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【海外留学】コミカレの選び方

こんにちは、テクナドです。

私は、普段シンガポールの米国系SaaS起業で働く傍ら、このnoteを通して自分の興味があるもの、刺激的な出来事等を発信しています。

本記事では、心身共に健康的でより豊かな生活を送るため、最新テクノロジー
(Web3 / NFT / メタバース)に関する有益な情報を発信しています。

<Web3の世界にハマったきっかけ>

私がWeb3の世界に興味を持ったきっかけは大学時代にさかのぼります。

大学一年生の夏、僕が通っていた大学で『Ripple社(米国)』のセミナーがありまして、Web3について何も知らない私はふらっと立ち寄ってみました。

そこではブロックチェーン技術の応用、デジタルIDやWeb3.0の将来的な応用に関するワークショップや、研究プロジェクトが実施されていました。

最近よく目にするブロックチェーン技術や、Web3.0の概念が普及してきたことにより、これまでにはなかったさまざまな可能性が開かれ始めています。

インターネットが出現した時のように、世の中に新しいテクノロジーが生まれる時は、みな宗教的だとか、何かに洗脳されているのではないか思うものです。

いまWeb3は、そういった意味で「人類の思考の最先端」を取り巻いている状況といえます。

『人生は自分だけのおもちゃだ』

僕はこの人生を通してのミッションを胸に「知らないことを知る・体験する」ということを大事にしています。

僕のnote記事ではWeb3について、初学者の方にも直観的に分かりやすく解説しています。

少しでも学びがあった、気づきがあったという方はスキ、フォローで応援よろしくお願いいたします。

Let`s step on a next journey together!!


コミカレとは?


コミュニティカレッジとは、海外の2年制大学のことです。

コミュニティカレッジには「学びたいことがある人は誰でも入学ができて教育を受けられる」制度が整っています。主な特徴は3つ。

①入学試験がなく、基本的に誰でも入れる

②在学期間が人によって大きく変わる

③いろいろな教養科目を学べる

1つずつ説明します。

◆入学試験がなく誰でも入れる

コミュニティカレッジには日本でいうセンター試験のような入学試験がありません。その代わり、入学する基準を満たせば誰でも入ることができます。

例えば、留学生の場合だと、高校卒業資格・TOEFL等の英語力を証明する資格があれば問題なく入学できます。(もちろん十分な費用があることが大前提です。)

きつい入学試験がないため、入学の敷居が低くて誰もが勉強しやすい環境が整っています。年齢・学力・キャリアがバラバラな生徒が集まり、自分の興味ある授業を好きに受講できるのが大きな特徴です。

◆在学期間が人によって大きく変わる

コミュニティカレッジの在学期間は人によって大きく変わります。

興味ある科目を全て履修して3年かけて卒業する人もいれば、必要な単位を急いで取って1年半で卒業する人もいます。

コミュニティカレッジでは、学生本人が各学期の単位数を自由に決めて学習を進めていくことができます。各学期毎に、最も少ない人で12単位、多い人で25~27単位も取ることができます。

各学期=12単位取得は、留学生が正規留学を続ける為に必要な最低単位数。(夏学期は例外あり)

・各学期に取得可能な最大単位数は学校によって違うので事前の確認が必要

私のように1年半ほどで卒業したい人は、毎学期15単位~20単位を目安に取得していく場合が多いです。ゆっくり学習したい人は、毎学期12単位を取得して2年~3年かけて卒業することもできます。

◆色々な教養科目を学べる

コミュニティカレッジは「幅広い教養科目を広く&浅く学べる」のが特徴です。文系の人でも理系科目を学ぶことができるし、その逆ももちろん可能。

専門的なことを学ぶ四年制大学に比べて、より幅広い分野を学習することができます。

各コミュニティカレッジによって学べる科目は変わってくるので、自分の興味ある科目がそろっている学校を選ぶことが大切になっていきます。

以下、私が通っていたコミュニティカレッジで学べる科目の一覧表です。科目数は割と多い方だと思います!

