶ月経った2023年3月26日(日)に渋谷・頭バー(ZUBAR)でvol.5が行われました。お呼ばれするのは前回で最後かなと思っていましたが、ありがたいことに今回もお声がけいただきました。 今回はTKDさんから「一番手でよろしく」とのご指定。これは責任重大だな、と一瞬緊張しました。午後6時開場

          一番手の役割~DJ雑感 2023年3月26日

          DJ雑感 2022年12月30日(アッキーラ編)

          年の瀬、仕事納め、12月30日夜にDJをやりました。DJ TKDさん、なまづさん達が中心となってオーガナイズしている「きみにおちるよる」というシリーズものDJイベントでした。ありがたいことに私のような素人にも枠を与えてくださり、感謝の極みです。ハコは渋谷の頭バー(ZUBAR)です。 で、半年経って記憶もだんだん薄れていますが、当時を思い出して書いてみたいと思います。 プレイリスト(2022.12.30)  1. Audio Architecture (Studio Liv

          DJ雑感 2022年12月30日(アッキーラ編)

          辛いモノ挑戦で死にかけた話

          あまりに強烈な体験だったのでFacebookから転載します。 2018年3月1日の出来事 辛いモノには強い方だという自負がありましたが、調子に乗って昨日挑戦した 「本格中華料理 味覚」三号店 https://loco.yahoo.co.jp/place/g-W8RB_FUSSjo/ の石焼刀削麺“激辛”で危うく病院送りになるところでした。 普段は”中辛“を美味しくいただいているのですが、もっとイケるというかイキたいwと思って中辛の上という意味で「辛口」を頼むも中辛の

          辛いモノ挑戦で死にかけた話

          猪木 vs アリ戦を繰り返し観た正月

          2022年10月1日のアントニオ猪木逝去以降、猪木のことを考えない日はない。と言ったら大袈裟か。情けない話だが、失ってから初めて考えを巡らせたり、気付いたりすることは多い。 1976年(昭和51年)6月26日(土)に日本武道館で行われた「格闘技世界一決定戦」アントニオ猪木 vs モハメド・アリ戦などまさにそう。試合から45年超、もう語り尽くされているこの試合のノーカット動画がBSテレ朝「猪木自ら語った"アントニオ猪木"闘いの舞台裏と激闘名勝負・第1夜」で放送された(2023年

          猪木 vs アリ戦を繰り返し観た正月

          マンハッタン計画の一員

          数年前Facebookに投稿した原稿の転載です。 Aaron Novickは、あの米国「マンハッタン計画」に参加していた科学者の1人。広島に原爆が投下された1ヶ月ほど前に「トリニティ実験」という人類史上初の核実験(地上)が行われているが、その現場にも居合わせて、実験を観察した人物だ。当時まだ20代、マンハッタン計画では下っ端の方だったと思われるが(トップはご存知ロバート・オッペンハイマー)、戦後は同計画への参画の反動から徹底した平和主義者になった。 2000年に亡くなるまで

          マンハッタン計画の一員

          今回のDJは「ロン・アシュトン再発見の旅」でした(2019.7.21 DJ雑感)

          ありがたいことに、今月もまたDJをやる機会を得ました。主催のひろみさん他みなさん、本当にありがとうございます。2019年7月21日(日)18時~ 渋谷DJ BAR EdgeEnd「ネクロ盤魔殿 Disque Daemonium d'NECRONOMIDOL vol.3」。持ち時間はVol.1が30分、前回vol.2が20分、そして今回vol.3はまた30分に戻りました。テーマは7月17日が71回目の誕生日だったロン・アシュトンをお祝いする意味で、30分間ロン・アシュトン縛りで

          今回のDJは「ロン・アシュトン再発見の旅」でした(2019.7.21 DJ雑感)

          「1980年代の布袋寅泰」というNew Wave(2019.6.8 DJ雑感)

