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「自分」という看板で仕事ができる人間になる|エグゼクティブコンサルタント本島が語るテックビズの魅力

「TECHBIZ STYLE」では、株式会社テックビズで働く仲間を紹介しています。テックビズで活躍するメンバーは、どんな理由で参画を決め、どんな思いで働いているのでしょうか。

今回は、テックビズのエグゼクティブコンサルタントとして活躍している、本島直樹さんのインタビュー記事をお届けします。

本島直樹(Motojima Naoki )/ エグゼクティブコンサルタント
大分県出身。幼少期を福岡県で過ごし大学から上京。東海大学に入学。大学卒業後はアナウンサーを目指すものの叶わず、営業職としてかんぽ生命に入社し、法人営業を経験。年商1億円の売上を達成する。2014年に独立し、個人事業主として営業代行事業を行う。2018年8月に大学時代からの友人の紹介でテックビズに参画。

アナウンサーを目指すも叶わず|心機一転、置かれた場所で咲こうと奮起した社会人生活

ーー元々アナウンサーを目指していたとのことですが、ファーストキャリアはどのように選んだのでしょう?

はい、高校生のころからアナウンサーを目指していて、大学生の時は日テレのアナウンサースクールに通っていました。就活では全国100社以上のテレビ局をかたっぱしから受けたんですが、やはり狭き門でなかなか受からなかったんです。最後の最後まで、それこそ卒業式の3日前まで面接を受けるくらい粘っていました。結局、最終面接まで残ったところも何社かあったんですが、残念ながら内定までは至らずでした。

アナウンサーになるための就活をしつつ、生命保険会社に勤めていた母の影響で民間の保険会社の営業職も受けていました。テレビ局の就活が本当に実践的で厳しかったのですが、それに比べると営業職の就活は自分にとってすごく易しくて。ただ、いつも最終面接で「アナウンサー職も受けている」と正直に話すと、多くの会社に苦い顔をされました。本命はそっちだから、内定を出しても承諾しないと思われたんでしょうね。
ただ、1社だけ違う会社があったんです。その会社は「夢を持ってるっていいね、悔いが残らないように受け切っておいで。それでもだめだったらうちにおいで。」と優しく背中をおしてくれました。それが、僕が新卒で入社を決めたかんぽ生命でした。

ーー新卒入社後のキャリアはどのようなお仕事をされていたんですか?

入社後は保険会社には珍しく、個人営業ではなく法人営業の部署に配属されました。会社の福利厚生の一環で保険を導入してもらうためのBtoB営業を行っていたんです。
当時の僕は、アナウンサーになれずにとても沈んでいました。かんぽ生命の入社式に向かいながらも、アナウンサーになれなかった悔しさに涙を流していたくらいです。その時に「夢は叶わなかったけど、これから入社する会社では必ず成果を出そう」と心に決めました。そこからは一念発起して、営業の仕事に打ち込みました。

東京エリアに配属され、ありがたいことに法人には恵まれていたので、目に付く会社にかたっぱしから飛び込み、営業していました。1年目の初めから順調に成果を出し、4年目の頃には年商1億円という会社の歴史に残るような数字を達成することができました。

会社ではなく自分の名前で仕事がしたい|独立準備を始めた20代

ーーその後、独立をされたそうですがきっかけを教えてください。

保険営業時代に多くの経営者さんに出会い影響を受けたこと、そして、会社ではなく自分という人間の看板で仕事したい、と思ったことがきっかけでした。
仕事上、日々多くの経営者さんとお話しをしていたんですが、特に渋谷六本木エリアにいる同世代で起業した経営者さんに、自分自身も起業に興味があることを話すと「子供や家庭ができて、守るものができてからリスクをとるのは大変だよ。やるなら若いうち、独り身のうちに早く始めた方がいい。」と言われたんです。その言葉にすごく納得して、早めに起業しようと思いたちました。

また、会社に入って3年目くらいの頃から、会社ではなく自分の看板で仕事をしてみたいと思い始めました。僕がいた当初、前職の法人の新規営業担当は、自分が獲得した新規のお客さんは必ず3年経ったら担当を変えなければならない決まりだったんです。だから、お客様との深い関係性をつくっても「すぐ変わってしまう担当さんの内の一人」でしかなかったんですよね。せっかく信頼関係を築いたのに、その人脈がなくなっていってしまうことが歯痒かったし、もっと自分のことを信頼してくれるお客様と長く付き合っていきたいと思ったことが、僕の独立を後押ししたもう一つの要因でした。「かんぽ生命の営業さん」ではなく「本島直樹」個人として仕事をしたいと思ったんです。

ーー独立されてからはどんなことをされていたんですか。

初めは、すぐに独立はせず、会社員をしてから2年ほど営業代行の事業をしていました。
先に独立していたサークルの同期、今のテックビズの同僚の小野さんにすすめられたことがきっかけなんですが、たまたまサークルの同窓会で小野さんとあった際、小野さんは学生時代から起業願望があったことを覚えていたので「起業の準備どう?進んでる?」と声をかけたんですよね。そうしたら「もう会社をやめて独立したよ」と言われてものすごく衝撃を受けたのを覚えています。僕が起業に興味をある話をしたら、小野さんが「興味あるなら、僕が独立してやってる営業代行の事業を副業でいいから一緒にやってみない?」と声をかけてくれたんです。

