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「受講がゴールではなく、受講後の選択肢を最大化するためのメンタリングを。学びへの熱さと悩みの先に」 by メンターマネージャー宇都宮- TechAcademy People第一回

こんにちは。テックアカデミーでマーケティングを担当しております福田です。
テックアカデミー公式noteでは、「TechAcademy People」と題してテックアカデミーを支えるメンバーにフォーカス。こだわりや想いを通じてテックアカデミーの魅力をお伝えします。

第一回は、テックアカデミーの肝であるメンタリング・チャットサポートをするメンターをマネジメントする「メンターマネージャー」の宇都宮に話を聞きました。

<記事を読む前のメモ>
・テックアカデミーでは講師のことをメンターと呼んでいます。単なるスキルだけではなく受講の悩みや進路なども含めてメンタリング・チャットでサポートすることを目的としています。
・メンタリングは週2回のオンライン面談と、毎日のチャットによるサポートを行なっております。

メンターマネージャー宇都宮さん

前職で人事を経て、海外でも働けるエンジニアを志し、テックアカデミーを受講。ひょんなことからテックアカデミーに携わることに

──現在34歳、テックアカデミーで1年半勤められている宇都宮さんにお話を聞きます。まずは経歴を教えてください。

宇都宮:大学時代は青年海外協力隊でアフリカにてボランティアをし、新卒で自動車販売店の営業、その後社内で人事に異動し7年従事しました。
32歳の時に違う業界で働きたくなり、海外で働くにはエンジニアとしてのスキルが必要と考え、テックアカデミーで受講することに。その後、エンジニアとして就職活動を進めていました。

その時、テックアカデミーを運営するキラメックスの求人をたまたま発見。人事のときに人の将来に関わる仕事に面白さを感じていて、自分がエンジニアになるのではなく、エンジニアになりたいという同じ思いを持った多くの人の手助けができる、教育の提供側に携わりたいと思い、入社を決めました。

メンターマネージャーとしての仕事は管理だけではなく「受講生へのいいサービス提供ができる一体感作り」

──次に、今のお仕事について教えてください。

宇都宮:入社後、前職の経験を活かしメンターマネージャーとして、メンターの管理(シフト、メンタリング調整など)、運用方針策定、指導方法・伝え方などのメンターからの相談受けなどを行なっています。メンターは一千人以上おり、毎日数十件の要望や相談を聞いています。

──毎日数十件も!メンターマネジメントでのこだわりや気をつけている点はありますか?

宇都宮:業務にあたっては信頼を築けるように、お互いよくするために一緒にやっていくという一体感を感じ取っていただくように心がけています。

お互いの立場を考え合うことが大事と語る宇都宮さん

宇都宮:自分がメンターの立場に立った時に嫌だと思うところを運営として想像することができる。メンターが運営の立場に立って何ができるかを考えられる。そんな関係が大事です。お互い本音が言いやすく聞きやすいように。上下関係があっては成立しません。そして、言い合えなければサービスのレベルアップは有り得ません。

結果的にサービスレベルやモチベーションの低下を招き、受講生へいいサービスを届けられなくなってしまいます。すべては受講生のため。そこを見誤ってはいけません。

──なるほど、すべては受講生のため、そのためにサポートとメンターが肩を組んで同じ視線で取り組んでいくことが大事なんですね。

テックアカデミーのメンターはとにかく熱い。だからこそ受講生の成長のために考え、悩んでいる

──メンターマネジャーをしていて、テックアカデミーのメンターはどういう方が多いと思いますか?