          2019年6月8日(土)に、渋谷DJ BAR EdgeEndでというDJイベントでDJをやらせてもらいました。主催のひろみさんや声をかけてくれたなまずさん、その他関係した皆さんには本当に感謝しかありません。 13人が1人@20分間 という持ち時間の中で好きなテーマで曲を流す、13人の共通点は「NECRONOMIDOLのファン」という一点のみ、示し合わせたわけではないのに面白いように十三人十三色の内容となりました。(前回のネクロ盤魔殿(初開催2019.3.9)の様子はこちら)

          「1980年代の布袋寅泰」というNew Wave(2019.6.8 DJ雑感)

          Silent Poetsの映画を逗子で観てきた雑感

          Silent Poetsの映画「SAVE THE DAY」は期待値が低かったせいもあってか実に素晴らしかった、というのが今の感想。ホント良かった。いろんな思いが交錯した。 映画の話の前に、昨年6月にSilent Poetsが初のフルBANDによるスペシャルLIVEを渋谷WWWでやったという情報に当時まったくタッチ出来なかったことが残念でならなかった。12年ぶりのアルバム「dawn」は知っていたし、タワーレコードの試聴機で聴いて買うのを止めたんだけど(苦笑)、20年以上前から

          Silent Poetsの映画を逗子で観てきた雑感

          久々のDJ、超楽しかった!(2019.3.9)

          昨夜は渋谷DJ BAR EdgeEndで十数年ぶりにDJやりました。今回のイベントは「盤魔殿」というシリーズDJイベント主催者ひろみさんがNECRONOMIDOLヲタによるDJイベントとして「ネクロ盤魔殿 Disque Daemonium d’Necronomidol」を企画され、なまずさんに誘っていただき実現しました。最終的にネクロ魔ヲタ9人が30分の持ち時間で通しで4時間半のイベントでした。 <当日のタイムテーブル> 18:00-18:30・・・DJ LUNA 18:3

          久々のDJ、超楽しかった!(2019.3.9)

          LIVEは一期一会(Altered Statesの巻)

          程度の差はあれ、音楽ファンなら自身の音楽観を一変させたLIVE/コンサート体験って何度かあるでしょう? 私の場合、数回あるうちの1回は1993年10月19日(火)「梅津和時・七転八倒!」@ クラブチッタ川崎 がソレに当たる。大学2年、二十歳の時だ。 http://d.hatena.ne.jp/heg/touch/19931019/1491532358 初めて灰野敬二を「不失者」という形態で目の当たりにし、あまりの衝撃にギターを弾くのをやめてしまったほどだ(バンドは半年ほど前に

          LIVEは一期一会(Altered Statesの巻)

          3776 Extended『即興曲集第一集』を聴かない理由があるとすれば

          富士山ご当地アイドル3776(みななろ)が2017年始から"受験休業中"の3月に、過去にLIVE録音されたExtended名義のインプロヴィゼーション集をCD2枚組でリリースしました。 シンセ類、ループマシン、エレキギター/ベースを駆使してリアルタイム展開されるバックトラックに井出ちよのがマイク1本で即興を演じた記録、いわば"ドキュメント"です。 大抵リリースされて暫くするとSNS上に聴いた人のCD評が一言ふたことから長文まで多数UPされるのですが、今回は感想が極端に少ない

          3776 Extended『即興曲集第一集』を聴かない理由があるとすれば

          ボウイ本読了、次読み始めた本が面白くって

          実はもうとっくに読み終えてたのですが、さほど素晴らしい本ではなかったので放置していました。悪くはないですが「これは超オススメ!」な本ではないです。 著者も暗に認めていますが、ベルリン期のボウイについてはネタが出尽くして、新情報などもう出て来ないでしょう、ほとんど。そんな中でもこの本の存在意義があるとすれば、まず1つが「ドイツ人視点」ではないでしょうか。何かと神格化しがちなベルリン期について、迎え入れた側のドイツ人からすれば、ベルリンなんてそんなイイもんじゃないんだよ、退屈の

          ボウイ本読了、次読み始めた本が面白くって