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「のっけ丼」と「勝手丼」のちがい

結論

  • のっけ丼は青森市、勝手丼は釧路市名物。

  • のっけ丼はチケット制、勝手丼はお店で支払う。

  • 駅近で食べられ、味噌汁、お惣菜も揃っており、ビュッフェ(バイキング)形式である。


市場で朝食が食べたい

市場は、朝から空いています。地元の海の幸、山の幸、畑の幸が集まります。おみやげを求めるだけではなく、朝食をとるために行きます。

今回は、のっけ丼と勝手丼について紹介します。のっけ丼は青森市の青森魚菜センター(古川市場)、勝手丼は釧路市の和商市場で食べられます。どちらもビュッフェ方式で自分なりの海鮮丼定食を作ることができます。注文の仕方など、似ているため、違いを比較しながら解説します。

のっけ丼

青森駅から徒歩10分。青森魚菜センター本店の名物です。青森魚菜センターは1969年に青森の台所として開業しました。地元では古川市場と呼ばれています。

青森魚菜センターでは、お惣菜、鮮魚店など28店補があり、青森県の旬の食材を中心に集まっています。地元産の魚だけではなく、牛肉も乗せることができます。味噌汁やお惣菜も注文できます。

ご飯の上に好きな地元食材を乗せてオリジナルのどんぶりを作ります。朝食でもランチでも楽しめます。営業するお店が増えるため、10時頃がオススメです。

注文の仕方

1. 案内所で、のっけ丼食事券を購入します。

5枚綴りで1100円、10枚綴りで2000円の2種類があります。現金でもpaypayなどキャッシュレス決済もあります。

2. ご飯を指定のお店(5店)で購入します。普通盛が食事券1枚、大盛りは2枚。味噌汁も食事券1枚で購入できます。

3. 好きなお店で好きなネタを食事券と交換します。お惣菜も購入可能です。

食事券が足りなくなった、でもまだ乗せたいときは、課金します。食事券1枚につき200円で現金のみ支払いできます。

4.休憩所でいただきます。テイクアウトできません。

青森の味覚を中心に詰めこんだ海鮮丼

今回は青森県で捕れた魚を中心に選んでオリジナル丼を作りました。ホタテ、雲丹、イクラ、海峡サーモン、ヒラメ、ブリ、マグロの頭肉、タコ、イカの9種類を選びました。2000円では足りず、課金して2600円でした。

食べると、イカが甘く感じられました。海峡サーモン、ブリの脂の乗り、タコ、ヒラメのコリコリ食感、マグロの頭肉のジューシーさが感じられました。

また、センター内では魚介、乾物、お惣菜などお土産として購入できます。発送も対応しています。


営業時間 7:00~16:00
定休日    火曜日
アクセス 青森駅から徒歩10分


勝手丼

和商市場の名物です。釧路駅から徒歩5分の場所にあり、和商市場は1954年に開業し、釧路市の台所として親しまれています。勝手丼はライダーの口コミで広まり、1980年代には定着したと言われています。和商市場では、お惣菜、鮮魚店、お土産売場など60店補があり、道東地方の旬の食材、名物を中心に集まっています。

注文の仕方

1.惣菜店で白米、酢飯を買います。
※酢飯は白米より50円課金します。惣菜店は2ヶ所あり、お店によって値段が異なります。

2.2店の鮮魚店に行って好きなネタを盛り付けます。1切れ、g単位で販売しています。イクラは別のお店でも盛りつけしていただけます。
※自分の財布と相談して自分なりの海鮮丼を作ることができます。その場の勢いに任せてどんどん追加していくと、とんでもない値段になっていることもあります。

3.鮮魚店の方に醤油をかけてもらって完成です。

4.惣菜店に戻り、割り箸の袋を見せると、カニ汁が40円オトクになります。
※気になるお惣菜があれば、買いましょう。焼き魚、煮魚など充実していました。

釧路産の海の幸を中心に詰め込んだ北海道の海鮮丼

釧路ならではの魚を中心に全て北海道でとれた海産物を選びました。北寄貝ホッキガイ以外、すべて釧路産です。選んだネタはホッキ貝、ホッキ貝の貝柱、クジラの心臓、クジラ、めんめ、ときしらず、マスノスケ、タラ、キュウリウオ、マツカサ、オヒョウ、サメガレイ、ホッケ、アブラガレイ、ハッカクの14種類です。海鮮丼が3140円で食べられました。

ホッキ貝は存在感が大きく、身は甘いです。貝柱の食感もクセになります。キュウリウオの見た目はイワシ、さっぱりしています。春が旬のニシンは脂の乗りがサバに匹敵していました。

北海道は鮭も豊富です。紅鮭は中落ち、春にとれるトキシラズは中トロのような味わいでした。

おひょうは巨大なヒラメです。人間の身長を越える巨大ヒラメです。歯応えはヒラメです。

釧路も捕鯨基地として繁栄していました。クジラのさまざまな部位が食べられました。心臓は臭みがなく、濃厚な赤身でした。

和商市場では、漁港から直行した海の幸だけではなく、蕎麦、北見ハッカなど、道東地方からおみやげも集まります。持ち帰ることが大変な場合、発送も可能です。


営業時間 8:30~16:00
定休日    日曜日(月1度、観光シーズンは営業)
アクセス 釧路駅から徒歩5分


今回は、北の市場でバイキング形式の海鮮丼を作って食べました。みなさんも、好きなようにネタを丼の上に詰め込んで自分だけの海鮮丼を作ってみてください。


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