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The1975/好きなものには抗えない!

4・5月はほぼ会社生活で、初めて経験するぐらい忙しかったのですが、、、
行ってきました、「The1975 JAPAN 2023 LIVE ON SATGE @Tokyo」!!
ジャパンツアー初日だった、4/24ガーデンシアターで行われたライブの熱は2週間たっても冷めず、ずっと当日の熱気を帯びたまま生活をしている。

”Atpotaim=A Theatrical Performance Of An Intimate Moment”を軸としており、それを纏ったステージは完成度高く、どこを切り取っても最高のパフォーマンスであった。

実際に音楽を体験するシーンに出会うと改めて好きだな、すごいな、いつまでも愛したいなと思える。このライブもそう思うことができて、本当に満ちた気持ちでいっぱいだった。

始まる直前、スクリーンには「Atpoaim」

圧倒的スキルの高さとバランス感

やっぱりスキルが高すぎる。音源を聴いているようなブレない音程と、安定した声量ではっきりとした発声。生演奏の体験ならではのアレンジや不安定さも残しつつもそれすら計算じみたパフォーマンスで、アーティストとしての技術と表現力の高さに圧倒されてしまった。
さらにのびのびと歌い上げるマシューヒーリーの周りで一ミリのずれがない落ち着いたバンドサウンドが本当に良い味を出している。色の濃い超絶技巧が「楽器がうまい」と一見見えてしまうけれど、80’sロックを彷彿とさせる軽い単調な繰り返しのリズムが本当に上手でスキルの高さが伺えるのがThe1975。歌が列車なら裏のリズムが線路みたい。(?)曲全体を安定したバランスに持っていってくれる。マティの幅広い表現を支えてくれている。
4人とサポートメンバー4人のバランスが本当に良かったよ…。

ツアービジュアル爆発!

充実したセットリスト

2022年にリリースされた「Being Funny In A Foreign Lanuguage」を引っ提げたこのワールドツアーだが、この新譜から演奏されたのは東京公演では5曲。残り19曲は過去の作品から満遍なく演奏された。
24曲、2時間近く。The1975の集大成といっても過言ではないほどThe1975の今までの活躍を集約させたようなライブだった。
The1975といえば、さまざまなジャンルのサウンドを違和感なく取り込み、さらにオリジナリティがある曲ばかり。すべて耳馴染みがよくキャッチ―で、どこか懐かしさもありながら新鮮みも感じる、そんな2時間であった。時にオーディエンスとの呼吸を混ぜながら、その場でしか体験できない瞬間的な演奏だった。
それもこれも充実したセットリストのおかげだと思う。
GuysとSincerty is Scaryを組んでくれてありがとう。ちなみにIf you're too shy(Let Me Know)もありがとう。Be my mistakeからのLooking For Somebody(To Love)の流れもありがとう。

来日の直前、マシューの稚拙な考えを基に日本人を揶揄した発言が物議を交わし、私も落ち込んでしまったのが事実である。音楽と人間性は切っても切り離せないし、社会問題や影響力の大きい発言を続けていたThe1975だったので、なおさらだった。
それを肯定はしないし、重い軽い関係なくネタにされてしまったことは悲しい。
それでも大好きでどうしても抗えないThe1975のすべてを私はずっと享受し続けるだろうし、今回のライブで垣間見えたような気がするマティの日本愛を信じたいなと思う。
心の栄養をマシューありがとう〜


儚い顔をしないで🥲


東京セットリスト↓🇬🇧🇯🇵

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