小学生が学んでいる「Scratch」風のApp Inventorで、スマホアプリを簡単開発

・Androidスマホのアプリが簡単にできる「App Inventor」の使い方を紹介…

小学生が学んでいる「Scratch」風のApp Inventorで、スマホアプリを簡単開発

・Androidスマホのアプリが簡単にできる「App Inventor」の使い方を紹介しています。  App Inventor のすばらしさを一人でも多くに人に伝えたい!

マガジン

記事一覧

Sprite画像を回転するには、Headingプロパティに、現在の角度+変化させたい角度をセットする

 Sprite画像を回転するには、図1のように、ImageSprite,heading に回転させたい角度をセットします。角度は、真上を0度として左回転です。図1の処理では左側に横倒しに…

List の要素をカンマ区切り(CSV)でセットする

リストに値を設定する方法  リストに値を設定する場合、図1のように make a list ブロックを使って実行します。  これに対し、図2のように list from csv row text …

ボタンのデフォルトの色コードは? 

 例えば、ボタンを押すたびにボタンの色がデフォルト(灰色?)と黄色に変わるようにするため、図1のようにブロックをプログラムした。デフォルトの灰色はBuilt in のCol…

大谷翔平が高校時代に立てた、目標達成シート アプリを作ってみた(前半)

 MLBで大活躍の大谷翔平。彼が花巻東高校1年の時に書いた目標達成シートをAppInventor でアプリ化してみた。  いつも持ち歩くスマホアプリなので、いつでも確認できるし…

Perplexityに質問して、電話のプッシュ音を鳴らしてみた。JavascriptをAppInventorから呼び出す方法も。

 今朝、ベッドから抜け出す前に、Perplexity(以下パープレ)をさわっていたんだけど、電話のプッシュ音を再現しようと調べ始めて途中でほってあったのを思い出し、Perple…

Buildしたら、エラーが表示された。
Appinventorを始めて7年半、初めて遭遇するエラーだ。
nb197にバージョンアップしてからどうも調子が一つ

うわさのClaudeを利用し始めた
確かにいい感じ
AppInventorの開発アシストに使えそう

が、こんな回答も
「具体的なYouTube動画のリンクをお教えすることはできません。私はインターネットに接続されておらず、最新の動画情報にアクセスできないため」

そうなんだ

7月7日にnb197 へバージョンアップの補足情報。7月3日時点でデザインビューの画面で機器の選択が可能に戻った。しかもアイホンへ…

 前回の投稿で、デザイン画面で機器が選択できなくなって、画面があふれた場合の扱いがやりにくくなったと記述したが、  本日、開発していたらデザイン画面で、図11のよ…

7月7日にnb197 へバージョンアップしました

 デザイン画面で編集中に表示が変わったのに気が付いたので、リリースノートを確認したところ、nb197 へバージョンアップしていた。  パレットの折り畳みは便利になった…

Make Genericの使い方

 ブロックエディターで、ブロックを右クリックして表示されるコンテキストメニュー(Context Menu)を使ってブロック編集画面の記述を簡単にする方法を説明します。 基本…

perplexityは情報が速いね
昨日昼過ぎに投稿したnoteの記事が検索で表示された。

perplexity、便利だけど、ただなあ。
使っていてなんだけど、究極のパクリ感は否めない。

生成AIでプログラム開発をやってみた

 少し前に読んだ下記の本「Google Bard 完全マニュアル」に、簡単な図を使ったプログラム作成の例が載っていたので試しにやってみた。  生成AIによるプログラミングの書…

生成AIがApp Inventorのプログラミングにどの程度役立ちそうか、ザクっと確認したが、意外な結果に!

 AppInventorを利用したプログラミングは、簡単に始められて自由度もある。何と言ってもスマホアプリが作成できるで、作成したアプリを日常的に使えるのがとても良い。欠…

NotebookLMで、Spreadsheetを直接読み込む方法(ドライブからは読み込めない)

 NotebookLM のソースにSpreadsheet を利用するために、アップロード元として「ドライブ」を選択し、マイドライブ>スプレッドシート保存用のフォルダーとすると 図2の…

Scratchのスマホ版「OctStudio」が面白い。信号待ちでも開発できる!

