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砂漠化を防ぐ

世界の土壌は酸性、アルカリ性、中性の3つに大きく分けられ、それぞれ3分の1ずつ分布している。日本は酸性土壌の割合が高い一方、中東や米欧の一部といった乾燥地はアルカリ性の地帯が多い。アルカリ性の土壌は植物が土の中にある鉄分を吸収できず、生育しづらい課題がある。

この課題に挑戦しているのが、日本の金属メーカーだ。鍛造品を作る時にでる副産物を再利用し、砂漠のようなアルカリ性の土壌でも作物が育つ次世代肥料を2027年度にも商品化する。土の中にある鉄分を溶かして植物の根に吸収させ、光合成を促す「プロリンデオキシムギネ酸(PDMA)」と呼ぶ物質を開発した。



『参考資料』
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD064RM0W3A300C2000000/

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