宇都宮:メンターのみなさんは非常に教育に対して熱い方が多いです。受講生のみなさんに成長してほしいと本当に考え、心から願っています。

前述のとおり、改善要望や相談が1日に何十件も寄せられます。「どうやったらもっといい対応ができる?こうやったらもっといいのでは?」といった相談や要望です。教育に対する気持ちがないと行動には移せませんよね。

また、合格率が10%以下の試験を通過した方のみにメンターとなっていただいております。スキルはもちろん、教え方・コミュニケーション能力、そしてどんな人にも親しみやすさを感じさせる人間性や、本質的に教育に共感いただいている方のみです。

メンターの評価は、なんと98.7%が満足と回答。

そして、過去の実績や経験を元にしたマッチングや、評価が高い方をアサインするようになっているため、メンターと合わないという声はとても少ないです。その点も安心して受講いただける点かと思います。

──改善要望を積極的に出すくらい教育に熱心。とても心強いです。そんなメンターからどんな意見が多いのでしょう?

宇都宮:受講生の対応や方針についての問い合わせをいただくことが多々あります。メンターも人間ですから、うまく指導ができない時は必ずあります。メンターは、教育に対する熱さを持つため、どうすれば受講生が気持ちよく学べるのか、日々悩んでいます。

メンターは頼れる人が周りになかなかいません。そんな時はサポートや他のメンター同士が協力しあって、悩み相談をうけるようにしています。メンターさんたちが孤独にならないように、そして対応は「適切」だったのかではなく「最適」だったのかをみんなでフィードバックし合います。各メンターのいい対応、いい言葉かけを可視化し、指導方法をみんなで共有してみんなでレベルアップしていく仕組みも今作っています。

「アイコン」から「人と人の付き合い」へ。

そして、テキストのコミュニケーションが中心となるので温度感を大事にし、何かあった時、メンターと直接お話しするようにしています。アイコンから言葉が放たれるだけの機械的なサポートから「人と人とのやりとり」をしてメンタリングのモチベーションを高めたいなと。悩んでいるメンターを運営がしっかり見つけてフォローしていきたいです。

メンターあってのテックアカデミー。

──メンターも1人の人間。悩みながら受講生のために取り組んでいるのですね。メンタリング・チャットサポートはやはり受講において必要だと思いますか?

宇都宮:自分自身で受講した経験から、やはりメンターなしでは到底やりきれないと思っています。テックアカデミーのコースは一筋縄ではいかない課題が多いです。実際に、受講中も心が何度も折れかけました。しかしその都度、メンターが精神的なサポートもしてくれました。それがなかったら、最後まで受講できませんでした。

メンタリングがないはじめての副業Liteコースでも、チャットサポートでアドバイス、フォローを受けることが可能で、うまく活用していただいている方の学習進捗は高いのでメンターのサポートはやはり重要です。

実際、メンターのサポートのおかげで、基礎的なPCスキルのみでプログラミングの知識がまったくなかった方が受講を最後までやりきり、副業案件サポートの試験も合格し副業をできるまでになった事例がたくさんあります。
裏ではメンターの親身なサポートがあったんだな、そして受講生の血の滲むような努力と、自分たちのサポートでそこまで成長して自己実現を達成したんだな、と思うと涙が出てくるほど嬉しかったです。

受講生が受講後の自己実現を達成するためにはメンターによるサポートは必須であると確信しています。

──メンターあってのテックアカデミーということがよく伝わってきます。

テックアカデミーがみなさんにしている約束

メンタリングのコツは「遠慮しないこと」。メンターもわからないままで絶対終わらせたくない。

──テックアカデミーのメンターは「答えを教えない」という方針があると聞きます。それはなぜでしょうか?

宇都宮:それは、「すぐに答えを教えても本質的な理解に繋がらないから」です。
受講生は勉強と課題でいっぱいになってしまい、本質を忘れがちです。本来、その先のエンジニアになる、副業する、がゴールなのに、課題をクリアすることが目的となってしまうのです。
テックアカデミーのメンターは徹底的に受講の先を見据えてメンタリングしています。答えを教えてしまっては、1人で仕事をする時に実践する力がつきません。そのため、簡単に答えを教えない、という指導方針になっています。

メンターが業務時にログインする管理システムのTOPページに表示されている行動指針

──メンタリング・チャットサポートを受ける上でのコツはありますか?

