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『スタートアップ×知財』的なテーマで読みたい本まとめ(現在14冊)

スタートアップをクライアントとする特許事務所の一員として読みたい本(一部読んだ本)をまとめておきます。読める日は来るのだろうか。順次継ぎ足していきます。
最終更新日:2020/7/24

スタートアップの知財戦略: 事業成長のための知財の活用と戦略法務

タイトルがそのものズバリ!な本です。スタートアップ側で知財担当する人(CTO、法務担当、あるいは専任の知財担当)、スタートアップを支援する弁理士、の目線合わせなどにも有効そうな本です。気になる。

第1章 スタートアップと知財
第2章 各フェーズで行うべきこと
第3章 大企業とスタートアップ
第4章 大学発ベンチャー
第5章 ライセンス
第6章 データの利活用
第7章 業界別知財戦略
第8章 オープンクローズ戦略とスタートアップ
第9章 各種知財の権利行使
第10章 スタートアップが活用できる各種サポート
※より詳しい目次はこちら

課題解決とサービス実装のためのAIプロジェクト実践読本 ~第4次産業革命時代のビジネスと開発の進め方~

オプティムでAI・IoT新規事業立上げを担う山本さんの本。AIの基本的な話だけでなく、契約や見積もり方法について、また同社での具体的なプロジェクト事例なども書いてあるようで非常に気になってます。

第1章 AIで何かやってみせてよ
第2章 AIの基礎知識
第3章 AIプロジェクトの立ち上げ
第4章 AIコーディングの基礎
第5章 AIサービスの提供と運用
第6章 AIプロジェクト・ケーススタディ

機械学習エンジニアのための知財&契約ガイド

エンジニア向けの知財&契約の解説本。経産省が出している「AI・データ契約ガイドライン」やソフトウェア特許の具体的な事例紹介、OSSと知財など、かなり実践的な内容っぽいので、ぜひ読んでみたいと思います。

第1章 AI・データと法的な保護
第2章 契約-当事者のインセンティブのデザイン
第3章 AI・データと特許
第4章 専門家とのコラボレーション
第5章 OSSと知的財産権
※より詳しい目次はこちら

ガイドブック AI・データビジネスの契約実務

執筆陣が豪華すぎて気になっている。下記目次を見ればこれは読まないとってなる人も多いんじゃないでしょうか。

第1章 データビジネスと契約
第2章 秘密保持契約
第3章 システム開発・保守契約
第4章 ソフトウェア・ライセンス契約
第5章 クラウドサービス利用契約
第6章 プライバシーポリシー
第7章 プラットフォーム型契約
巻末資料

起業の法務――新規ビジネス設計のケースメソッド

自動運転、フィンテック、ヘルスケアなど、近年ホットかつ法規制・法改正が重要となる事業領域18例が紹介されてる。読みたい。

第1編 総論
新規ビジネスの潮流、新規ビジネスを取り巻くプロフェッショナルプレーヤー、法規制のクリアランス、知財戦略、資金調達、クラウドファンディングによる資金調達、エグジット(IPO・売却)、人事労務管理
第2編 各論
自動運転、スマートスピーカー、IoT(スマートホーム)、Fintech1(家計管理)、Fintech2(AI投資)、ビッグデータ、ターゲティング広告、CtoCマーケットプレイス、スキルシェア(副業)、民泊、カーシェア・ライドシェア、ヘルスケアビジネス、ゲームアプリ、eスポーツ、ドローン、VR、宇宙ビジネス、動画配信プラットフォーム

M&A、ベンチャー投資における知的財産デュー・デリジェンス

スタートアップが限られたリソースを使って知財に取り組むなら、Exit時にどう評価されるのかはぜひ知っておきたいところ。読みたい。

知的財産の基礎知識
各種の知的財産権
ソフトウェア・プログラムと知的財産
その他の知的財産の応用領域
知的財産の基本戦略
契約の基礎知識
オープン・イノベーションと契約
知的財産デュー・デリジェンス
知的財産デュー・デリジェンスの手順(基礎編・応用編)

スタートアップに関係する知的財産デューデリジェンスについては、特許庁からも資料出てます。ちなみに知人が作成に関わってたりします。

知的財産デュー・デリジェンス/標準手順書 Seller's DDのススメ ※スタートアップ目線の資料
ベンチャー投資家のための知的財産に対する評価・支援の手引き ※出資者目線の資料

アフターデジタル2 UXと自由

中国のアリババ・テンセント等の事例を通じて、すべてがオンラインになる社会を見通す目を養う本。前著『アフターデジタル』がめちゃくちゃ良かったのでぜひ読みたい。

[まえがき]アフターデジタル社会を作る、UXとDXの旗手へ
第1章 世界中で進むアフターデジタル化
第2章 アフターデジタル型産業構造の生き抜き方
第3章 誤解だらけのアフターデジタル
第4章 UXインテリジェンス 今私たちが持つべき精神とケイパビリティ
第5章 日本企業への処方箋 あるべきOMOとUXインテリジェンス
[あとがき]待ったなしの変革に向けて

パテントダイジェスト(AI、AI2、ブロックチェーン、サイバーセキュリティ)