 Scratchの開発元のMITメディアラボLifelong Kindergartenグループによって開発された OctStudio が面白い。機能限定版のScratch のスマホ版。  機能は若干低いけど、…

App Inventorで、「血圧測定タイマー」を作ってみました

 毎日血圧を測定するのは血圧管理に重要なんだけど、毎日一定のやり方をしないと結構変動してしまい正確性が落ちる。 そこで、毎日同じように測定できるように専用タイマ…

Sprite画像を回転するには、Headingプロパティに、現在の角度+変化させたい角度をセットする

 Sprite画像を回転するには、図1のように、ImageSprite,heading に回転させたい角度をセットします。角度は、真上を0度として左回転です。図1の処理では左側に横倒しになる感じです。  現在の角度から一定の角度に変化させたい場合は、ImageSprite.Headingに現在の角度(ImageSprite.Heading)+ 変化させたい角度(ここでは90度)をセットします。  左回転するので、右回転させたい場合は回転角度を負の数字にします。  連続して

List の要素をカンマ区切り(CSV)でセットする

リストに値を設定する方法  リストに値を設定する場合、図1のように make a list ブロックを使って実行します。  これに対し、図2のように list from csv row text ブロックを使うとコンパクトに設定ができます。入力する手間も少なくてすみます。 行のリストに値を設定する方法  行のリストにCSVテーブルから値を設定する場合は、nake a list ブロックを階層的に使い図3のようにブロックを組みます。  CSV文字列を使ってコンパクトに

ボタンのデフォルトの色コードは? 

 例えば、ボタンを押すたびにボタンの色がデフォルト(灰色?)と黄色に変わるようにするため、図1のようにブロックをプログラムした。デフォルトの灰色はBuilt in のColorブロックから灰色(図2の下から3番目)をセット。  ところが、実際に動かしてみると、最初のクリックでは、微妙に灰色が濃くなるだけで黄色にならない。つまり、図1、図2で指定した灰色は似てはいるが、デフォルトの灰色とは異なるようだ。  実際、図3のブロックで色コードに分解してみると、 ・デフォルトの灰色は

大谷翔平が高校時代に立てた、目標達成シート アプリを作ってみた(前半)

 MLBで大活躍の大谷翔平。彼が花巻東高校1年の時に書いた目標達成シートをAppInventor でアプリ化してみた。  いつも持ち歩くスマホアプリなので、いつでも確認できるし、バージョンアップもできる。 大谷翔平の目標達成シートとは  現物は図1。説明するまでもないかもだが、いわゆる曼荼羅チャート。中心にメインの目標を記述し、その周りにメイン目標それぞれのサブ目標を記述したものです。 どうやってアプリ化するか表示方法  最大の課題は、この横長の文字も多い表をスマホでど

Perplexityに質問して、電話のプッシュ音を鳴らしてみた。JavascriptをAppInventorから呼び出す方法も。

 今朝、ベッドから抜け出す前に、Perplexity(以下パープレ)をさわっていたんだけど、電話のプッシュ音を再現しようと調べ始めて途中でほってあったのを思い出し、Perplexity に質問してみたら、それっぽい回答が返ってきたので、最終App Inventorで鳴らすようにアプリを作成しました。 Perplexity にプログラムを書いてもらう  まずは、パープレに下記の質問を投げた  帰ってきたプログラムは音声ファイルを再生する仕組みで、音声ファイルは自分で探せと

Buildしたら、エラーが表示された。 Appinventorを始めて7年半、初めて遭遇するエラーだ。 nb197にバージョンアップしてからどうも調子が一つ

うわさのClaudeを利用し始めた 確かにいい感じ AppInventorの開発アシストに使えそう が、こんな回答も 「具体的なYouTube動画のリンクをお教えすることはできません。私はインターネットに接続されておらず、最新の動画情報にアクセスできないため」 そうなんだ

7月7日にnb197 へバージョンアップの補足情報。7月3日時点でデザインビューの画面で機器の選択が可能に戻った。しかもアイホンへの切り替えも可能に。

 前回の投稿で、デザイン画面で機器が選択できなくなって、画面があふれた場合の扱いがやりにくくなったと記述したが、  本日、開発していたらデザイン画面で、図11のように機器ののサイズが変更できるように戻ってる。しかも、アイフォンの選択もできる。  ただし、全てが右のようになったのではなく、ちょっと触った感じでは、 ・バージョンアップしてから新規に作成したプロジェクトだけ、右のようになり ・バージョンアップ以前に作成したプロジェクトは左のようになる  ではないか。  とりあえ

