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イギリス生活の近況報告

お久しぶりです。まだイギリスに住んでいます!

最後のブログ以降、特に生活に変化はありません。
同じ外資系企業に3年ほど勤めていて、渡英以来引越しもせず、年に一度1ヶ月間ほど日本に帰国しながら、平穏に暮らしています。

今回はイギリスで数年働いてみて、私の目線で変わったこと・変わらなかったことをご紹介していきたい思います。


変わらなかったこと

ワーク・ライフ・バランス

私は元々、日本では外資系企業でしか働いた経験がないのですが、そこと比べると有給の取りやすさ、残業時間、フレキシブル度等々、ほぼ同じです。
海外で働いてみてワーク・ライフ・バランスが改善したという話も聞きますが、働く場所というよりは「本社がどこにあるか」「会社自体のカルチャー」に大きく依存するという印象です。

一緒に働く人の勤勉さ

渡英前までは日本は他国に比べて相対的に勤勉だと思っていましたが、実際にヨーロッパ諸国の人と働いてみて、感覚的に特に変わらないという印象です。
責任感が強い人も多いですし、深夜に返事が返ってくることも珍しくありません(特にグレードが高い人ほどその傾向があります)。
結局はどこの国でも「人による」のかなぁと思っています。

働く上での価値観

個人的な話ですが、イギリスで数年間働いてみても、価値観は何一つ変わっていません(笑) 何に重きを置くか、将来的にどういうキャリアを歩みたいか等々、日本で働いていたときのままです。
環境が変わっても、パーソナリティはそう簡単には変わらないんだなぁと実感しています。

変わったこと

英語力

毎日英語で仕事をしているので、伸びない方がおかしいですね(笑) ただ、日本に住んでいた時に想像していた「数年間海外の英語環境で仕事をしている人」に比べると、だいぶ低い英語力 だと感じています。
社内外の人問わず英語でプレゼン、ディスカッションできるようにはなりましたが、同じ英語の言い回しばかり使ってしまったり、質問が聞き取れず何度も聞き返してしまったり、反省点を挙げると切りがありません。
やはり語学は自分でコツコツ自習する必要があるのだなぁと実感しています。

収入

今働いている会社に入社した時点の年収は、当時の為替で、日本で最後に働いた年の年収とほぼ同じ状況でした。
3年ほど経ち、ボーナスを含めた年収はそれなりに上がり、為替を考慮すると日本円にして収入はかなり増えました。予想外だったのは、それとは別に会社の株を日本にいた頃より頻繁にもらえるということです。これは嬉しい誤算でした。
ただ家賃やその他の生活費の値上がりには目を見張る物があり、特別裕福になった感覚はありません。むしろ、東京で暮らしていた頃と比べて生活レベルは変わらない 気がします。

総評

結局、日本にいてもイギリスにいても同じ という感想です。
元々会社に恵まれていたというのもあり、今も働きやすい環境を維持できています。
英語力や収入など客観的に見たら伸びているかもしれませんが、主観的には苦手意識があるまま、東京での生活レベルを維持しているままです。
日本と海外では何もかも違うという意見もありますが、私の場合今のところ、良くも悪くも 何も変わらない というのが個人的な感想です。

こういうケースもあるのだと、参考になれば幸いです。


テックウーマン より

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