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魂の男メシ 塩唐揚げ編

【音声版】

待たせたな!
俺だ。

今日は、引きこもって自炊ばかりしている俺が、おすすめレシピを紹介していくぜ。

料理は旨ければ何でも良い。見た目なんざただの飾りだ。そんな強い思いで、俺はいつも食材たちに向き合っている。

突然だが、アンタは塩かタレどっち派だ?

焼き肉、焼きそば、焼鳥、焼き魚。塩かタレかの2択を迫るものは多い。ちびっ子時代は塩なんて考えたこともなかった。だが、今の俺が選ぶのは塩だ。

なぜか?

それは塩は誤魔化しが効かないからだ。

考えてみると分かる。
納豆、鰻の蒲焼き、アイツらはタレが旨いんだ!

別に納豆、鰻じゃなくても良い。白ごはんだろうと、タレをぶっかけちまえば旨くなるんだ。それがタレの魔力だ。だが、俺はいつしか思った。

そんなの反則じゃん..

美味しいは正義。可愛いもまた....正義だ。

だが、タレでビチャビチャにするだけが俺達の青春じゃない。天高くからまぶす塩。あの白い煌き。肉や魚に降りかかる雪化粧。その旨さのポテンシャルはタレを超える!....こともある気がする。

だから、今の俺は塩派だ。

まあ、格闘技の試合でしょっぱい試合をする奴は大嫌いだけどな!

それじゃあさっそく、魂を込めた鶏の塩唐揚げ作りにとりかかろうか。以前にも料理noteを書いているので、ぜひそちらも見てくれ。


・鶏の塩唐揚げ

□食材
・鶏もも肉 500g
・ニンニク 1片
・生姜 20g

□調味料
・塩 小さじ1
・胡椒 適当
・鶏ガラ 大さじ1
・酒 大さじ3
・片栗粉 適当

それにしても、鶏の唐揚げとは恐ろしい食べ物だ。何と言っても旨すぎる。鶏の唐揚げを不味く調理できる人類を俺は知らないし、そんな人間はこの世にいないだろう。そう思えるほど、鶏の唐揚げは誰が作っても旨いし、誰の鶏の唐揚げを食べても、不味いという感情にはならない。むしろ、不味かったらわざとやってるとしか思えないだろう。

だが、旨さの上限は計り知れない。

誰が作ったってそれなりの味になるが、鶏肉の処理、下味の付け方、揚げ方の工程で、とんでもない差が生まれるのも事実だ。だから、人は知らずしらずの内に、外食する際に鶏の唐揚げを頼んじまう。

定食屋、居酒屋、中華料理屋。どこに行っても、とりあえず鶏の唐揚げを頼んでしまうだろう?そんなアンタは、自分の意思で鶏の唐揚げを選んだと思ってるだろう?

だが、それは違う。

アンタが鶏の唐揚げを選んだじゃない。
鶏の唐揚げがアンタを選んだのさ。

そして、このnoteを読みながらアンタはこうも思ってるはずだ。

「コイツはいつまで、"鶏の"唐揚げと書くんだ」ってな。その指摘は実に鋭い。この世にはあらゆる唐揚げ料理がある。だから"鶏の"と律儀につけてきたが、俺もそろそろ面倒くさい。ここからは唐揚げと呼ばせてもらうぜ。

さて、ここから調理に入ろう。
唐揚げのな。

①ニンニクと生姜の皮を剥く
②鶏もも肉の余分な筋や骨を切る
③1切れ50g程度に鶏もも肉を切る(デカめが良いぜ)

ニンニクと生姜は皮があるからまずはそいつを剥いておこう。
その後に鶏もも肉のカット作業だ。

鶏もも肉には往々にして軟骨や筋が付いている。そいつらは切ったほうが口触りが良い。面倒くさかったら切らなくても良いが、切ることをおすすめするぜ。また、鶏もも肉はできれば1切れ1切れを大きめにカットしよう。その方がジュースィーだぜ。

次は漬け込み作業だ。
タレじゃないからあっという間だぜ。

④カットした鶏もも肉をボウルに入れる
⑤塩、胡椒、鶏ガラをぶち込みもみもみ
⑥ニンニクと生姜をすりおろしボウルにぶち込む
⑦酒をぶち込み、更にもみもみ
⑧ボウルにラップをして20分ほど待機

下味もみもみタイムだ。
これで味がキマってくるぜ。

タレのように一晩漬ける必要はない。
20分くらいスクワットでもして待ってくれよな。

その際には、俺のラジオでも聴いてくれや。


漬け込みが終わったら、いよいよ揚げ揚げ⤴タイムだ。

⑨バットに片栗粉をまくんだ
⑩片栗粉を全鶏もも肉にコーチティングだ
⑪サラダ油を鍋にぶち込み、170℃程度に設定だ
⑫揚げ揚げ⤴タイムだ
⑬4分間揚げよう
⑭一度取り出し、3分間休ませよう
⑮180℃に温度を上げ、1分間の揚げ揚げ⤴タイムだ

人によっては、粉に小麦粉やコーンスターチを使う人もいるのかもしれない。だが、俺は片栗粉だけで十分だと思うぜ。片栗粉は中華料理を作る際のとろみ付け要因としても有能だ。だから、俺は片栗粉以外の粉を家に常備してはいない。

うん?何だって?
危険な粉をは持ってないのか?だって。

うるせえよ。
俺クラスになると、片栗粉でハイになれるぜ。

ちなみに、片栗粉の原料は、じゃがいものばれいしょでん粉らしいぜ。じゃがいもの粉でハイになれるなんて最高だ。あんなもん鼻にぶち込んだら、鼻の中にもとろみが付いちまうかもな。

少し無駄話が過ぎたな。

揚げる作業はとても大事な作業かつ危険だ。
くれぐれもふざけないようにしろよ!

170℃、180℃という温度設定は、温度計がないと、難しいと思うかもしれない。だが、安心してくれ。そんなもんは大体でイケる。それでも本当に不安な場合は、以下の記事でも参考にしてくれ。何となくの目安にはなるはずだ。


良い感じに揚がったら完成だ。
タレで漬けた唐揚げとはまた違う旨さがここにある。

タレか塩か。これは永遠のテーマだが、この唐揚げを食べていると、そんな問いは実にどうでも良くなる。結局旨ければ正義なんだ。

美味しいは正義。可愛いもまた....正義だ。

それじゃあ次の男メシでまた会おう!


stand.fmでお話しているので、ぜひ音声でもお楽しみください!







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