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仕事で気持ちが動いたエピソードを持ち寄るとどうなるか?

こんにちは。手放す経営ラボ編集長のアヤコです。

オンラインコミュニティですごい挑戦シリーズ3回目が始まりました。

我々は、会社組織とコミュニティーを融合させながら、一つの組織として進化することに決めました。その方法は、経営を進化させる実践書DXOテキストに沿って進行しています。

DXOの進行表はこちら▼

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前回は、phase1「言葉」を生み出す のうちDay2「言葉」の素材(宿題)まで進んでいました。


「言葉」の素材とは、メンバーがチームに関わる中で、心が動いたエピソードのことです。嬉しい、楽しい、怒り、悲しいなんでもOK。

エピソードを発表する

【進め方】

持ち寄ったエピソードを一人が語る→参加メンバー全員が「感想」と、「あなたはこんなことを大事にしているんですね」をフィードバック。→フードバックを受けた本人が感想を話す。

これを全メンバー繰り返します。

・・・

そうですね。

これが始まる前の私の気持ちを正直に言うと・・・

エピソードを聞き続けるの辛そう。何時間かかるの?とか、うまいことフィードバックできるんだろうか?とか、割とネガティブ感情が強かった気がします。

そんな気持ちを抱えながらも、とりあえずスタートです!!

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私の表情・・・


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フィルターを駆使してもなお、ネガティブ感情が漏れ出ちゃってますね・・・

ところが、スタートして一人一人のエピソードを聞くにつけ、どんどんその世界に入っていく自分がいました。

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なんのこっちゃ!楽しそうやないかい。

緊張や不安、渦巻くネガティブ感情はこの笑顔と共に去っていきました。

最後なんて、おじさんメンバーがみんなのフィードバックを受けて泣くもんだから、こっちまでもらい泣きするやないですか。


自分の感情が強く動いたってことは、そこになんらか自分のこだわりや、大切にしている想いがあったってこと。

そのエピソードを思い出して、そんな自分を語る。

ネガティブ感情もポジティブ感情も誰も否定せずに受け止めてくれる安心感の中で。

そして、それを聞いてくれたメンバーが受容した上で、フィードバックをくれて、さらに新しい自分に出会える。いや、本当の自分とまた出会えた。

そんな感覚を手にすることができました。

あ〜、私ってこんなことを大事にして生きているんだね。それぞれがそんなあったかい感情をお土産にこの日のワークショップが終了ました。

これは、お世辞抜きに全員が「やってよかった」と思えるワークショップだったと思います!!!


私、新卒で入社して10年働いた会社があるのですが、10年間働く中で、チームメンバーの価値観、大事にしている想い、何か感情が動いたその裏にあったものについてじっくりと語り合ったこと・・・・

ありません。

日頃の関わりの中で、この人こんな感じかな?とか、こういうタイプだよね。

と勝手に解釈して接していたかもしれません。今振り返って、一緒に仕事をする人がどんな価値観で、想いで仕事しているのか知れていたら・・・

何か違っていたのかな?なんてちょっとセンチメンタルになったり。

長く働いていても、会社内でこういったことをやっている会社って多くはないんじゃないかな〜。

本人を前に面と向かってムカつきましたと言えるか否か

前回「果たして、私は怒りのエピソードを怒りの矛先だった本人を前に語れるのか!?」という匂わせで終わったわけですが・・・

答えは、はい。ちゃんと面と向かって言いました。

「全肯定、全部受容してもらえる」この場における安心感はすごかったです。ファシリテーター乾氏のなんともやわらか〜い関西弁のおかげでしょうか?もちろんファシリテーターの力量もあると思いますが、とにかく全員が肯定する。受容する。聞いてもらえる。

そんな「場」を全員で作り上げていたから、なんの躊躇もなく言えましたね〜

そして、怒りの感情が爆発した当時を振り返って、自分自身も当時の自分を受け入れることができました。

そうだったんだね。私は、ココを大事にしてたから、それを蔑ろにされたと捉えて怒ってしまったんだね。

ワークショップの中では、なぜか怒りの矛先だった相手に対して再度物申す!ということにはならず、当時の自分を自分自身が受け入れた。矛先は自分に向いたんですよね。

宿題としてエピソードを思い出してた時にはまた怒りがフツフツとわきおこっていたのですが。笑


あ〜、不思議な体験をしました。


さて。こんな不思議体験を全員が共有し、それぞれの大事にしていることがキーワードとして浮かび上がってきました。

次回は、そのキーワードを素材に言葉に整えていきます。












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