米国情報誌紙で話題となった先進企業の特許を採り上げ、それらの特許を2-8ページに日本語で要約し、分野別に提供。

対象分野は、AI、IoT、セキュリティ、ブロックチェーン、ヘルスケア、フィンテック、チャットボット、AR/VR、画像認識・処理、ウェアラブル、オーダー/デリバリー、感情予測・分析、広告、チャット/SNSなど。

市場を変えろ 既存産業で奇跡を起こす経営戦略

スタートアップを既存産業を破壊していくプロセスを知りたいなと思って気になってる本。元々看板屋さんだった方が、広告の画像解析事業に展開していくまでが書いてあるとのこと。

序章 レガシー企業だからできるイノベーションがある
第1章 なぜ、レガシー企業にイノベーションが必要なのか
第2章 自社と市場の「現在地」を把握する
第3章 「Lの世界」の成長戦略
第4章 「Iの世界」の成長戦略
第5章 イノベーションの実現に欠かせないこと
おわりに

世界市場で勝つルールメイキング戦略 技術で勝る日本企業がなぜ負けるのか

事業領域のルールと噛み合った知財 is 最強なので、ルールメイキングの話も一度ちゃんと勉強したいと思っている。

第1章 なぜ今、ルールメイキング戦略なのか?
第2章 ルールで市場を囲い込む欧米、取り残される日本
第3章 企業経営における標準化とルールメイキング戦略
第4章 経営戦略としてのルールメイキング戦略の方法論
第5章 社会課題を成長機会に転じるルールメイキング戦略
第6章 安全保障経済政策とグローバルルールメイキング
第7章 科学技術外交と国際ルールメイキング

起業の科学 スタートアップサイエンス

スタートアップが生まれてから成長していくプロセスを整理するために手元にある本です。どのタイミングで特許取得を検討し始めるべきかなど考える材料になるかなと思ってます。

Chapter 1 IDEA VERIFICATION 【アイデアの検証】
Chapter 2 CUSTOMER PROBLEM FIT【課題の質を上げる】
Chapter 3 PROBLEM SOLUTION FIT【ソリューションの検証】
Chapter 4 PRODUCT MARKET FIT【人が欲しがるものを作る】
Chapter 5 TRANSITION TO SCALE【スケールするための変革】
おわりに

STARTUP STUDIO 連続してイノベーションを生む「ハリウッド型」プロ集団

スタートアップのコミュニティ、エコシステムについて知りたいなと思ってます。自分もそこの一員だと思ってるので。

一章 8つのポイントで徹底分析・スタートアップスタジオの基本
二章 伝説のスタジオ、ベータワークスの物語
三章 米タンパのケースに学ぶスタジオ運営の課題
四章 ハンガリーのラボ・クープ流スタジオ運営術
五章 ミディアラボが北欧を席巻しているワケ
六章 オランダのスタジオが実践する組織風土のつくり方
七章 複数のスタートアップをうまく育てる方法論
八章 著者自らが経験したスタジオ発展のプロセス
九章 大企業とスタジオのより良い関係
十章 改めて押さえておきたいスタジオ運営の基本原則
十一章 大局的な視点で見るスタジオモデルの可能性
十二章 学生の研究グループが調べた「ブームの今後」
日本版解説

QRコードの奇跡: モノづくり集団の発想転換が革新を生んだ

技術の資産化、知財のオープンクローズ戦略など、さまざまな視点から読んでみたい本。

第1章 源流―アナログかんばんから電子かんばんへ (「かんばん」とNDコード、NDコードの開発者 ほか)
第2章 開発―思索から実践へ (QRコードの父、OCRの仕事とNDコードの限界 ほか)
第3章 標準化―国内単一業界から国際多業界へ (デモ機を持って展示会へ
ライバルの二次元コード ほか)
第4章 進化―企業ユーザーだけでなく消費者も (非自動車業界への普及、QRコードを携帯電話で読む―シャープと日本テレコムの事例 ほか)
結章 QRコードを通じて経営を考える―革新の神が宿るところ (これまでのQRコード物語の振り返り、総合芸術としての企業経営 ほか)

iPod特許侵害訴訟 アップルから3.3億円を勝ち取った個人発明家

IT関連の訴訟事例が書かれた本。後半の交渉してるあたりの話を参考にしつつ、交渉に使える知財とは何ぞやみたいなことを考えるのに良さそう。

第1章 齋藤憲彦という人物
第2章 創造せよ!
第3章 特許という武器が必要だ!
第4章 発明のプロセス
第5章 特許出願までの道のり
第6章 アイデアを売り込め!
第7章 アップルとの交渉
第8章 拒絶査定に打つ手なし?
第9章 勝つために戦え!
第10章 山が動いた
第11章 アップル事件から学ぶこと

ほかにもお勧めの本などあったらコメントやtwitterなどで教えてもらえると嬉しいです!自分の方でも随時追加してきます。

執筆:@tech_nomad_

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IT特化の特許事務所に所属しながら、副業でテック系ライターしてます(m3のAIラボ、ASCII STARTUP、サイバーセキュリティ、OSSコンプライアンス等。詳細は固定ツイート参照)。デジタルヘルス×特許を掘り下げたい。体調落ち着かない中での働き方を日々模索中です。

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