宇都宮:よくある悩みとしては「どうしても遠慮してしまう」という点です。なかなか答えにたどり着けない場合、メンターは先生でプロ、こちらは素人なので、「こんなくだらないこと聞いていいのか?」「こんな聞き方でいいの?」「カリキュラムで終わったことなのに聞いたら、なんでわかってないのと思われてしまうのでは?」と思ってしまいがちです。

その結果、回答がきてもわからなかった時にもう一回聞く、というのを遠慮してしまう。「なるほど・・・」「やってみます・・・」とわかっていないのに返してしまい、学習が止まってしまうのです。これ、本当にあるあるですし、皆様も経験があるのではないでしょうか。

せっかくの限られた機会なのでメンターに気を使わないことがコツであり、テックアカデミーに限らず、普段の学びを最大化するコツです。自分の目標を達成するために、メンターや学びのシステムを使い倒しましょう。そのためならテックアカデミーは最大限の協力を惜しみません。

──どんな学びでも、遠慮しないでわからないところはそのままにしない、ということが大事ですね。

学びは、選択肢を広げ、喜びを得るきっかけになる。

──少し話は変わりますが、宇都宮さんの「学びについての想い」をお聞かせください。

宇都宮:勉強に限らず、学ぶことは、文句なしにとてもいいことです。なぜかというと、学んだことにより、コミュニケーションやチャレンジが増え、選択肢が広がり、喜びのきっかけが増えるからです。

たとえば、アフリカにいた時も、ギターがひけるだけで現地の方と交流しやすくなるよなぁと思いました。コミュニケーションや何ができる機会にチャレンジでき、それによって新しい知識・経験が得られ、そこから喜びに変わるきっかけになるのです。

学びは喜びのきっかけ と宇都宮さん

学んだことが、いつどう役に立つかはわかりません。しかし学びによって得られたことで、損することはないです。

今は、そんな喜びの材料を提供できることに私自身やりがいを感じます。受講していただく方の人生の広がりにつながるきっかけを作れる仕事は誇らしいです。

私が学びの中でプログラミングを選んだ理由は、物作りが好きだったからということもありますが、エンジニアは海外でも活躍できる、幅広い選択肢につながると考えたから。将来はまたアフリカに戻って、アフリカ人エンジニアを増やしたいと思っています。ヒトモノカネがないところで、ネット環境だけでヨーロッパの仕事ができるようになれば世界を変える一助になります。大袈裟ではなく、学びにはそんな可能性があります。

──学びは喜びのきっかけになる。そのきっかけを徹底して追求しているのが宇都宮さんであり、メンターなのですね。

受講を検討している方、受講生の方へ
「必ず我々が最後までサポートします。それが使命だから。」

──最後に、この記事を読んでいただいている、受講を検討している方や受講生の方へメッセージをお願いします。

宇都宮:受講生として自分も受けていた経験からお話しします。
テックアカデミーの学習は簡単ではありません。だからこそスキルが身につき、叶えたい夢をかなえる第一歩になります。

時には心が折れかけることもあります。そこで自信を失う必要はありません。どの受講生もきっと同じです。
ただ、最後まで絶対に諦めないでください。我々が必ずサポートします。それが我々の使命だからです。テックアカデミーでは受講して終わりではなく、新たな第一歩を踏み出す手伝いをさせていただきます。

受講を迷われている方、受講中の方は安心して我々と一緒に学んでいただければ嬉しいです。

──宇都宮さん、ありがとうございました!

※本記事は2022年7月、執筆時点での内容です

福田の編集後記
宇都宮のインタビューから、テックアカデミーの教育に対する想い、メンタリングへのこだわりがひしひしと伝わってきました。受講はあくまで受講後の自己実現のための第一歩にしかすぎない。そのための学習サポートがテックアカデミーの真骨頂であり、すべてです。
それでは、次回TechAcademy Peopleもお楽しみに。

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