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研究者として「いい仕事をする」とは

私も大学教員になるにはどうしたらいいですか?と、かつて自分の専門分野の大御所的な先生に尋ねたことがあります。すると、その先生は、「いい仕事をすることだよ。」と気さくに話してくださったのを覚えています。ちなみに、その言葉しか教えてもらっていません。

自分なりに、研究者がいい仕事するとはどういうことなのか?ということを四六時中考えた時期がありました。考えても考えても自分なりに答えがまとまらない時がありましたが、この問いに向き合ったおかげで、研究者としてのマインドセットが形成されたと思っています。

私の場合、いい仕事とは、自分の専門分野だけでなく、その周辺領域の分野にまで影響を与えるような仕事をすること、そのレベルを意識して、目の前の論文発表であったり、学会発表であったりすることなのだと自分なりに解釈しました。

私の場合、目の前に起こっていた現実をしっかりと冷静に受け止め、物事の本質を徹底的に追究すれば、不安は自ずと消え、自信とそして確信に変わって行きました。

今は自信がなくて不安に思っていることをまずは受けいれることから始めていただき、己の信念まで昇華させれば、何も言わずとも向こうからチャンスがやってきます。声をかけてくださる方が現れます。

これからでも遅くはないですよ。ご自分のこれまでの研究力を自分自身に投資してみることも大事です。最後に「信じる者は救われる」です。自分の凄さは自分がよくわかっているという根拠のない思い込みも必要です。脳科学的には正しい方法として分かっています。

私は、自分自身の研究活動を通して、自分の専門分野でインパクトを与えられる人間になるために、何ができるかを日々考えて行動しています。

自分がどのように生きたいのかを考える良いチャンスに来ていると捉えることができると、壁を乗り越えていけると思います。

現実を受け止めつつ、理想とする自己実現のための「問い」をご自身にされてみてはどうでしょうか。

(以上の文章は、相談された内容に関する私の考えです。よければスキをお願いします。)

私はこんな記事も書いています。よければどうぞ。

大学教員公募大全ー面接に呼んでもらえる志望動機書の書き方①―
https://note.com/teck_linguacom/n/n332f378ea057


大学教員公募 面接 で あなたが 内定 するための最終note講座①
https://note.com/teck_linguacom/n/n80b8fec9a4c8


大学教員公募 面接 で あなたが 内定 するための最終note講座②
https://note.com/teck_linguacom/n/nce11e6921273


大学教員公募面接| 模擬授業であなたが 内定 するための最終note講座③
https://note.com/teck_linguacom/n/nb7fe3538dd6e



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