【詩】虚無の陰
欠けていく 欠けていく
不確かなる 絆が脆く
ボロボロと 崩れてく
万里の城の 末路が如く
果たされる事無き あの日の約束
空に放とう
朽ちていく 朽ちていく
いつか結んだ 絆が脆く
吹く風に 散っていく
砂上の塔の 末路が如く
今はもう昔 あの日の約束
空に放とう
虚無の陰に 怯える夜は
ただ寒くて ただ寒くて
永遠の眠り 堕ちるよ
消えていく 消えていく
胡乱に過ぎた 絆が脆く
最後に見た キミの涙
嗜虐の快感 恍惚の瞬間(とき)
意味など失くした あの日の約束
空に放とう
虚無の陰に 怯える夜は
過去の朋友(とも)が
過去の朋友(とも)が
霧の彼方 招くよ
虚無の陰で 震える夜は
過去の朋友(とも)が
過去の朋友(とも)が
闇の彼方 招くよ
虚無の陰に 怯える夜は
ただ寒くて ただ寒くて
永遠の眠り 堕ちるよ
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