Accounting(会計学)/Business(経営学)/ Economics(経済学)/ Biology(生物学)/Education(教育学)/ Culinary arts(料理学)/Early Childhood education(幼児教育学)/Engineering(エンジニア学)/ Mathematics (数学)/Music(音楽)/ Nursing(看護学)/Low(法学)/ Communication(コミュニケーション学)/Psychology(心理学)/ Hospitality/Tourism(ホスピタリティ・旅行学)/ International studies(国際関係学) /Astronomy(天文学) /Nutrition(栄養学)/Political Science(政治学)/ Geology(地学)/ Physics(物理学)/Chemistry(化学)

他にもたくさんあります!!

文系理系関係なく、幅広い科目が学べる場所だということが伝わったでしょうか。コミュニティカレッジには一風変わった、面白い科目がたくさんあるのも魅力の1つですよ!(例:ダンス学・盆栽学・パラリーガル学など)


コミカレの選び方

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◆編入したい大学と同じ週を選ぶ

アメリカの教育システムは州ごとに異なります。場合によっては他の州で得た単位が認められない可能性があります。

もちろん、他州の4年制大学へ編入することが不可能というわけでは無いのですが、可能な場合でも手続きや単位の変換など煩雑な手順を踏む必要が生じてしまいます。

もしカリフォルニア州にある4年制大学を狙うならば、カリフォルニア州にあるコミカレを選ぶべきです。

基本は同じ州のコミカレから、州立大学への進学を編入と呼ぶ。

編入を狙う場合、カリフォルニアかニューヨーク、テキサスなどの州が人気

※アイビーリーグなど私立大学への編入ルートはないことはないですが、コミカレから州立大学への編入と比べると難易度は全然異なり、現実的な選択肢とは言えません。

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◆編入実績のあるカレッジを選ぶ

編入実績が素晴らしいコミカレには編入を目指す生徒のサポートが充実し、ノウハウを持ったスタッフが在籍しています。

各コミカレのウェブサイトなどにどれくらいの生徒がどの4年制大学へ編入したかなどの実績が乗っていたり、編入をサポートするためのプログラムが紹介されていたりします。

そういった情報をもとに、手厚いサポートのあるコミカレを選ぶことが編入を成功させる大きなカギになります。

『編入成功』のカギは情報と環境です。これは言い切れます。

筆者が留学したのはUCLAと同じカルフォルニア州にある編入実績がトップクラスのコミカレFoothill College | Home、編入に関する情報やサポートがとても充実していました。

編入を成功させるためには情報収集やノウハウを得ることは必要不可欠なので、注意して選ぶ必要があります。

コミカレは、狙う4年制大学のある州の、編入実績の多いところを選んだ方が良いといえます。コミカレについての情報はインターネットを利用すれば簡単に集めることができます。

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◆サポートが豊富なカレッジを選ぶ

また、留学をサポートしてくれるサービスなどの力を借りれば、自分の希望に基づいて、おすすめのコミカレをいくつかピックアップしてもらうこともできます。

筆者はそういったサポートのサービスを利用し、いくつかのコミカレをピックアップしてもらいました。

膨大にあるコミカレから候補をある程度絞れるので、下調べも簡単で、時間短縮にもなります。

時間がなく、なるべくはやくコミカレを選びたい人や、どこから手をつけていいか分からない人でもこのようなサービスを利用すれば比較的簡単に候補のコミカレを絞っていけます。

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コミカレに進学するメリット/デメリット

◆メリット


コミカレ留学は遠回りにみえるかもしれませんが、見逃せないメリットがいくつかあります。

①最終的に進学できる4年制大学のレベルが上がる
いきなり4年制の大学への進学を狙う場合、TOEFL等の語学力証明はもちろん、大学進学適正試験(SAT)やACTといったほかのテストの点数や英語でのエッセイが必要となります。

これらの課題でネイティブスピーカーと戦うレベルの英語力をすぐにつけるのはとても難しく、必然的に狙える4年制大学は限られてきます。

しかし、コミカレは入学自体の難易度が比較的低いうえに2年間の準備期間を得ることができます。

編入を目指す場合、大抵の大学はSATなどのテストではなくコミカレの成績とエッセイを課すので、この2年間でしっかりと準備をすればいきなり行くには難しすぎる大学への編入も可能になります。


