【決算要約】ビットコイン収益10倍超 スクエア / Sqare(SQ)【FY21 Q1】

2021年5月6日に発表されたSquare(ティッカー：SQ）の決算内容について解説します。

※ Youtubeによる解説動画も公開いたしましたので、よろしければご覧ください

Square社は、2009年、リーマンショックの直後に設立されたフィンテックベンチャーの先駆け的な企業です。

同社のサービスは、２つに大別されます

小売店舗の決済システムとして使われる白いカード読み取り機「スクエアリーダー」顧客のクレジット情報を読み取り、決済ができる仕組みとなっています

P2P（個人間の送金）システム「CashApp」。元々は送金のアプリでしたが、支払い･投資などの機能を追加し、月間取引数は増え続けています

収益は、昨年同期比266％増の$5.1Bとなります。

収益が好調な要因として、ビットコインによる収益は、前年同四半期と比較して1,047％増加しています。また、本業であるSquare決済システムによる決済総額は、前年同四半期と比較して28.7％上昇しています。

EPSも $0.41と市場予測を上回りました。

株価は2021年2月に高値をつけてからほぼ横ばいトレンド、5/6終値は$223、決算後の挙動がどうなるかといったところです。

ビットコイン売買による大幅な増益が牽引し、収益・EPSともに市場予測を大きく上回りました。また、GPV(決済総額)は、前年同期と比較して28.7％上昇しています。

今回の解説内容は以上となります。

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