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インプットすること/【小説】 繭の中で本を読む

 今日のタイトルは書籍のものではなくて、わたしが考えていること。なので、今回はいつもの読書日記ではありません。
 こちらの記事を読んで、へえ、そうなったら嬉しいな、と思ってやってみたことを書こうと思う。

 タイトルに全て記載されているのだけれど、そこにある不思議な世界を体験できるなら、やってみようかな、と思って。
 とりあえず、自分に必要なものとして、これから書く小説のタイトルと一行紹介文にしようと思ってやってみた。
 もともと、手書きのノートにタイトル一覧はしたためているので、それで20個くらいはあるかな? そこから先は、毎日書いている詩というか小さな物語にアイデアを求めようと思った。

 カヤさんの絵に、毎日、120文字程度のお話を添えています。こちらのツイートからリプライを辿ってゆけば、今日までの作品をご覧いただけます。
 ここからアイデアを引き出してきて、70は超えた。あとは、直近の【spin a yarn】から持ってきて100完了。だいたい2時間半くらいで100タイトルと一行あらすじが出来上がった。

 【spin a yarn】自体はwebに掲載していないものも含めて、1,500~2,000、或いはそれ以上あるかもしれないから、お話のアイデア自体には困らないなあ、と思っている。もちろん重複するものはたくさんあるし、続いているものもある。そして何より、それをある程度の長さの作品にするには、組み合わせることやもっとテクニカルなこと、アクロバティカルなことが必要だと思っている。さらにその物語を読ませること、おもしろいと感じ、楽しんでもらうためには、よほどのインパクトであったり技量が必要になってくる。

 そのためのひとつの気づきとなったことはよかった。今度、小説を書き上げた後で、図書館や本屋に足を運んでみたいと思う。

 ちなみに、今日は通院日で、診察の前に記事を読んでいたので、そういったことをしても大丈夫かを尋ねた。なぜなら、以前の主治医に「自動書記」を止められていたからだ。自動書記というのはオートマティスムで、wikipediaにも載っている。その中で、重要に思えるのは下記、引用部分。

科学的にはオートマティスムは自己催眠の一形態として説明されるケースがある。統合失調症や夢遊病など、何らかの病的要因が潜んでいるケース、薬物などの使用によるケースも指摘されている。

 わたしは統合失調症なので、病態を悪化させる可能性がある。今回のことが、これと同じようなことなら、事前に避けたほうがよいと思い、聞いてみたのだ。
 医師の回答としては、まとまりがなくなるようなものではなく、ブレーンストーミングのようなことだから問題ない、ということだった。それで、すぐに試してみたのだった。

 実際に試してみて、わたしは毎日作品を書くことで、小さなアウトプットは行うことができていると考える。だからインプットをもっと容易に、圧倒的に、迫られるように感じるためには、もう少し長い、短編程度のアウトプットを定期的に行うことが必要なのだろうと思う。

「繭の中で本を読む」を書くこともそれに当たるのかな、とも思う。そういえば、この小説を書き始めようと思ったのは、ひとつの小説を書き上げた後だった。公募に投稿しようと考えている作品で、まだ時間はあるから、少し時間を置いて推敲を重ねてゆく。
 ああ、それで、本をたくさん読みたいと思ったのかもしれない。うまく循環させることができたら、すごく素敵なことが起きるんじゃないかな、なんて考える。うん、そうだね。病院では、まだしばらくの加療を言い渡されたわけだけれど、物事は、少しずつよい方向を向きはじめているのかもしれない。

 ザジとわたしは似ている、と職場で言われたことがある。何もない一点をじっと見つめているところがそっくり、と。
 わたしは、ただ考えごとをしているだけだと思うんだけれど、その時のことをよく分かっていない。統合失調症について描かれたマンガで、登場人物である患者が一点を見つめる仕草をすることがよくある。これなのかしら、と思うけれど、やっぱり分からない。
「ザジもトーシツなんじゃないの?」
 からかえば、にゃ、と短く鳴いて去ってしまう。そうかと思えば、枕とわたしの間に、ぎゅう、と体を詰まらせて眠っている時もある。ザジはザジで、わたしはわたしだ。人並みでなく、自分らしい自分になろう。

***

今後のラインナップ(つまり読書中:4/18現在)
・大きな鳥にさらわれないよう(再読中)
・さようならギャングたち(再読中)
・すべて忘れてしまうから(図書館から借りている)
・ブロークン・ブリテンに聞け(図書館から借りている)
・わたしを離さないで(オーディブル:読了)
・クララとお日さま(オーディブル:聴取中)
・裾花(再読中)
・文學界5月号
・ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集(再読中)
などなど
ここにラインナップされていても読了しないかもしれません。あらかじめご了承ください。



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サンキュー。酸いイチゴが、たちまち甘くなりますように。
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私の世界はどこまでも平ら、レイヤーの目を入れたり消したりして、時々君の前に現れよう。物語を書きます。刺繍をします。インクの子どもたちの声を聞きながら。ホームページ http://www.roverdover.com / ヘッダー画:茅野カヤ