②留学生に優しい環境
コミカレの授業は4年制大学に比べると専門性は劣りますが、そのぶん易しいです。

また、4年制大学に比べてクラスの規模が小さいので、授業においていかれることは稀です。教授が生徒一人一人に時間をとれるため、質問や確認をしに行くことも簡単にできます。

さらに、コミカレにはたくさんの留学生が在籍しています。同じように編入を目指す彼らと助け合ったり情報交換をしあえる環境も、留学する身としてはありがたいです。


③費用負担が少ない
費用的な面でもコミカレ留学は優れています。受ける授業の数などで多少の変化はありますが、コミカレの一年間でかかる学費が10,000ドル前後です。

一方、4年制大学は国公立であっても一年で60,000ドルを超えることもあります。

概算ですが、筆者が通っていたコミカレは一年の授業料が約8,600ドル、対してUCLAは一年で約63,000ドルでした。

最初の2年をコミカレにすることで、費用負担をかなり軽減することができます。

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◆デメリット


メリットの多いコミカレ留学ですが、もちろんデメリットもいくつかあります。

①一部の4年制大学に編入できない可能性

まず、一部の私立の4年制大学年制大学を狙う場合、そもそもコミカレ留学ができない可能性があります。

専門性などの観点から一部の私大では編入というシステムを認めていない場合があります。それを知らずにコミカレ留学をすると、希望の大学に入れなくなってしまうので注意が必要です。

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②二度の環境変化

もう一つのデメリットは、コミカレからの編入を目指す場合、二度の環境の変化に対応することが求められます。

まず日本からコミカレに留学した後、そしてコミカレから4年制の大学へ編入した後、です。コミカレを経由しなければ対応する環境の変化は最初の一回で済みます。

筆者はコミカレから4年制大学へ編入した時の変化に対応するのに苦労しました。

同じカリフォルニア州とはいえ違う街に引っ越し、新たな大学内で新しい人間関係を築き、専門性の上がった授業についていくことに苦労しました。

加えて、同じコミカレからUCLAに編入した友人がほぼいなかったため、最初の2年で築いた人間関係はふりだしに戻ってしまいました。精神的に負荷のかかる環境変化を2度経験しなければならないことは、コミカレ留学のマイナス要因です。

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③授業のレベルが落ちる

次にあげられるデメリットとしては受けられる授業のレベルが落ちてしまうことにあります。

コミカレの授業は難易度が低い分、4年制大学で受けられるような授業に比べてやや質が落ちます。

最初から4年制大学へ行けば、4年間受けられたはずの質の高い授業は、編入という形をとることで2年間しか受けられなくなります。

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④卒業まで時間がかかる可能性

また、コミカレ経由での編入は、卒業までにかかる時間が延びる可能性があります。

選んだ専攻によってはコミカレで取らなければいけない授業が多く、2年間では足りない可能性があります。そうなると、3年、長ければ4年間コミカレに通ってから編入を狙うこととなります。

普通に4年制大学に入学したとしても卒業まで時間がかかる可能性はありますが、コミカレ留学の場合は目標の4年制大学へ行くまでの準備期間が延びるという勿体ない結果になりがちです。

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コミカレ進学の重要ポイント


 コミカレ留学のメリットとデメリットを比較し、自分の目指す場所や留学の目的を踏まえて、まずはコミカレ留学をするかしないかを決断することが大切です。

 編入を目指すうえで必要なものは、どの4年制大学を目指すのかによって変わってきます。今回は、筆者の経験をもとにUCLAを含むカリフォルニア大学群への編入について詳しく解説していきます。

まず編入を目指すうえで必要になってくるものは大きく分けて3つあります。高いGPA校外での活動実績、そして英語でのエッセイです。

まずGPAですが、これはコミカレ在籍時のもので、高校時代のものが見られることはありません。

校外活動はコミカレでの実績を主に見られます。高校時代のものを書くこともできますが、重視されるのはコミカレ在籍中のものです。

英語のエッセイは与えられた7つほどの質問から4つを選んで250字ほどのショートエッセイを書くことになります。

良いエッセイを書くためには英語でエッセイを書く力をコミカレにいる間で鍛える必要があります。つまり、編入を成功させるためには、コミカレでの2年間がとても重要です。

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◆GPA


どのくらいのGPAが必要なのか
編入に必要なGPAは、狙う大学の難易度や専攻によって異なります。筆者が編入したUCLAやカリフォルニア大学バークレー校(UCB)などトップクラスの大学となればGPAは3.9以上あった方が良いとされます

