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【医療機器の歴史】驚愕!!血圧の発見

18世紀のイギリスでヘールズという牧師が、血圧計を作った。血圧計といっても血圧を測るのを試みた程度というイメージだ。
ヘールズは牧師でありながら、何事にも興味を持っていたのであろう1727年に「植物静力学」という著書のなかで、植物が水分を吸い上げることに興味をもち、それが蒸散につながることをあきらかにした。樹木はどうして水分を吸引するのか、その吸引力はどのくらいなのかということに疑問をもった。

その後、ヘールズは心臓が血を送り出す力にも興味を持った。実験のため目をつけられた馬は悲劇というしかない。縄で足を縛り上げられたうえ、頸動脈に直接ガラス管を挿入させられた。その先にガチョウの腸管が接続され、さらに長いガラス管へとつながれた。世界初の血圧計は、血管に直接接続したガラス管であった。その測定結果は、血液が一気にガラス管内を駆け上がり、2.8mにも達した、という記録が残されている。


現代医療は、多くの犠牲の上になりたっている。われわれ人間は、感謝の気持ちを持って生きないといけない。
 
『参考資料』
http://www.aurora-net.or.jp/life/heart/shinpo/70/index.html
血圧測定の歴史 佐藤裕 著
医療機器の歴史 久保田博南 著
 

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