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2020年6月30日にまたここで会おう

書名:2020年6月30日にまたここで会おう
著者:瀧本 哲史
出版社:講談社
発行日:2020年4月27日
読了日:2020年8月2日
ページ数:224ページ
8月 :3冊目
年累計:24冊目

もし、瀧本さんが存命していたら
このコロナ禍の状況でどんな講演したのだろうかと
思わずにはいられない。

20代、若者に期待する熱意・パッションが
これかというほど、伝わってきます。
厳しくもあり、優しくもある。

未来を変えていくのはやっぱり
10代〜20代かなと個人的にも思うし
ただベテラン勢もそれに負けじと
変革していく必要はあるかなと思っています。

パラダイムシフトは世代交代である!

大事な事がたくさん書かれているけど
自分なりに思った事を書いていく。

・自灯明

やっぱり自分自身で考えて行動する事
これに尽きると思う。
本から学ぶ事もあるけれども、最後は自分である。
そして、行動することが何より大事!

・教養

他の見方・考え方があり得ることを示す事。
大学で1〜2年目は幅広い分野を学びますよね。
心理学・倫理学・経営・歴史…。
これって新しい視点を手に入れる事だったり
様々なモノの見方、捉え方を会得するためなんですよね!

・交渉は情報戦、アンカリングに騙されるな

これを読んでふと思ったのが
なぜ「午後10時までしか酒類を伴う営業ができないのか?」

なんかまさにこれだよなって思いました。
最初8時だったよね?それが10時だから
一転して譲歩したように見えるのか?!

そんな事はないよね。
本質は感染者を出したくないのであれば
きちっと感染予防しているところであれば
時間で区切るのは説明がつかないはず。

でも、国の方針と言われると対抗できない。
なんだかなぁーーー!

・バカがいたら、猿だと思え

これは最近、しっくりくる。
やっぱり正論・論理・データを示しても
相手はコンピュータではなくて人間なので
当然、理解してくない人も一定数いる。
簡単なのは、この考え方な気がする!

・投資する際の方針

事業がうまくいかなくても
その会社を買収したくなる会社へ投資する。
ユニークなテーマで実現できるメンバーがいる事。

これは後半で起業したい学生への回答にもあるけど
やっぱり、ユニークである事と
そこに自分なりの熱い想い・ストーリーがあるかどうかで
ビジネスがうまくいくかは決まると思う。

なぜ、私がこの事業をしなければならないのか?!
ミッションの様なものがないと
途中でくじけてしまうだろう。

そんな事を思った。

自分の人生は自分がコントロールする

Bon Voyage

船員ではなくて、船長として自分が舵取りをして

人生と言う名の広大な終わりなき旅に出よう!

そんな勇気をもらえる一冊でした!

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