そこから休日や余った時間で、まずは小野さんの営業代行事業の手伝いを始めました。徐々に成果がでてきたタイミングで、独立を決意しました。当時の会社に報告した際、「これからがんばれよ。身辺整理ができるまでうちを準備期間にしてくれていいからね。」と、また背中を押してもらえたのは忘れられません。

友人の働き方を変え、人生を変えてくれたテックビズとの出会い

ーーテックビズとの出会いを教えてください。

創業メンバーである中島さん(代表)や久保田さんとは、25歳くらいの頃から知り合いだったんですが、実際にテックビズという会社と接点を持ったのは、27歳の頃、たまたま知り合いのエンジニアさんを紹介させていただいた時です。

当時、そのエンジニアの知人は、会社員のかたわら副業で営業代行をやっていました。エンジニアの彼は、平日は朝から晩まで長時間働いて、土日に頑張って副業をしていたんですが、本業が忙しいために、なかなか副業に集中できず、どちらの仕事でも成果が出せずに悩んでいました。さらに、彼の場合は労働時間がとても長いのに残業代が出ないブラック企業に勤めていて、働いている時間を考えると、彼の年収は高いとは言えませんでした。

そこで、困っている彼に何かできることはないかと思い、久保田さんに紹介したんです。久保田さんは彼のために親身に相談にのってくれ、おかげで彼はフリーランスとして独立をして、渋谷のメガベンチャーの案件に参画することができました。彼の年収は会社員時代のほぼ2倍にアップし、定時で帰れるため空き時間がふえ、営業代行の事業での成果がでるようになりました。本当にやりたいことのために、より多くの時間を割くことができるようになったんですね。
彼が明らかに変わっていくのを間近で見て、「誰かの働き方を変える、生きている世界を変える仕事ってすごいなあ」と感動しました。

ーーテックビズに参画を決めたきっかけは何ですか?

小野さんから「テックビズの創業メンバーの久保田さんに誘われたんだが、一緒に挑戦してみないか?」と声をかけていただいたんです。
テックビズの仕事の素晴らしさは、エンジニアの友達の生活の変化をみて実感していました。また、ちょうどその頃「今後のキャリアとして、組織でのマネジメント経験を積まないままでいいのだろうか」という悩みもかかえていたため、これはいい機会かもしれないと思いました。人のために役立つ仕事をしながら、組織に入って自分のマネジメントスキルも伸ばせるかもしれないと感じたんです。

ーーテックビズの仕事について、初めてお話を聞いた時は率直にどのように感じましたか?

エンジニアさんの収入も働き方も変えることができる、素晴らしい仕事だということは実感していたんですが、もともと飛び込み営業など全く別の領域にいたのもあり、専門知識のない自分にできるのかという不安もありました。3ヶ月ほど参画するか悩みましたね。

ただ、久保田さんとの面談で、テックビズの営業スタイルについて細かく知ることができ「自分でもできるかもしれない」と希望がもてました。
テックビズの営業は、エンジニアさんからエンジニアさんを紹介してもらう、いわゆる紹介営業を主流にしているんです。自分の周りにも保険業界で同じスタイルで働いている友人もおり、すぐに仕事のイメージがつきました。
ただ、保険のように「あらゆる職業の人」に売れるわけではなく「エンジニア」の方と出会わなければいけないですよね。でも、出会ってすぐ「エンジニアさんですか?」なんて聞けない(笑)そこで、「エンジニアさんに紹介したくなるような人であること」つまり、「信頼できる人であること、常に寄り添い、困った時にまずは相談したいと思ってもらえる人であること」が大切になるんです。それって、どんな仕事においても使えるスキルでもあるし、自分の夢だった「自分」という看板で仕事をすることに直結するなと思ったんです。

仕事のイメージがついたこと、自分がさらに伸ばしたいスキルが身につきそうだと思えたことで、テックビズへの参画を決意しました。

まずは「本島」自身を知ってもらう|裏表なく自分の色を出す営業スタイル

ーーもともとは情報系の学部出身とのことでしたが、実際に働いてみていかがでしたか?

それが、エンジニアの方とお話しするのに、大学で学んだことはほぼ使えませんでした(笑)大学の学びって「点の知識」なんですけど、仕事において必要なのは「線の知識」なんですよね。結局は実践の場で学んでなんぼなんです。ただ、逆にいえば未経験の方も実践で学べば専門スキルは身につけられるので、自分がもともと心配していたような知識面での不安は解消されましたね。

エンジニアさんと実際に向き合ってみて思ったのは、正社員からフリーランスになることに抵抗のある方が多いんですよね。「自分にはまだスキルが足りない」「人脈がないから案件獲得のための営業ができない」と思ってるんですが、意外とそんなこともなくて。やり方を知らないだけで、実は働き方を変えて生活を変えることって意外と難しくないんですよね。それを自分が教えてあげるだけで、生活が変わって豊かになるのであれば、ものすごくやりがいがありますよね。人が好きな自分にはぴったりな仕事でした。

ーーテックビズでは、具体的にどのようなお仕事をされていますか?

