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春を感じる!稲取のひな祭り

まとめ

稲取に江戸時代から伝わる雛のつるし飾り
素戔嗚神社には、188段558体もの雛段が圧巻。
なぶらととは、明治時代から伝わるつるし飾りが見られます。
ポート黒田では、稲取最古の雛段が存在。

伊豆稲取駅

TBSで木曜日19:00~20:00放送中、「プレバト!!」の企画で描かれた芸能人のアートがみられる駅です。
※2022年2月時点は展示されていましたが、現在も公開されているか不明です。最近、伊豆稲取駅に行かれた方は、公開されているかコメントで教えていただけると嬉しいです。

プレバトとのコラボ壁画

稲取温泉は、冬になるとキンメの水揚げがさかんになります。詳しくは、下の記事をお読みください。

雛のつるし飾り

 山形県酒田市の「傘福」、福岡県柳川市の「さげもん」と並んで日本三大つるし飾りの一つ。
 ひなまつりのとき、雛壇の両側に天井からつるし飾りを吊り下げるのが初春の稲取。江戸時代にはすでに存在していたと言われてます。
 ひな人形は江戸時代からありました。しかし、高価だったため、裕福な家庭でしか飾ることができませんでした。
 飾ることのできない一般家庭では、家族、親戚、近所の方々がみんなで自分達のお古の着物の端切れなどを持ち寄り、小さな人形を少しずつ作り、紐でつないだのが始まりです。
布で手作りした細工物を竹輪に奇数になるように赤い紐で吊り下げ、雛壇の両側に天井から飾ります。
小さな人形には、一つ一つに意味があり、厄除け、無病息災、良縁、幸運の祈り、願いが込められてます。
女の子の健やかな成長を願って手作りされて代々受け継がれてます。
語呂合わせ、言い伝えが元になってます。

多種多様な飾りの意味を知りたい方はこちら

一例

桃→邪気を払う
唐辛子→虫除け
キンメダイ→おめでたい

素盞嗚神社

伊豆稲取駅から徒歩20分、118段の石段に588体ものお雛様が並べられており、圧巻です。2024年は3月10日まで展示されています。(荒天時除く)。
素戔嗚神社境内に行って石段の上から見ると、圧巻な雛壇、華麗な河津桜と伊豆急、雄大な相模灘の景色が一望できます。メジロやウグイスの鳴き声から春を感じました。

なぶらとと

稲取駅から徒歩15分。一年中、つるし雛を見ることができるスポットです。
明治時代に作られたつるし飾りが見られます。
娘が成人になると、どんど焼で、つるし雛を燃やす文化があったため、100年以上前につくられものが残っていることは貴重です。巨大なつるし飾りは圧巻です。

入館時間9:00~17:00
入館料100円


ポート黒田

小さな博物館のようなお土産屋さん
伊豆稲取最古のひな人形があります。
200年前から存在する貴重なお宝です。
200年経っても衰えない優美なお内裏様は必見です。

その他にも、江戸時代の稲取巡業の資料から若貴の直筆書物もあります。
太平洋戦争時の特攻隊のマスク、航空図など貴重な資料も展示されてます。
貴重な資料も必見です。

雛のつるし飾りまつり

伊豆稲取は3月末まで雛のつるし飾りまつり開催しています。
雛の館展示会場では、文化公園雛の館で日本三大つるし飾りの酒田の傘福、柳川のさげとんも展示されてます。

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