7月7日にnb197 へバージョンアップしました

 デザイン画面で編集中に表示が変わったのに気が付いたので、リリースノートを確認したところ、nb197 へバージョンアップしていた。  パレットの折り畳みは便利になったが、タブレット表示がなくなったのは不便になった。メンバーがAppinventorてーむに合流した(?)Kodularの機能が追加されるかと期待していたが、それもなかった。   相変わらず、あっさりとした案内でした。 バージョンアップの内容 Changes between nb196 and nb197 (Ju

Make Genericの使い方

 ブロックエディターで、ブロックを右クリックして表示されるコンテキストメニュー(Context Menu)を使ってブロック編集画面の記述を簡単にする方法を説明します。 基本的な使い方 図1のようなボタンが6個ある画面で、それぞれのボタンをクリックしたら黄色くなり、黄色い状態でクリックするともとに戻るようにしたい場合  ブロック図は下記の通りになりますが、同じ処理を6回も書かないといけないし、ブロック図も複雑になります。  そこで、Make Generic でこれを簡単に

perplexityは情報が速いね 昨日昼過ぎに投稿したnoteの記事が検索で表示された。 perplexity、便利だけど、ただなあ。 使っていてなんだけど、究極のパクリ感は否めない。

生成AIでプログラム開発をやってみた

 少し前に読んだ下記の本「Google Bard 完全マニュアル」に、簡単な図を使ったプログラム作成の例が載っていたので試しにやってみた。  生成AIによるプログラミングの書籍とかWebの記事では、Pythonで開発するものが多いが、開発・実行の手軽さでJavascript(HTML)を選択。生成AI AIは、CopilotとChatGPTとGemini  を基本設定のままで使った。  テストの方法プロンプト  プロンプトと与えた画面イメージは図1の通り htmlファ

生成AIがApp Inventorのプログラミングにどの程度役立ちそうか、ザクっと確認したが、意外な結果に!

 AppInventorを利用したプログラミングは、簡単に始められて自由度もある。何と言ってもスマホアプリが作成できるで、作成したアプリを日常的に使えるのがとても良い。欠点はドキュメントが少ないこと。ということで、このnoteもはじめたが、なかなか進まない。  一方、最近生成AIでプログラミングが話題に。これを何とか、AppInventorの開発に利用できないかと、まずは実力のほどを確認。 確認対象の生成AIと確認方法 まずは基本的なところで、少しAppInventor特有

NotebookLMで、Spreadsheetを直接読み込む方法(ドライブからは読み込めない)

 NotebookLM のソースにSpreadsheet を利用するために、アップロード元として「ドライブ」を選択し、マイドライブ>スプレッドシート保存用のフォルダーとすると 図2のように、「フォルダーは空です」と表示されるだけで、Spreadsheetがリストに表示されず選択できない。 そこで、アップロード元として「ウェブページのURL」を選択し 、 SpreadsheetのURLをコピー&ペーストし「挿入」をクリックすると 図5のように、ソースとして利用できるよう

Scratchのスマホ版「OctStudio」が面白い。信号待ちでも開発できる!

 Scratchの開発元のMITメディアラボLifelong Kindergartenグループによって開発された OctStudio が面白い。機能限定版のScratch のスマホ版。  機能は若干低いけど、スマホ(タブレット)だけで開発~実行ができる(というかパソコンでは使えない)入力から友人とのプログラム共有や動画やgifでの保存も可能。  Scratchは素晴らしいけど、スマホしか持ってない子供も結構いる(特に発展途上国とか)というので、開発したとのこと。 開発画面は

App Inventorで、「血圧測定タイマー」を作ってみました

 毎日血圧を測定するのは血圧管理に重要なんだけど、毎日一定のやり方をしないと結構変動してしまい正確性が落ちる。 そこで、毎日同じように測定できるように専用タイマーを作った。 仕様 安定的な測定結果を取得するために、測定方法は 1)2回測定して平均値を取る 2)開始前に3分安静 3)1回目の計測が終わってから1分後に2回目を測定  プログラムの仕様としては ・アイコンのクリックで、スタートする ・経過時間を 分:秒 で表示する ・1回目の測定時間になったら、「1回目の測定開