新規の営業活動としては、エンジニアさんと毎日接点を作りつつ、エンジニア以外の職種の方とも日々交流し交友関係を広げています。
心がけているのは、いきなり自分の仕事の話をするのではなく、まずは私「本島」自身を知ってもらうようにしています。仕事としての関係というより、この人と繋がっていたいと思ってもらいたいし、私としても思っていたいです。大学時代の私のサークル活動や友人作りのスタイルに似てるかもしれないですね。自分にとって有益かどうかだけでなく、まずは人間同士の付き合いとして相手に興味をもち、相手と仲良くなることを楽しむ。だからこそ、初対面でも思ったことは包み隠さず言うようにしていますし、相手にも言いやすい雰囲気をつくれるよう心がけています。

さまざまなバックグラウンドを持つ人と仲良くなれること、裏表なく自分の色を出しながら人と仲良くなれる自分の特性を生かして、「エンジニアの紹介なら本島!」と言われるような存在であれるよう日々意識しています。

「より多くの悩める人に手助けできるように」採用と育成に尽力する、次のステージへ

ーー今は通常のコンサルタントから、チームメンバーをもつ「エグゼクティブコンサルタント」へと昇進されましたが、コンサルタントだった時代から変わったことは何ですか?
※エグゼクティブコンサルタントとは:コンサルタントメンバーをまとめるリーダーポジション

チームメンバーに対する「責任感」と「日頃の自分の姿勢への意識」ですね。

実は、コンサルタントとして参画して2年目くらいに一瞬気が抜けてしまった時があったんですよ。ある程度仕事にも余裕ができてきて、金銭的にも充実してきて、現状に満足してしまっている自分がいたんですよね。
そこから脱却できたのは、2021年の春に自分でチームをもちメンバーができたのがキッカケです。僕の結果がチームメンバーの見る未来になる、だからこそ僕自身は常に良い結果とかっこいい背中を見せないとまずいな、と感じたんです。悪い手本にならないように、より一層自分自身の人間性を高めて仕事に向き合わないと、と思い、改めて気合が入りました。

また、当時はまだ自分を誘ってくれた久保田さんのもとで働いていたんですが、「久保田さんのもとから独立して、自分がリーダーとして胸をはれる次のステージに行くんだ」と思ってからはあっという間でした。
エグゼクティブコンサルタントになった今では、次の人たちの指標になってしまうので「責任感を持って、常に行動で示す」ということは意識してやっています。

ーー今、目標において取り組んでいることはありますか?

次世代のリーダーを育てていくということをすすめていきたいです。特に、営業マンの採用・育成は意識してやっていますね。
自分自身がテックビズで人生が変わったと思っているんです。金銭面だけではなく、やはり「気持ち」に余裕ができたと強く感じています。だからこそ、自分から積極的に誘いにいき、昔の自分と同じく燻ってしまっている人、同じような悩みを持っている営業さんやエンジニアさんと会って、テックビズらしい働き方を見せるようにしています。大袈裟でなく「人生を変えて」いきたいですね。

ーー本島さんにとって、テックビズで働く魅力は何ですか?

「紹介してもらえる自分になれる」「時間や金銭面含め、私生活にも余裕が生まれ、自分以外の誰かのために考えられる人になれる」ということが魅力ですね。
周囲から頼られる存在になれたら、どんな仕事をやってもうまくいくと思うんです。今自分は、テックビズがもしも無くなったとしても生きていけるような自分になれていると思います。もちろんテックビズはなくなってほしくないですが(笑)
ただ、そういう自分になれるのは、テックビズの仕事ならではの魅力ですね。

ーー最後に、テックビズに興味を持っていただいた方にメッセージをお願いします。

ITスキルがないから、繋がりがないから、と悩まれる方もいるかもしれませんが、僕も参画当時はありませんでした。不安に思うこともあるかもしれませんが、相談いただけたら全力でサポートするので、まずは一緒に働きましょう!

おわりに

本島さんは常に次のステージを目指す、チャレンジングな環境の中で、自分の経験をベースに後輩にテックビズでの「道標」として背中を見せていきたいとお話しされていたのが印象的でした。エンジニアさんの現状を変えるだけではなく、コンサルタントを支える、次世代の柱となるべく、日々研鑽されていらっしゃいます。

テックビズには、まだまだ熱い人たちが沢山います。次回の「TECHBIZ STYLE」お楽しみに!

また、会社についてより詳しく知りたい方は下記の採用ページをご覧いただき、カジュアルにお話しさせていただけると嬉しいです。

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