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警察庁長官 知られざる警察トップの仕事と素顔

書名:警察庁長官 知られざる警察トップの仕事と素顔
著者:浅倉 秋成
出版社: 朝日新聞出版
発行日: 2021年9月13日
読了日:2021年9月12日
ページ数:248ページ
9月 :5冊目
年累計:30冊目

警察庁長官は30万人いる警察官のトップ。
その方々にインタビューした本書は
警察のこれまでの努力とトップが抱える重圧や重責を
感じる事ができます。

いわゆる警察庁は国家公務員でキャリアといわれる
そうしたスーパーエリートですが
その中の約8000人の頂点だから
体力・知力・胆力、どれも兼ね備えている
すごい人ばかりである。

やはりどの世界もトップの人の仕事とは
想定外のことが起きた時の危機管理や
課題解決能力にどれだけ長けているか。
そこに尽きると思った。

そして人間力もないと組織や人を動かすことはできない。
現場を知る必要性があるのは一般企業でも一緒。

部下や会社の従業員が何か不祥事を起こした時
社長の責任は直接ないかもしれないけれども
その責任を引き受けていくのがトップである。

やっぱりキャリアの警察官は異動も多いし
精神的ストレスもすごそうだなと思った。
民間のトップに比べたら給与や待遇も低いだろうし
仕事の原動力は使命感や正義感なんだろうな。


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