新生活をはじめた人たちに届けたい、手帳・ノートを楽しく活用するヒントになる本。
新しく中学・高校・大学に進学したり、新社会人になったり、転職したり、結婚したり、引っ越ししたり。
この4月から新生活をはじめた人は多いと思います。
そして、色いろと新しいことに刺激を受けつつ、戸惑ったりして、解決策を求めている人もいることでしょう。
その手段として、手帳を使うことはとても有効ですし、まずはスケジュール管理やToDo(すること)を管理するために、手帳を本格的に使いはじめた人も多いはず。
とはいえ、手帳の種類は多種多様ですし、どう使えば自分の課題が解決するのかは分かりにくいもの。
もちろん、手帳の使い方にルールはないし、試行錯誤して自分なりの使い方を編み出すのも楽しいです。
しかし、先人の知恵というか、すでに試行錯誤された使い方が参考になることはとても多いものです。
私はTECHOICE(テチョイス)という、手帳用アイテムと手帳術を発信するプロジェクトをはじめたばかりで、まだしっかりとノウハウをまとめたようなコンテンツを持ち合わせていません。
そこでこの記事では、すでに市販されている「手帳活用に役立つ本」をいくつかピックアップして紹介しようと思います。
たくさん紹介しても、結局どれが良いの?となると思うので、読みやすいものと、少し難しいけど本質的なものを厳選してお届けします。
少しでも参考になったら嬉しく思います。
まずは、書いてみる [時間][アイデア][やりたいこと]がどんどん湧き出すメモの習慣
この本は時間管理はもちろん、仕事のパフォーマンスを上げるためのメモの取り方、ToDoリスト(することリスト)の作り方など、事例をまじえて丁寧にやさしく書かれています。
趣味を楽しくする手帳術や、シンプルな家計簿的な使い方など、生活を充実されるための使い方も豊富なので、手帳入門としては最適な1冊です。
バレットジャーナル 人生を変えるノート術
1日1日の予定やToDoを管理する場合は、バレットジャーナルというノート術のなかの「デイリーログ」を使うのがおすすめ。
詳細を書くと長くなるので割愛しますが、バレットジャーナル自体はデイリーログに限らず、ノートを活用して自分に合わせて使うノート術で、これを実践するのは敷居が高いと感じるものだと思います。
ただし、「日々の振り返り」を重視するデイリーログの使い方は、とても便利で効果も高いので、できることから実践してみると良いと思います。
この本はバレットジャーナルの考案者が書いたもので、シンプルな使い方を、とても本質的に教えてくれます。
本のタイトルにあるように、ノート術というよりは「人生を豊かにするための考え方」的な内容も多いのが特徴です。
デイリーログについては、128ページから書かれているので、まずはそこを読んでいただくのでも良いかもしれません。
コクヨのシンプルノート術
キャンパスノートをはじめ、誰もが知っている、使ったことのある文具を作っているメーカーである、コクヨ社員のノートの使い方を解説した本。
方眼、横罫、無地など、ノートの種類別に、見開き1ページで1つの使い方が具体例とともに紹介されています。
その数、なんと100事例!特に仕事の現場で役立つノートの使い方が多いので、新社会人の方は読んで置いて損はないでしょう。
時間をもっと大切にするための小さいノート活用術
文具のWEBマガジン「毎日、文房具」の編集長で、DIALOG NOTEという小さいノートも手がけてる高橋拓也氏の著書。
小さいノートを持ち歩き、活用するための色いろなヒントが満載の、カラーで読みやすい本です。
スケジュール管理とは別に、携帯しやすい小さなノートを、仕事や生活のなかで活用する方法は、きっと取り入れやすいと思います。
巻末に紹介されている文具やノート紹介も楽しいですよ。
エッセンシャル思考
最後に、手帳術やノート術ではないけれど、何か目標を達成したり、自分の生活を快適するために知っておきたい考え方の本を1冊。
まず、この本のなかで特に心に留めておきたい部分を引用しておきます。
★「捨てるべき3つの嘘」と「置き換えるべき真実」★
①「やらなくては」ではなく、「やると決める」。
②「どれも大事」ではなく、「大事なものはめったにない」。
③「全部できる」ではなく、「なんでもできるが、全部はやらない」。
やりたいこと、やるべきことは、たくさんあり、どんどん増えるわけですが、フォーカスする「やるべきこと」を絞ることの大切さが分かる本です。
「やることを決める」というよりは、「やらないこと」を決めるイメージでしょうか。
何か結果を残そうと思ったり、自分の生活のバランスを保とうとするのなら、役立つと思うので、一読をおすすめします。
漫画版から読むと、とっつきやすいかも。
新生活をはじめた人たちへ
手帳やノートは、スケジュール管理・時間管理はもちろんですが、自分の頭の中や課題を整理して、解決に導くのに便利なツールです。
今回紹介した本では、手帳やノートの色いろな使い方に気づくことでき、きっと自分の生活に取り入れよう!と思うことが見つかると思います。
新生活で大変さを感じたり、とまどったりしている人、そして、がんばっている人の参考になったら嬉しいです。
さて、最後に少しだけ私の活動を紹介させてください。
「手帳好きは、毎日楽しい。」をテーマに、手帳用アイテムや手帳術を発信するTECHOICE(テチョイス)という個人プロジェクトをはじめました。
関連するリンクを貼っておくので、ちょっとだけのぞいてもらえたら、すごく喜びます。
それでは。
●TECHOICE公式サイト
→ すべて活動をまとめています
→ 手帳に書きたい言葉、今日の手帳時間、手帳と使う文具などを発信中
●STORES
→ 手帳テンプレートを無料配布/有料販売しています
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