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ひとつむぎの手

書名:ひとつむぎの手
著者:知念 実希人
出版社:新潮社
発行日: 2021年4月26日(文庫)
読了日:2021年9月12日
ページ数:420ページ
9月 :2冊目
年累計:27冊目

やっぱり知念さんの作品は優しさがある。
心臓外科医は素人からでも、すごく大変なんだろうなと思う。
そんな世界で頑張る主人公「平良」くん。

この主人公の人柄がすごく親しみ持てる。
自分と同じ苦労はさせたくないのって
どこの世界でも共通ですよね。

辛いとわかってるからこそ
あまり同じ道を歩ませたくないと思うのは
親子心、先輩心ってやつですよね。

ただ、そんな素直な平良に心を打たれていく
新人外科医の3人も良かったです!

天久鷹央シリーズのようなミステリー要素は
ほとんどないですけど、主人公は小鳥遊先生に少し似てるかな〜。


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