船内記録簿

船員の皆様は書いていると思われる船内記録簿。ウチの会社も近年導入し始め、運輸局から書式をダウンロードして書いております。

基本的にプリントアウトして手書きで書いていくのですが、地味な計算が含まれているので何かと面倒かと思います。これをPCで、EXCELで行えたら!と思い関数を調べました。結構いろんな手順を踏んで関数を探してきて、頭の中では

『ピンポイントで船内記録簿の関数を紹介しているBLOG等があれば、どれほど楽か...』

と思ったものでした。今でもそういうBLOGは無いと思うので、いっそそれをnoteで紹介してしまおうと思いました。単刀直入にいうと、下記のファイルが労働内容を打ち込めば労働時間やらを勝手にEXCELが計算してくれるものになります。

一応関数を説明しておきますと、

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AXの総労働時間数の関数が(=COUNT(B11:AW11)/2)になります。=count関数で(:)範囲のに打ち込まれたセルの数を数えます。船内記録簿は0.5時間単位ゆえ、それを(/2)で割ってやると総労働時間数が出てきます。

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次にAYの時間外労働時間数です。これは8時間を超えた労働時間を書くもので、関数でいうと(=MAX(AX11-8,0))になります。MAX関数で労働時間の最大値を表し、そこから8時間を引くことにより、8時間を超えた労働時間数が出てきます。ただAX11から引いてやるだけだとマイナスも表示されてしまうので、MAX関数が必要になってきます。

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補償休日労働時間数は個人的に書いたことがないので飛ばすとしまして、休日はOかホを打ち込みます。安全臨時労働・緊急作業等の時間数も割愛させてもらいまして、BC休息時間数の関数が(=24-AX11)になります。これは1日24時間からAX総労働時間数を引くと出てきます。

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最後に休息時間(分割の場合、長い方の時間数)です。これが一番大変でした。関数でいうと(=MAX(FREQUENCY(COLUMN(B11:AW11),(B11:AW11<>"")*COLUMN(B11:AW11))-1)/2)になります。これは似た質問バコを見つけて丸々盗んできたので説明できませんm(_ _)m

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あとはおなじみの、選んだ緑色のセルの右下をクリックして31日まで引き伸ばすと完成です。

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その際枠線の書式が変わってしまうことがあるので、出てきた十字架をクリックし、書式なしコピーを選んでおいた方が良いです。

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例として打ち込むとこんな感じです。

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