魂の男メシ トマトソース編
【音声版】
待たせたな!俺だ。
今日は、引きこもって自炊ばかりしている俺が、おすすめレシピを紹介していくぜ。
料理は旨ければ何でも良い。見た目なんざただの飾りだ。そんな強い思いで、俺はいつも食材たちに向き合っている。
この世の中は実に面白い。何を追求してもゴールなんざどこにもないし、完璧なんかないのかもしれない。それでも、人は自分の中のゴールを目指して日々探求していくものなんだろう。
料理もそうだ。
何かできるようになっても、また新たなモノがすぐに生まれる。
旨いには際限がない。
でも、再現はできる。
メモさえ忘れなきゃな。
以前にも料理noteを書いているので、ぜひそちらも見てくれ。
じゃあ早速、魂を込めた料理とその作り方を披露するぜ。
今回の料理はトマトソースだ。トマトソースは実に奥深い。これさえあれば、ピザ、パスタ、オムライス、何でもありだ。逆を言えば、トマトソースが決まってないと、トマト系の料理は成功しないぜ。
酸味と甘味の奇跡のバランス。
それがトマトソースだ。
・トマトソース
このソースはどシンプルだ。必要なものは少ない。だが、少ないからこそ誤魔化しが効かない。人間と同じだ。どれだけ添加物で覆おうと、人の本質は変わらない。「かわいいは作れる」という、かつて一世を風靡した言葉がある。確かに見てくれはいくらでも誤魔化せる。それでも、育てるのは外見ではなく中身。大切なのは内側で、外側はカスタマイズ可能なオプションみたいなもんだ。課金したけりゃ勝手に課金してくれや。内側は金じゃ磨けないけどな。
おっと、俺としたことがトマトソースから人間の話に変わっていたぜ。スマンスマン。水、いやトマトソースに流してくれや。
それでは、調理についてまとめていくぞ。
トマトが冷蔵庫でおねんねしても、あんたに寝る間はないぜ。
次はニンニクと戯れよう。
弱火で炒めると、ニンニクの匂いが香ってくる。良い匂いか否かは人それぞれ感想が違うが、俺にはたまらない。ニンニクは滋養強壮に良いらしいが、匂いを嗅ぐだけで俺はバキバキだ。まあ、それは嘘だがな。
それでは、いよいよ最後の作業だ。
30分も待ってられないだって?
しょうがないな。
そんなアンタは、俺のstand.fmでも聴いてくれ。
30分がちょうど30分かな?と思うペースで過ぎていくぜ。別に30分が一瞬で過ぎるだなんて、そんな大それたことは言えない。俺は自称謙虚だからな。
クタクタになったトマトの撹拌は、バーミックスだと最高に気持ちよくできるぜ。気合で潰すのもありだがな。
そして、忘れてはならないのがトマトソースを濾す作業だ。濾すのは物凄くめんどくさい。だが、これをするだけで口当たりの良さは段違いに上がる。どれだけ撹拌しようと、トマトの細かい種や薄皮がどうしても残っちまう。ソイツらを置き去りにすべく、濾して濾して濾しまくるんだ。この超絶めんどくさい濾す作業を終えた先に待ってるのは、それはそれは滑らかなトマトソースだ。
それにしても料理ってのは奥深い。ここに至るまでもそれなりに手間はかかっている。そして、最後のこの一手間。これを怠るだけでクオリティにはかなりの差がでる。80点か100点位の差だ。もちろん80点でも旨い。それでも、ここまできたら100点を目指そうぜ。
人生で100点なんてそうそう取れない。
なぜなら不確定要素が大きすぎるからだ。
ただ、料理は違う。もちろん、全てが再現可能か?と問われたら、そんなことはないだろう。食材や微妙な火加減の差などで違いは出るからな。それでも、あんたにとっての100点は取れるはずだ。
だから、最後に濾せ!
息子がグズってようが、おんぶしながらリズミカルに濾すんだ!
俺が言いたいのはそれだけだ。
そうだ。俺は写真を撮るのが壊滅的に下手だ。
だが、このトマトソースは悪魔的に旨いぜ。
アンタのこれまでのトマトソースへの常識を変えるはずだ。パスタはもちろん、オムライス、チキンにぶっかけても良い。リコピン溢るる食生活を楽しんでくれよな。
それじゃあ次の男メシでまた会おう!
stand.fmでお話しているので、ぜひ音声でもお楽しみください!
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