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アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

書名:アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書
著者: アンドリュー・O・スミス
出版社:SBクリエイティブ
発行日:2019/11/20
読了日:2021年1月24日
ページ数:396ページ
1月 :3冊目
年累計:3冊目

アメリカの高校生がこのレベルを学んでいるのはすごい。
日本は20代の大人でも知らない人が多いのでは?

アメリカ人の金融資産に対する株・投資信託の比率が
高い理由がわかった気がする。
日本も2022年から家庭科の授業で資産形成などの
金融関係に力を入れるみたいですね!

もっと早くやるべき!

さて
社会人になると自分で選択した事に対して
全ての責任を負うようになる。

大学生になれば、アルバイトをする。
そこで初めて契約という事を経験する。
そこで支払われる時給は適正だろうか?
最低時給は法律で決められている。

そのもらった給料に税金はどれくらいかかるのか?
社会人であれば、明細書に所得税・住民税・社会保険・・・
たくさん控除されるが、それはどう決まってるのか?

もらった給料は銀行口座に眠ってるだけ?
定期預金しようかなと思う人もいるけど
現金として保有しておく方が良いのか
株式や債権や金などに投資した方が良い?

では、なぜ現金で保有しているとリスクなのか。
それにはインフレなどが関わってくる。
そこにはFED、日銀などの中央銀行の動向が絡むから
日々経済ニュースをウォッチしないといけなくなる。

結婚、家を買う、子供に財産を残す、保険をかける・・・

世の中は金融の知識がなければ
乗り越えていけない事ばっかりです。

お金の教育は本当に大事だと思う。

22才の新卒で年間30万貯金し始めて
年利6%で運用すると70才では7,696万円にもなります。
一方、32才(10年遅れ)で年間30万貯金・年利6%での運用だと
70才では4,077万円にしかならないです。

たった、10年の違いは元本だと30万×10年の300万円ですが
複利で6%ずつ増えるため、想像以上に差が広がるのです。

日本人の中学・高校生の子供がいる家庭は
ぜひ読んで見てはいかがでしょうか。


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