もちろん3.9を超えていても不合格だったり、3.7くらいでも合格したという例もあるので一概には言えませんが、コミカレ在学中はなるべく高いGPAをキープしていた方が編入には有利になりますので継続的な学習は必要となります。

過去の編入合格者の平均GPAや最低GPAは調べると出てくる場合もあるので、それらを参考にするのもいいかもしれません。

筆者のコミカレ時代のGPAは4.00で、筆者はUCLAとUCBに合格できました。

GPAは大切な指標ではありますが、高ければ合格できるわけでは無いことは頭に入れておく必要があります。

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高いGPAをキープするためのコツ

高いGPAをキープするにはしっかりと勉強することが前提として求められます。しかし、そのうえでいくつかコツも存在します。

パス・ノーパスをうまく利用する
まずパス・ノーパスをうまく利用することです。必要な単位数の内、いくつかの成績はパス・ノーパスで出すことが認められています。

この成績の出し方だと、実際の成績がCであってもAであってもP(Pass)表記となり、GPAに変化がありません。

つまり、Cを取ってしまいそうなクラスの成績をパス・ノーパスにすれば、GPAが下がることを回避できます。

パス・ノーパスにできる単位の数や授業には制限があるので注意が必要ですし、多くのクラスで授業が始まって二週間以内にパス・ノーパスで成績を出すかどうかを決めなければいけないので猶予はあまりありません。

しかし、明らかに難しい授業等を狙って使えばGPAを高くキープすることが出来ます。

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◆教授の情報を集める



次に、教授の情報を集めることも必須です。コミカレに限ったことではないですが、各授業の評価基準はその授業を担当する教授に一任されています。

中にはAをほぼ出さない教授や、A-やB+といった細かな評定を出してくれない教授も存在します。

そういった教授を避け、比較的評価基準が易しかったり、ボーナスポイントを付けてくれる教授を選ぶことで、GPAを高くキープすることができます。

こういった情報は同じ留学生から聞いたり、インターネット上にある教授を評価しているサイトなどから手に入れられます。

一生懸命勉強する事はもちろん大事ですが、回避できるリスクは回避して、賢く授業を選択していくことでGPAを高く保つことができます。

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◆コミカレの場所を選ぶ


 あまり重要視されない場所選びって大事なんです。第一の理由としては自身のメンタルを大きく左右するのがコミカレがある場所だったりします(笑)

例えば、南カリフォルニアにあるコミカレに通った場合はカリフォルニアの天候に救われることが多々あると思います。

 やはり、入学当初は慣れない環境で、友達も少なく、難しい授業で高いパフォーマンスを発揮しなければなりません。時には気持ちが落ち込み、メンタル的にDepressedになるときもあります。そういったときに、窓の外を見ると大雪、大雨で真っ暗というよりは、改正で、ビーチに行って、いつでもサーフィンできる環境を選べることはすごく重要だと思います。



いかがでしたでしょうか、ここまで読んでみて

修学期間だけでいえば日本の短期大学に似ていますが、日本の短期大学とアメリカのコミュニティカレッジは全く別のものです。

コミュニティカレッジは基本的に、その学校がある地域の自治体によって運営されている公立の学校です。地域に住んでいる住民に、高いレベルの教育を提供するための教育機関として、コミュニティカレッジは運営されています。

その地域、また世界各国から幅広い年齢層の方達が集まり、同じ教室で勉強をします。大学生となると10代後半から20代前半の生徒を思い浮かべるかと思いますが、コミュニティーカレッジでは30代以上の方が約20%を占めるような学校もあります。年齢を問わず、多様な方たちと知り合えるというのも特徴です。

地域に住んでいる人が誰でも気軽に高いレベルの教育を受けられることが、コミュニティカレッジの魅力になっています。名門大学への最初のステップとして、コミカレに入学した後に編入という手はありだと思います。

私の別の記事ではコミュニティカレッジから『UCLA』にほぼ確実に編入できるルートを紹介していますので是非ご覧になってください。


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