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数字でみる:直近5年のスタートアップ上場時データから見えた9つの事

著者略歴:宮地俊充 シリアルアントレプレナー / 会計士試験合格→PwC→GCA→ITベンチャーCFO→オンライン英会話 ベストティーチャー創業&大手予備校に売却→エンジェル投資家→デジタルヘルス×D2C セルフケアテクノロジーズ創業(今ここ) 

きっかけは、2019年10月下旬のBASE上場申請時に、TwitterでVC比率と売出比率を巡って金融界隈やスタートアップ界隈で論争が起こっていたことです。

それを見て、そもそもVCから調達しているスタートアップが上場時にどのくらいの業績で、どのくらいの外部株主比率で、公募価格ベース/初値ベース/現時点の時価総額や、吸収金額の内訳がどうなってるのか客観的に知りたいな、と思ったからです。

あと、自分自身が会計・財務のバックグラウンドを生かして、何社かN-3やN-2の会社のCFO代理みたいな顧問をやらせていただいているのですが、他の会社のCFOの知人や証券会社と議論したりする時に、各数字のだいたいの肌感覚みたいなものを持っておこうと思いました。

それで、「IT系スタートアップ上場時データ(直近5年)」というGoogleスプレッドシートを自分用に作成しました。

取り上げさせていただいた35社は、VCから調達していて、かつTechCrunch JapanやTHE BRIDGEによく取り上げられているような著名なスタートアップになりますが、経営陣や外部株主に知人が多く、個社ごとに私が何か分析して発信するのも憚れるため、上場時データだけ提供してあとはそれぞれ利用していただければ、というスタンスでした。

ただ、2019年にIPOする会社も出揃い、データが最新に綺麗に整ったスプレッドシートを見ると、いろんな学びや論点が浮かんできたため、それをnoteにまとめました(2020年3月下旬から有料記事にさせていただいております!!)。

※「IT系スタートアップ上場時データ(直近5年)」というGoogleスプレッドシートのURLは、有料部分に掲載されていますので、そちらをご覧ください!

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