見出し画像

Mastodonの話

現在ワタクシはnoteの他に、Instagram・pixiv・そしてMisskey(かんなすきーとMisskey.designの2箇所)を活動場所としている。

Misskeyについては以前からちらほら噂には聞いていたものの、分散型SNSにちょっとした苦手意識と言うか喰わず嫌いが先に立って、なかなか参入出来ずにいた。
…のだが、いざアカウントを作って見たら想像以上に居心地が良くて楽しい。

そんなこんなで、Misskeyを利用するようになって早くも2ヶ月になる。
前にも書いたが、MisskeyにはTwitterが、イーロン・マスクが排除しようと目論んだ全てが詰まっている。つまりアットホームな雰囲気と、気軽に挨拶を交わせる環境である。
Misskeyは何かしらアクションを起こすと、フォローの有無に関わらず少なからぬ数のリアクション(Twitterで言うところのファボ)がつく。ワタクシは承認欲求お化けでは無いが、リアクションがひとつでもあると矢張り嬉しいものである(Twitterでは運営が意図的・恣意的にシャドウバン等の手段を用いてサブカル畑の人間の一部を孤立化させ、ファボもリプライも来ないようにしていたので尚更である)。

そんな事を綴っていたら、以前Mastodonにアカウントを作った事を思い出した。
Mastodonは皆様も御存知の通り、分散型SNSの中でも頓に名が知られた存在である。
イーロン・マスクによるTwitter買収前、旧Twitter運営の杜撰な運営方針に対する不満がユーザー間で爆発した時期があって、その頃ワタクシは退避先の候補として、Mastodonの中でもpixivと密接に繋がりがあるサーバー【Pawoo】にアカウントを作った。

だが、この時の試みは失敗に終わった。
何故か。

タイムラインがTwitter以上に早かったのである。


Twitterが雨後の最上川なら、Pawooはさしずめポロローカ現象時のアマゾン川である。とてもトレンドを追うなんて出来はしない。自分が発した情報もあっと言う間に流されてしまう。

実はワタクシがPawooにアカウントを作ったのと丁度同じ頃、同様にTwitterから避難した人々が一斉にPawooに参入した為、Pawooのタイムラインが想像を超える情報量を呈し、結果的について行けないレベルに膨れ上がったのである。

ワタクシはMastodon活用をきっぱり諦めた。
今は少しは落ち着いているだろうか。

MisskeyはMastodonと同じく分散型SNSであるが、タイムラインが穏やかまったりと流れ居心地が良いのは、恐らくMisskeyを生み出した方々による血の滲むような努力があったのに違いない。頭が下がる思いである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?