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7月7日にnb197 へバージョンアップしました

 デザイン画面で編集中に表示が変わったのに気が付いたので、リリースノートを確認したところ、nb197 へバージョンアップしていた。
 パレットの折り畳みは便利になったが、タブレット表示がなくなったのは不便になった。メンバーがAppinventorてーむに合流した(?)Kodularの機能が追加されるかと期待していたが、それもなかった。 
 相変わらず、あっさりとした案内でした。


バージョンアップの内容

Changes between nb196 and nb197 (July 7, 2024)

This is a component release which includes bugfixes and improvements. It includes a new Android MIT AI2 Companion versions 2.71 (from Google Play) and 2.71u (directly downloaded from MIT App Inventor).


Features:

  1. New user interface. Go to Settings > User Interface Settings > Neo to try it out

  2. ChatBot component adds a new block, ConverseWithImage to ask questions about images (API key needs payment for gpt-4)

  3. Palette categories can be independently expanded/collapsed

  4. The main body of MIT App Inventor now loads via the CloudFlare content delivery network. This should result in faster startup of MIT App Inventor.

    • Note: Sites with restrictive firewalls will need to unblock access to https://.appinv.net (where the “” means any site name). This domain (appinv.net) is used exclusively to distribute the code of MIT App Inventor. Different host names are used for different versions.

  5. You can now set the “Origin” of Image Sprites. The origin is used to calculate when a Sprite is involved in a collision as well as the point it rotates around.

これは、バグ修正と改善を含むコンポーネントリリースです。新しい Android MIT AI2 Companion バージョン 2.71(Google Play から)と 2.71u(MIT App Inventor から直接ダウンロード)が含まれています。

特徴

  1. 新しいユーザーインターフェース。
    設定>ユーザーインターフェース設定>Neoでお試しください。

  2. ChatBotコンポーネントに新しいブロックConverseWithImageが追加され、画像に関する質問ができるようになりました。

  3. パレットのカテゴリを個別に展開/折りたたみ可能に

  4. MIT App Inventor本体がCloudFlareコンテンツデリバリーネットワーク経由でロードされるようになりました。これにより、MIT App Inventorの起動が速くなります。
    注意: ファイアウォールが制限されているサイトでは、https://.appinv.net (「」は任意のサイト名を意味します) へのアクセスをブロック解除する必要があります。このドメイン(appinv.net)は、MIT App Inventorのコードを配布するためだけに使用されます。バージョンによって異なるホスト名が使用されています。

  5. イメージスプライトのOriginを設定できるようになりました。原点は、スプライトが衝突に巻き込まれたときや、スプライトが回転するポイントを計算するために使用されます。

1.新しいユーザーインターフェース

 下記の図1が新しいユーザーインターフェース。全体にグラフィカルになりました。図2のように、Setting(設定)から従来の表示への切り替えも可能です。
 なお、ブロック編集画面はグラフィカルになりましたが、機能的な変更はされてないようです。

図1:新しいインターフェース画面
図2:従来画面に変更が可能

 残念な変更が

  従来は編集画面に表示しきれないコンポーネントがあった場合、タブレットなどに変更することで全体を表示することができたのだが、切替えの表示がなくなってしまった。(実はこれができなくなってバージョンアップに気が付いた次第。トホホ)

図2:編集画面のスマホのサイズが変更できなくなってしまった。


2.ChatBotコンポーネントに新しいブロックConverseWithImageが追加

 こちらは、使ったことが無いのでコメントできない。


3.パレットのカテゴリを個別に展開/折りたたみ可能に

 図3のように、パレットのグループの展開/折り畳みが個別でできるようになった。これは便利。

図3:レイアウトとアニメーションが同時に展開できた状態


4.ネットワークの変更で起動が速くなった

 実感はしていない。起動時の速度を気にしたことは無いのでよくわかりません。


5.イメージスプライトのOriginを設定できるようになった

 本格的に使ったことが無いので、評価できず。イメージスプライトの原点を自由に設定できるようになった、と言うことかな。


※コンパニオンもバージョンアップ

 私のスマホでは、すでに上がっていた。